『ワン・セカンド 永遠の24フレーム 』 | “SIN PELÍCULA, NO HAY VIDA”.

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2022/07/09 塚口サンサン劇場

No.0953   2022-039

英題:ONE SECOND
2020年:中国
2022年05月20日公開
上映時間:103分

 

(逃亡者)

(リウ)

(ファン)

 

ストーリー

1969年、文化大革命時代の中国。強制労働所送りになった男(チャン・イー)は、22号という映画本編前のニュースフィルムに娘が1秒だけ映っていることを知り、娘の姿を見たい一心で強制労働所から脱走する。映画館のある村を目指す道中、フィルム缶を盗む子供(リウ・ハオツン)を目撃した男は、娘が映っている22号のフィルムかと思いその子供を捕まえる。身寄りのない子供はリウという名前の少女で、やがて成り行きで小さな村にたどり着いた二人は、村で勃発した騒動を通じて奇妙な絆で結ばれていく。

 

感想

ずっと気になっていた映画ですが、大阪でいつの間にか上映して終わっていたんです。どうしても観たくて、初めて塚口まで観に行きました。50年前の中国のお話ですが、もっと前じゃないかと思わせる内容でした。描かれた街がどこなのかわかりませんが、炎天下で砂漠を移動とかすごくて、実際にどこからどこまで歩いていたのか知りたいです。映画を上映する人は権力者のようですがものすごく上からの人で貧富の差の激しさもよくわかる内容でした。中国映画らしいドタバタなところもありましたが、おもしろかったですね。さすがはチャン・イーモウ監督。新しい女優さんも発掘したようです。そしてたった1秒しか映っていない娘のを観るために必死な父親はカッコよかったです。

 

 

星星星星

 

 

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