ドラゴンボート アジア大会への道 -38ページ目

磯風監督 マジ回顧②

こんにちは!

日々、本当に沢山のアクセスありがとうございます。息切れしないように頑張ります。

さて、マジ回顧①を読んで頂ければわかるのですが、「勝つチーム?」「楽しいチーム?」この話題はスポーツチームに身を置く人の全てが、恐らく、必ず議論するであろう難題だと思います。

磯風もご多分に洩れず、その議論はしてきました。磯風が無敵艦隊と評されるようになって3年が経ちます。しかし、たかだか3年です。5年程前には「磯風はスタートは速いけど、道中(距離の中盤)は馬鹿みたいに遅い」とか「ドラゴンでは決勝に進めても所詮、相生では遅いしね」など散々なものでした。

では何故?そんな磯風が国内無敵と呼ばれるまでに「成り上がってきたか?」これには色んな要因が考えられます。明らかなキーワードが3つあります。「変化」と「進化」と「普通」です。

まず、その「変化」という点ですが、2006年の日本選手権で予想を遥かに下回る準決勝敗退という悲惨な結果に終わりました。選手の中には涙を流す者もいました。「悔しい!来年こそは!」「もっと練習をするべきだった!」などいつもの反省会がありました。この「いつもの」がポイントです。「いつもの慣れ合いと慰めあい」の反省会です。そして最後はいつものように「来年に向けてみんなで頑張ろうな!」と反省会が終わりました。

しかし、この年は次年度に向けてキャプテンを決める時間となりました。当然、その年のNキャプテン(チーム内ではベテランの虎)は、次年度のリベンジを期して継続したチームの方向性を唱えました。いつもなら、ここでスンナリ決定するところですが、この年は異論がメンバーから出ました。「本気で勝ちたいのか?」「口先だけに終わっていないか?」と反省会は、一波乱の様相です。実は私もその首謀者の一人でもありました。「慣れ」や「甘え」や「口先だけ」この3悪がチーム内に蔓延している空気を感じていたからです。色んな意見が噴出しました。内容は控えさせて頂いて・・・。

でも、私の中ではっきりしていた事があります。

① 現状の磯風では地元の相生でも勝てないし、当然日本一にもなれない

② ウンチクは後回しにして「勝ち」に拘ってから「和」を考える事

③ どうせ「勝つ」なら「夢」を持って「勝つ」

この3点は、はっきりとしていたのです。「楽しいチーム作り???」その答えは、ただ「その時だけ楽しい」なら、磯風に所属しなくても幾らでもあると思いました・・・・。

今日はここまで!!! 「変化」のキーワードは人の「変化」と環境の「変化」という2つでした。

次は新キャプテンのMキャプテンの誕生と「進化」と「普通」です・・・。

文句を言うなら「実行してから!」文句を言いたいなら「実行してから!」と言った具合なので当然「不協和音」も水面下ではフツフツと・・・・。「進化」を遂げるまでの苦悩の日々・・・。

この続きは、次回へ・・・。

長文にお付き合い頂きありがとうございました。


今日の写真は、撮れたてホヤホヤの 祝 アジア大会 出場 垂れ幕&横断幕です。

いろんな人達の働きかけがあっての垂れ幕であり、横断幕です。


これを機会に! 私たちは、どんな事ででも


日々!!!頑張ってる人には!!!無条件でエールを送れるでっかい人間になる!!!


人のあげ足をとったり!!! 妬んだり!!! 羨むような小さな人間にはなりたくない!!!


そうしないと働きかけくれた皆さんに申し訳ないよね!!!


相生駅前 横断幕
ドラゴンボート アジア大会への道-相生駅前 横断幕



相生市民体育館 垂れ幕
ドラゴンボート アジア大会への道-相生市民体育館 垂れ幕




男気塾 地獄編 開催中


今週より男気塾 地獄編 開催中。
毎晩磯風のメンバーは暗闇の中をひたすら走り込み
いかに自分を追い込み、限界を超えれるかをテーマに挑んでいます。
少しの愚痴はありつつも、決して折れない、やると決めた事は必ずやり通す。
これは磯風の暗黙の掟であり、信頼できるメンバー達だからこそやっていける事であると思います。
今日で三日目。地獄編はまだまだ続きます。


ドラゴンボート アジア大会への道-1




ドラゴンボート アジア大会への道-3




ドラゴンボート アジア大会への道-2




ドラゴンボート アジア大会への道-4


男気塾 地獄編 開講

 土をならし、肥料を蓄えて男気塾が更なるレベルアップを目指して開講されました。

アジアオリンピックまで88日という節目の日から10日間の目的で開講される予定です。

この男気塾は黄鬼と化した塾長が「通常ではあり得ない事」を「閃いたメニュー」(メンバーは皆、監督の意地悪な思い付きと言います)を元に実行されます。ただ、この男気塾は、激し過ぎて心臓の弱い人やM系の人には禁です・・・・・。

因みに今シーズンは2度開講しました。一度目は「CHENGE!GO!!」と命名された男気塾はのっけから意識を失いかける者や、怒声や罵声が飛び交う中で終講しました。2度目は「地獄ダッシュ」と命名され、ゴールの瞬間に吐く者もあり、修羅場と化した男気塾でした。目的は「ブレない」精神力を養う事です。具体的には以下に磯風方式をオープンにします!


内容はまず

1)全長300M程のアップダウンが2段ある坂を全力で登ります(通称 ダラダラ坂)

 所要時間を1分前後に設定(250Mレースに想定)

 上記を終えて5分程度のインターバルを開けて連続して以下に移ります。

2)全長600M程の滑らかな勾配のある坂を全力で登ります(通称 墓ダッシュ)

 所要時間は2分前後に設定(500Mレースに想定)


留意事項

 ※2人一組が原則(極力、タイムの近い者で競う姿勢を養う事)

 ※最も大切なのは「導入」を決して忘れない事(2セットなので、人はどうしても2つのコースのペース配分を考えす。  

   しかし、ここからが磯風方式です。人はただ意味も無く、走らされると何も残りません。必ずどうゆう意味と意 

   図があるのか?伝えます!これが「導入」です!この「導入」は更に「メンバーに響く導入」でなくてはなりま

   せん。そこがポイントです。「導入」が上手くいけば一つ、一つを男気を越えながらクリアしていきます)磯風

   の現存するメンバーはこの「男気塾」を乗り越えて来たメンバーです。逃げ出すか諦めるのが通常です。

 ※これを全員で実施することが原則(黄鬼塾長も出来る限り帯同します・・・。これが中々、キツいのですが常に

   同じ目線を意識しています。上から眺める目線の監督が率いるチームはたいしたチームにならない!)  


   昨日、早速実施しました!

ダラダラ坂は想定通り、最も速い者で1分前後でした。そして、流石の磯風メンバーです。「自分を限界まで追い込んだ」1本目のダラダラ坂でした。全員倒れこんでのゴールです・・・・。

そして、5分ほどして、墓ダッシュです。10秒間隔で「もう一つ上の男気」を見せる為の坂チャレンジがスタートしました。ほど良い緊張感と不安が交錯しているはずです。全員がしっかり男気をアピールしながらゴールしました。その光景は言葉では表現できません。単的にお伝えするならば、夜脱水状態に陥る状況です。(夜の脱水は一般的にはあまりありません)

 これを10日の間に5セットが義務付けられます。全員仕事と学業が本業ですので午後7時~と午後8時~の2クールです。水槽集合ですので、お暇な方は「来たれ!男気塾へ!」

今日もやりますよ!

高ぶります・・・・。やはり、私は末恐ろしい黄鬼・・・・。