洋室ってどう使う?②
同じ間取りでも家族構成やライフスタイルによって暮らし方は異なりますね。
その中でも大きな違いが出るのは、洋室の使い方ではないでしょうか。
今回は、シチュエーション別で洋室の使い方を検討してみたいと思います。
◆MBR(マスターベッドルーム)は誰の部屋にする?
マンションによっては間取図に、MBRと書かれている部屋があります。
鍵付きになっていることもあり、一般的にはその住戸内で一番広い洋室を指しています。
MBRは、夫婦の主寝室となることが多いのですが、その場合にまず考えなければいけないのは、ベッドのサイズです。
ダブルベッドにするのか、シングルベッドを2台置くのか、
ドレッサーやデスク、ミニテーブルは必要か・・・といったところでしょうか。
この部屋が長方形の場合、ベッドを長手(ながて)もしくは、短手方向(みじかて)のどちらに配置するかで、寝室の使い勝手が変わってきます。
ベッドを短手方向(みじかてほうこう)に配置する場合には、ベッドと壁の間にできる通路スペースも確保する必要がありますね。ベッドの標準寸法は2m前後で、それプラス通路スペースを50cmと考えると、2m50cmは必要になると覚えておくと便利でしょう。
次に、MBRを子ども部屋とする場合です。
例えば2LDKの間取りで、夫婦と子ども2人で暮らすには、一番広いMBRを子ども部屋にすることも多いのではないでしょうか。![]()
子ども部屋に必要な家具といえば、学習デスク、ベッド、本棚などが思い浮かびます。このような場合は、例えば学習デスクの上部に吊り戸棚や壁面収納をつくり、収納スペースを増やすと空間を有効的に使えますね。
ただ、これらは壁に下地が入っていないと設置できないので、設計変更に間に合うようであれば、
対応してもらえるかを確認してみましょう。
その他、2段ベッドやベッドの下に机を置くような省スペース型の家具を利用するのも良いのではないでしょうか。
クロゼットの収納方法としては、長めの服(コートやワンピースなど)と短めの服(シャツ類など)で分類し、空いたスペースに引出しを置くと、空間を有効的に使えます。
間取りとして人気が高いので、WIC(ウォークインクロゼット)のあるマンションが多くなりました
が、実際に使える収納スペースをチェックしましょう。![]()
場合によっては、クロゼットよりも使い勝手が良くないこともあります。広めのWICですと、お客様用の布団や冬用の毛布、ゴルフのキャディバッグなども保管できるので頼もしいですね。![]()
また、WTC(ウォークスルークロゼット)がある場合は、洋室と洗面室を繋げていることが多いので、洋服以外にタオル類を保管すると便利です。![]()
洗面室や浴室へ行くのにリビングを通る必要が無いので、動線にも無駄がなく、オススメの間取りと言えます。ただ、浴室のドアと洗面室側のWTCのドアを開けっぱなしにしておくと、湿気がクロゼット内にこもってしまうので、注意しましょう。
◆世代別でオススメの洋室の位置って?
高齢者の部屋は、夜中に目が覚めることを考えて、トイレに近い場所にすると安心ですね。車椅子を使用している場合は、室内ドアは開き戸よりも引き戸の方が開閉・通行しやすいので、現在のプランが開き戸の場合は、引き戸に変更が可能かどうかを聞いてみるのも良いでしょう。
次に、子ども部屋の位置ですが、LD(リビングダイニング)を通らずに入れる玄関の横の部屋は避けた方が良いですね。外出する時や帰宅した際に家族とのコミュニケーションが取れるよう、LDを通って入る洋室をオススメします。![]()















