気がつけば天空の住人 -2ページ目

気がつけば天空の住人

東京都西多摩郡檜原村、標高650mに建つ天空の家「晨隆庵」での暮らしを綴ります。住民票も移して、週末田舎暮らしは卒業!「気がつけば天空の住人」改め「気がつけば天空の住人」となりました。

油断していたら、まさかの積雪です。

15cm位でしょうか?

 

生協の方より、「すみません。今日は(坂を)上がれそうになくって…。」と連絡がありました。

こんなこともあるので、頼むのはいつも冷凍品か常温の品。

来週までそのまま保存しておいてもらうように頼みました。

 

 

さて、1月20日〜22日に一泊二日で参加した藤野町での背負いカゴ作り教室。

「めかご作り」コースを選んだ方は、二日間の日程で皆さん仕上げる事が出来ました。

私の選んだのは、もう一つの「背負いカゴ作り」コース。

最初から「二日間では仕上がらないので、後日また講師の先生に教わりに行く」必要があることは聞いておりました。

 

まず六ツ目編みで底を編んで、その後側面を立ち上げる。

そこまでは先生に教わっていました。

しかし限られた時間内には自分の力では進めず、殆ど先生にやってもらう形で家に持ち帰りました。

 

 

次回また先生に教わりに行くまでに、もう少し作業を進めておかねばなりません。

手元にあったクラフトテープで作る六ツ目編みのカゴの説明を参考にしたり、You Tubeの動画を見たりして、何度もやり直しながら少しずつ形が整って来ました。

 

竹ヒゴは先生が用意して下さったものです。

余分に持たせてもらった竹ヒゴは、側面下部の六ツ目の編み目の間に差して行きます。

中に入れた物がこぼれないように、また補強もかねての事だと思われます。

こうして、何とかやっと次の工程を教わる準備ができました。

 

 

そして3月3日、「背負いカゴ作り補講」に行って来ました。

前回は自宅から藤野町まで行くのに、何時間もかかってしまいました。

ですので、今回は前夜に八王子の息子宅に泊まって朝早い電車で出掛け、

藤野駅まで何と30分位で到着しました。

 

 

到着してからですが、何せ時間内(朝9時〜5時頃)に終わらせたい一心で、写真を撮るのをすっかり忘れてしまいました。

講師の先生と主催者の皆さんのご好意で開講された「背負いカゴ作り補講」。

あいにく参加を予定されていた方々が数人出られなくなったため、私を含めて2人が先生に教わるという贅沢な時間を過ごさせて頂きました。

 

殆どマンツーマン状態で寸暇を惜しんで教えて頂いたのですが、結局この一日で仕上げる事は出来ませんでした。

何とかもう一度藤野に足を運ばなくても済むようにと、残りの工程を教えてくださり、必要な材料は加工して持たせて下さいました。

 

何としても早く背負いカゴを完成させ、講師の先生や主催者の皆様のお気持ちに応えねばと改めて心で誓った次第であります。

 

翌日は疲れがかなり残っていてカゴに手をつける気持ちになれず、「早く仕上げねば」という思いをよそに結局2週間程ズルズルそのままにしてしまっておりました。

 

しかし「次に八王子に買い出しに行く時は、これを背負って行きたい!」という気持ちが湧いて来て、やっと重い腰を持ち上げる事が出来ました。

まずは、底の六ツ目の編み目の間に差し込む竹ヒゴを自分で作らねばなりません。

 

 

真竹を割って、また割って、それを薄く剥ぎました。

そして、幅も厚さも違う「竹ヒゴもどき」を作って底の編み目の中に差し込みました。

よく見りゃ酷さが分かるけど、まぁ底なので誰も気がつきゃあしません!(笑)

 

 

殆ど全部の竹ヒゴや力竹は、講師の先生が用意して下さいました。

実際限られた時間内では、全部初心者の私が作り上げられるはずがありません。

でもせっかく作るのだから、少しでも自分で出来る部分はやってみたいと思いました。

 

そこで市販でも手に入れられるのだけれど、背負い紐は自作してみることにしました。

PCで調べてみると、どうも布わらじ作りのやり方を応用すればよさそうだと分かりました。

PC画面を見ながら、家にあったビニールひもと手ぬぐいで試作してみました。

何とかなりそうです!

 

 

使用する布地は、これ。

昨年の夏にインド綿でモンペを縫った時の残りの布と、我が屋 晨隆庵の前の持ち主のFさんが置いて行ってくれた座布団カバーの布です。

 

 

芯にはamazonで買った麻縄を使います。

布は6cm幅位に長く切りました。

 

 

座布団カバーの布がしっかりし過ぎていて、ちょっとズッシリ感のある背負い紐になりました。

麻ひもも少し太すぎたので、そのうち又作り直したいなぁと思っています。

 

 

補強に使う竹は、先生がカゴのサイズに合わせて曲げて持たせてくれました。

 

 

元々農作業用にと作られる背負いカゴでしたが、私は食料品等の買い出し用に使うつもりです。

きれいな物を入れるのだから、じゃぁ内袋を付けてみようと思い立ちました。

背負い紐にも使った、インド綿の布で作りました。

 

 

内袋はカゴに縫い付けました。

ちょっと袋の方がサイズが大きくなり過ぎて、中でダブついてしまいましたが…no problemです!!

 

 

袋を内側に折り返して使う事も出来ます。

縁にグルグル巻いてるのはPPバンド。

出来たらそのうち自然素材に換えたいけど、まぁそのうちにです。

 

 

結構おおきなカゴになりました。

 

 

背負い紐は、多分使ってるうちに身体のラインに沿って伸びたりして馴染んでくれると思います。

 

 

私に代わって背負ってくれているのは、スタン(洋裁用人台)さんです。40年以上前に、20才の頃の私のサイズに合わせて作ってもらったスタン。

ウエストと言い、ヒップと言い、こんなにスリム(ガリガリ)でした…。

 

 

まだ固定してない背負い紐の長さは、使いながら決めていきたいです。

 

 

手作りのこの背負いカゴで、堂々と八王子の街を闊歩してみたいものです!

 

しかし、この姿でに買い出しに行って…街で浮いてしまいそうな気もして来ました。(笑)

 

 

夕方になっても止まない、季節外れの雪。

向かいの山々は全く見えず、窓の外は真っ白です。

 

 

フクちゃん母さん。

小屋の中でつまらないだろうけど、優しげな表情はいつも通りです。

 

 

サブ少年は、角もしっかりしてきてヒゲも伸びて来ました。

キリッと澄ました表情ですが、角の先には痒くて掻いた時についた毛が絡み付いています。

 

 

もう少し、もう少しで本番の春です。

ちょっとずつ若草も芽生えて来ているので、お楽しみはすぐそこにやって来ています。

 

 

 

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2月も今日でおしまい。

朝窓を開けると、確かな春の匂いを感じます。

 

 

「竹カゴ作りで里山を活かそう(アーティストの町 藤野)に行って来ました!(1)」をUPしてから、既に一ヶ月以上が経過。

ブログの更新、放りっぱなしにも程がありますね。

 

 

2018年1月20,21日竹カゴ作りで里山を活かそう(体験モニター募集)

「モニターツアーのため、アンケートにお答えいただくことで、食事代を除く宿泊費を負担させていただきます。」という特典付きのイベントしたので、一日目の夜は地元の旅館「陣渓園」にて宿泊させてもらいました。

 他の参加者の皆さんと夕食を食べながら、かなり長い時間語り合い交流を深めました。

 

 

「藤野里山交流協議会」の主催で行われた今回のイベント。

翌日午前中は、関野の森の散策・簡単な森林作業等が行われました。

 

 

作業の後は、藤野町の地元の方のお宅でお昼ご飯を戴きました。

これは、ご主人が雑穀入りのおこわを炊いている所。

 

 

ホカホカのおこわが炊きあがりました。

 

 

こだわりの食材を使った心づくしの料理が、他にも沢一杯並べられました。

 

 

午後からは、昨日の続きでカゴ編みをする予定でしたが…。

「もう、カゴは編まなくてもいいかも…」

という冗談が飛び出す程、皆お腹いっぱいで大満足(笑)。

 

残ったおこわは、皆にお土産として持たせて下さいました。

本当に本当に、美味しいお昼ご飯有り難うございました!

 

 

せっかく藤野町まで行って「もう、カゴは編まなくてもいいかも…」という訳にはいかないので、午後からは真面目に昨日の続きのカゴ編みに取り組みました。

 

竹ヒゴはすぐ乾燥して硬くなってしまうので、霧吹きで水を吹き付けながら作業を進めます。

机の上は水浸しですが、乾燥したままでは薄い竹ヒゴはすぐ折れてしまいます。

 

 

大幅に講師の先生の手を借りて、やっと底部分が完成。

側面を立ち上げる前に、(仮の)力竹を入れます。(これは後で抜くみたいです)

 

 

立ち上げた側面の編み目に、ヒゴを入れて行きます。

ここまでで、2日間のカゴ編み教室の時間が終了。

残りの作業は、後日藤野町で月一回行われているカゴ編み教室で教わる事になっています。

 

 

前日檜原村の我家から長〜い時間をかけて藤野町まで来た私ですが、帰りは日曜で仕事が休みの旦那さんに車で迎えに来てもらいました。

車だとほぼ直線距離なので、一時間ちょっとで我家に到着しました。

 

さて、次に藤野町に教わりに行くまでに、もう少し作業を進めておかねばなりません。

 

 

そもそも基本の六ツ目編みが殆ど分かっておらず、半分以上講師の先生にやってもらった状態だった私。

じっくり六ツ目編みを理解する為に、クラフトテープで編み方を復習してみました。

 

情けない事に、結局六ツ目編みは最後まで完全には習得出来ていません…。

トロい私は多分、あと10回くらいはやってみないとダメかも(泣)。

 

 

何だかんだで、取り敢えずこのあたりまでは出来ました。

これから先は、一度か二度藤野町に通って教わりたいと思います。

 

 

さて、私は誰でしょう?

 

答えは、かあさんヤギのフクちゃん。

左のグレーの毛は、息子のサブちゃんのボディでした。

 

 

 

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1月20日(土)〜21日(日)泊まりがけでの竹カゴ作りイベントに行って来ました!

先日は三重県菰野町での竹合宿に出掛けたのに、「またか?」と思われるかもしれません。

行って来ました、三重での竹合宿!(1)

行って来ました、三重での竹合宿!(2)

でも、今度は近場の関東でのイベント。

おまけに、アンケートに答えたら旅館での一泊の宿泊料(食事代を除く)が補助してもらえるとのこと。

これは行くしかない!とばかりに、参加申し込みをしてしまいました。

竹カゴ作りで里山を活かそう(体験モニター募集)

 

 

藤野町という所は、今まで知りませんでした。

調べてみたらこの檜原村からそれほど遠くない事が分かり、すっかり近場でのイベントだと思い込んでおりました。

 

しかしっ!

現実としては、藤野駅での集合時間13時より4時間も前に我家を出発するという事態となりました。

…と言うのは、車で行くと↓所要時間は1時間くらいなのですが、

 

 

車を使わないと、超大回りになってしまうのでした!

バス停まで山を徒歩で降りるのに、ほぼ1時間。

バスで武蔵五日市駅へ→電車で拝島駅→八王子駅→高尾駅→藤野駅

13時の集合だったので、藤野駅近くでお昼ご飯を食べる時間を加えると、どうしても4時間前の出発になってしまいました…。

 

 

膝を少し痛めているので、杖2本をついて気をつけて山道を降ります。

杖は、バス停手前の道の脇に目立たぬように置いて来ました。

100均の杖なので、まあ無くなってもしょうがないかという感じです。

(100均でも結構丈夫で、既に使い倒しているので充分元をとっています。)

 

帰りは日曜日なので、仕事が休みの旦那さんに車で迎えに来てもらいました。

 

 

ちょっとした旅行に行くようなトキメキともに、遂に藤野駅に到着。

山の中の巨大ラブレターのオブジェが、駅のホームから見えました。

以前中央高速を通った時に「何だろう?」と不思議に思った光景でした。

 

さすが、芸術に力を入れている藤野町です。

◎藤野芸術の家

◎アーティストが続々移住する町・藤野のユニークなカフェ3選!

 

 

昼食をとって、少し駅周辺を散策。

見事な竹の生け垣です。

 

 

独自の雰囲気を醸し出しているシーゲル堂。

ホームページで調べると「山里の芸術家たちが力を合わせて作った不思議な店」とありました。

http://www1.ttcn.ne.jp/makime/sigeru.html

 

 

会場となった「藤野サンヒルズ」。

かつてリゾートホテル「サンヒルズ相模湖」があった場所ですが、火事で焼失した後、暫くは廃墟のようになって心霊スポットとして有名になってしまっていたとか。

 

地下駐車場のみが残っており、そこが今は若手芸術家の創作拠点となっているとか。

写真を撮り忘れたので、「タウンニュース さがみはら緑区版」さんのものをお借りしました。

「小渕廃墟ホテル 若手芸術家の創作拠点へ」 https://www.townnews.co.jp/0303/i/2015/09/25/300565.html

 

 

 

今回私は、背負いカゴ作りに挑戦しました。

その様子は、後にUPする「竹カゴ作りで里山を活かそう(アーティストの町 藤野)に行って来ました!(2)」にてご報告したいと思います。

 

 

日曜日に我家に戻った次の日、ご存知の通り東京は(一応ここも東京都です…)大雪になりました。

露天風呂も、雪をかぶってこの通り。

 

 

蛇口からは、ツララも下がっています。

 

 

ヤギ小屋周りも、雪・雪・雪!!

 

 

我が晨隆庵のアイドル、フクちゃん母さんとサブ青年は、雨や雪で濡れるのが大の苦手。

ヤギ小屋でおとなしく過ごしております。

 

 

お昼近くなって気温も上がり、だんだん雪も溶けて来ました。

明日の山道の凍結具合が心配です。

 

 

生協の荷物を受け取りに行った日の帰り。

無人の我家に近づくと、フクちゃんが尻尾フリフリで出迎えてくれます。

 

結構うれしいもんです。

 

 

 

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