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(都心に住宅を買えない多くの都民)
1989年頃にも聞いた話ですね…
昭和末期の不動産バブルで社会問題に
なっておりルサンチマン的な総量規制
で地価の大暴落で金融・不動産・証券
業界はズタボロになりました…
さすがに全く同じ失敗はしないと思い
ますが一般国民にしてみればイラつく
話で政治が動く可能性はあります。
都民の平均所得は425万となっており
中央値はもっと低くなります。
一般的には住宅は年間所得の5~7倍
程度が適正と言われており現在は超低
金利なので10倍までとしても…
425万×10倍=4250万程度が都民の
平均的な限界になります。
港区だけで見れば平均が1163万なの
で1163万×10倍=1億1630万なの
で東京都全体の平均所得が港区と同じ
でやっと釣り合います。
1988年頃の不動産バブル期は地価高
騰でサラリーマンの通勤時間が3時間
とかザラでしたから…
往復で6時間、労働時間を9時間とし
ても24-(6+9)=9時間…
つまり9時間しか睡眠や入浴や夕食も
含めた自由な時間しかありません。
今はかなり改善されていますが都心の
会社でもはやりリモートワークで地方
郊外でゆったりと過ごす方が人間らし
い生活が出来ます。
分譲マンション価格の高騰は平均所得
に比例しなければ決して良いものでは
ないのです…
山高ければ、谷深し…都心住宅バブル
はいつ弾けるのか?
しっかりと警戒しておく事です。