10年後、君に仕事はあるのか?要約16~18 | 社長力検定「後継者育成塾」

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大いに読書に励み、郷土を愛し、

世界へ羽ばたこう!

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自分自身をレアカード化する技術を磨いてください。
君の情報編集力が武器になります。

どうやって自分自身を希少性のあるレアな存在に持っていくか?

3つのキャリアを5年から10年ずつ経験して、その掛け算で希少性
を獲得し、100万人に1人の存在になりましょう。

100万人に1人はオリンピックのメダリスト級のレアさだし、
同世代でたった1人の存在になるから、「雇われる力」が飛躍的に高まり、
必ず稼げる大人になれます。

ある分野で集中して仕事をして、100人に1人の希少性を確保しましょう。

1つの仕事をマスターするのに、人間は一般的に1万時間かかると言われています。

1万時間取り組めばその仕事をマスターできるから、その分野で100人に1人
くらいの希少性は得られることになります。

たとえば20代の5~10年で三角形の起点となる

1万時間かければ、100人に1人になれます。

続けられる仕事を1万時間続けたら、まずステージ1はクリアです。

3歩目の踏み出しには、この勝負の前までに君が蓄積した情報編集力が
生きてきます。ここにこそ、編集センスが生きてくるのです。
就職において合理的な選択なんて幻想に過ぎないと思います。
「行き当たりばったりで上等だ」というくらいに覚悟で臨んだほうが、
君の希少性を高めるのに貢献するのではないでしょうか?
「覚悟」のほうがよっぽど大事なんです。

収縮する成熟社会のトレンドは、今後10年、15年は変わらないでしょうから、
企業と同様に、個人にもリストラが必要なのです。

「叱られないために仕事をする日本人」を脱して、情報編集力を武器に
自分の希少性に磨きをかけて生きて行きましょう。
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「ラクだったときより、厳しい現実を経験したときのほうが人は成長する」
というのは世の道理です。君だって部活の厳しい練習で鍛えられた経験が
あるかもしれません。

コーチも優しいだけじゃダメで、心はホットだけど厳しいコーチだと
チームも伸びる。

就活も同じ。売り手市場のラクなときより、なかなか内定がもらえない
ような厳しい就職活動を経たほうがもまれて強くなれるんです。

子供のころからスマホを武器にした世代だからAIやセンサーを搭載した
あらゆる種類のロボットとの共生も、君たちがその範を示すことになる
のだと思います。
だからAI×ロボット化によって消滅する仕事の裏側で、新しく生み出される
本当のヒューマンワーク(人間にしかできない仕事)も君たちがそのフロン
ティアを切り開いてくれることでしょう。

オンライン動画で学び始めた世代だから学力のフタコブラクダ化が
進んでいるのです。
アダプティブ・ラーニング(一人ひとりに合わせた教育)を実現する
しかありません。

教育界におけるAI×ロボット化の世界が開けてきます。

学校での強制力の限界を超えて、自分から学ぶ力を向上
させる必要があるのです。

万が一、日本が移民を大量に受け入れる政策に舵を切ったとしても、
多様性が増して,君たちは鍛えられます。

アジアの中間層が20億~30億人に増えれば5000万~1億人の
インバウンド観光客も夢ではない。

所有するよりシェアする時代。車も部屋もシェアすればいいし、
タクシーもUberで呼べば便利だし、旅の宿もAirbnで十分。
となれば、かかる経費も半減します。

成熟社会で君が遭遇する世の中の現象にはどんどん正解のある
ことが減ってきます。本書でもたびたび強調したように、
正解のない社会が到来する。

正解のない問題に対してはネットで検索したり、図書館で調べたり、

そうした協働型の学習が必須になります。

納得する解、すなわち「納得解」を導く技術が大事なんでしたね。

文科省が、これからの学校教育でアクティブ・ラーニングという
手法を推奨している理由はここにあります。主体的な
学びによって、君たちの「情報編集力」をつけたいからです。
この力さえつければ、必ず社会人ビジネスマンとして成功
するはずです。


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 東日本大震災が引き金になって日本人全体のボランティア意識が高まり、
社会活動を体験することを重視する学校も増えました。

環境やボランティアに対する意識は、全世代とは比較にならないほど
強まることになりました。中高生から「社会に役立つ仕事がしたい」
「人が喜ぶ仕事がしたい」という言葉をよく聞くようになりました。

フェイスブックやツイッターのようなSNSで自分の人生をプレゼン
しながら仲間を募り、LINEなどで日常的にコミュニケーション
する生活スタイルが定着しようとしています。

「仲間を募る」サービスは廃れない。むしろ、さらに高度化
するでしょう。
なぜなら、仲間づくりは人間の性だからです。

個人が発案したテーマでチームを組みことが、さらに容易
になるのです。

特定の組織に属さず、解決すべきテーマを見つけては、
「この指とまれ」方式で、全世界から人材と資源を調達して
仕事をしている人間もたくさんいます。資金調達も、ネット
でクラウドファンディングできます。

1みんな一緒のほうに進んでしまってどんどん価値を失うのではなく、
その経験を通じて、自分の希少性を高めていく道が
開けます。
自立して収入を得て、
きちんと税金を納め、社会に貢献することが人生の条件と言えます。