食業後継者育成・食業検定「バイオガス発電」 | 社長力検定「後継者育成塾」

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 ヤオコーと西東京リサイクルセンター(NRC)は、
店舗から出る野菜くずや売れ残りの総菜を
バイオガス発電に活用することを発表。
発電時副産物は肥料として、野菜栽培に活用する。
食品リサイクル法に基づき、初めて国の認定された
ので、野菜くずなどを運搬する際に一般廃棄物の
収集運搬業の許可が不要になる。
NRCのプラントでは、廃プラスチックなどの
発酵不適合物を取り除けるために、ヤオコーの店舗
では分別の手間がかからない。生ごみなどを可燃ごみ
として処分していた店舗も食品リサイクルに貢献
できるようになる。
ヤオコーでは、年間600トンの食品廃棄物が発生し
ているが、現在半分程度をリサイクルしている。同社は、
2030年までにリサイクル率100%を目指す。

Q. 「バイオガス発酵」を説明しなさい。
A.バイオガス発酵とは、酸素のない状態(嫌気)で微生物
有機物を分解してエネルギーを得る反応。この反応を行う
微生物はメタン生成細菌と呼ばれ、生成されるガスを
バイオガスと呼ぶ。バイオガスは発電のエネルギー源
となる。湿式・中温発酵が採用されている。この方法
は世界で最も多く採用されており、長期にわたる安定的
な運転が可能。湿式発酵は、原料の含水率を調整した後、
発酵タンクへ投入する方法だ。高含水率の生ごみなどに
適している。温度を維持することで、バイオガスを効率
よく発生させることができる。羽村バイオガス発電所では、
食品残さを利用してバイオガス発電を行っている。
施設の設備能力は、産業廃棄物(動植物性残さ・汚泥・
廃酸・廃アルカリ・廃油)と一般廃棄物(厨芥類等)の
日量80トンで、発電量は約850万kWh/年。
(一般家庭の約1,550世帯分相当)