油断していたら、まさかの積雪です。
15cm位でしょうか?
生協の方より、「すみません。今日は(坂を)上がれそうになくって…。」と連絡がありました。
こんなこともあるので、頼むのはいつも冷凍品か常温の品。
来週までそのまま保存しておいてもらうように頼みました。
さて、1月20日〜22日に一泊二日で参加した藤野町での背負いカゴ作り教室。
「めかご作り」コースを選んだ方は、二日間の日程で皆さん仕上げる事が出来ました。
私の選んだのは、もう一つの「背負いカゴ作り」コース。
最初から「二日間では仕上がらないので、後日また講師の先生に教わりに行く」必要があることは聞いておりました。
まず六ツ目編みで底を編んで、その後側面を立ち上げる。
そこまでは先生に教わっていました。
しかし限られた時間内には自分の力では進めず、殆ど先生にやってもらう形で家に持ち帰りました。
次回また先生に教わりに行くまでに、もう少し作業を進めておかねばなりません。
手元にあったクラフトテープで作る六ツ目編みのカゴの説明を参考にしたり、You Tubeの動画を見たりして、何度もやり直しながら少しずつ形が整って来ました。
竹ヒゴは先生が用意して下さったものです。
余分に持たせてもらった竹ヒゴは、側面下部の六ツ目の編み目の間に差して行きます。
中に入れた物がこぼれないように、また補強もかねての事だと思われます。
こうして、何とかやっと次の工程を教わる準備ができました。
そして3月3日、「背負いカゴ作り補講」に行って来ました。
前回は自宅から藤野町まで行くのに、何時間もかかってしまいました。
ですので、今回は前夜に八王子の息子宅に泊まって朝早い電車で出掛け、
藤野駅まで何と30分位で到着しました。
到着してからですが、何せ時間内(朝9時〜5時頃)に終わらせたい一心で、写真を撮るのをすっかり忘れてしまいました。
講師の先生と主催者の皆さんのご好意で開講された「背負いカゴ作り補講」。
あいにく参加を予定されていた方々が数人出られなくなったため、私を含めて2人が先生に教わるという贅沢な時間を過ごさせて頂きました。
殆どマンツーマン状態で寸暇を惜しんで教えて頂いたのですが、結局この一日で仕上げる事は出来ませんでした。
何とかもう一度藤野に足を運ばなくても済むようにと、残りの工程を教えてくださり、必要な材料は加工して持たせて下さいました。
何としても早く背負いカゴを完成させ、講師の先生や主催者の皆様のお気持ちに応えねばと改めて心で誓った次第であります。
翌日は疲れがかなり残っていてカゴに手をつける気持ちになれず、「早く仕上げねば」という思いをよそに結局2週間程ズルズルそのままにしてしまっておりました。
しかし「次に八王子に買い出しに行く時は、これを背負って行きたい!」という気持ちが湧いて来て、やっと重い腰を持ち上げる事が出来ました。
まずは、底の六ツ目の編み目の間に差し込む竹ヒゴを自分で作らねばなりません。
真竹を割って、また割って、それを薄く剥ぎました。
そして、幅も厚さも違う「竹ヒゴもどき」を作って底の編み目の中に差し込みました。
よく見りゃ酷さが分かるけど、まぁ底なので誰も気がつきゃあしません!(笑)
殆ど全部の竹ヒゴや力竹は、講師の先生が用意して下さいました。
実際限られた時間内では、全部初心者の私が作り上げられるはずがありません。
でもせっかく作るのだから、少しでも自分で出来る部分はやってみたいと思いました。
そこで市販でも手に入れられるのだけれど、背負い紐は自作してみることにしました。
PCで調べてみると、どうも布わらじ作りのやり方を応用すればよさそうだと分かりました。
PC画面を見ながら、家にあったビニールひもと手ぬぐいで試作してみました。
何とかなりそうです!
使用する布地は、これ。
昨年の夏にインド綿でモンペを縫った時の残りの布と、我が屋 晨隆庵の前の持ち主のFさんが置いて行ってくれた座布団カバーの布です。
芯にはamazonで買った麻縄を使います。
布は6cm幅位に長く切りました。
座布団カバーの布がしっかりし過ぎていて、ちょっとズッシリ感のある背負い紐になりました。
麻ひもも少し太すぎたので、そのうち又作り直したいなぁと思っています。
補強に使う竹は、先生がカゴのサイズに合わせて曲げて持たせてくれました。
元々農作業用にと作られる背負いカゴでしたが、私は食料品等の買い出し用に使うつもりです。
きれいな物を入れるのだから、じゃぁ内袋を付けてみようと思い立ちました。
背負い紐にも使った、インド綿の布で作りました。
内袋はカゴに縫い付けました。
ちょっと袋の方がサイズが大きくなり過ぎて、中でダブついてしまいましたが…no problemです!!
袋を内側に折り返して使う事も出来ます。
縁にグルグル巻いてるのはPPバンド。
出来たらそのうち自然素材に換えたいけど、まぁそのうちにです。
結構おおきなカゴになりました。
背負い紐は、多分使ってるうちに身体のラインに沿って伸びたりして馴染んでくれると思います。
私に代わって背負ってくれているのは、スタン(洋裁用人台)さんです。40年以上前に、20才の頃の私のサイズに合わせて作ってもらったスタン。
ウエストと言い、ヒップと言い、こんなにスリム(ガリガリ)でした…。
まだ固定してない背負い紐の長さは、使いながら決めていきたいです。
手作りのこの背負いカゴで、堂々と八王子の街を闊歩してみたいものです!
しかし、この姿でに買い出しに行って…街で浮いてしまいそうな気もして来ました。(笑)
夕方になっても止まない、季節外れの雪。
向かいの山々は全く見えず、窓の外は真っ白です。
フクちゃん母さん。
小屋の中でつまらないだろうけど、優しげな表情はいつも通りです。
サブ少年は、角もしっかりしてきてヒゲも伸びて来ました。
キリッと澄ました表情ですが、角の先には痒くて掻いた時についた毛が絡み付いています。
もう少し、もう少しで本番の春です。
ちょっとずつ若草も芽生えて来ているので、お楽しみはすぐそこにやって来ています。
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