不動産資産保有法人をM&Aで買うのは非常に危険な事を知っていますか? | 1級FP技能士があなたの投資活動を応援します!

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最近、収益不動産売買をM&A案件と

して持ち込まれるパターンが目立って

きています。

M&Aによる資産保有法人の売買仲介

実は宅建業法や金商法などには該当

しないと現時点はなっています。

社会問題化すれば何れは法規制の対象

になるとは思います。

だから、今は非常に危険なのです…

また、投資助言業にも該当せずいわゆ

る”M&Aアドバイザリー業務”と言う

定義で特に法規制は掛かりません。

まあ、怖い話ですが多くの場合は宅建

業者や金融機関が仲立ちします。

しかし、法規制がないがゆえに何でも

あり的(素人を騙し放題的)な怖さが

あります。

 

当然、不動産保有法人の売買では不動

産取得税が掛かりません。

これが税務上では、最大のメリットに

なりますが落とし穴だらけなのです。

まず、その法人の簿外債務(隠れ債

務)やデューデリ調査料、M&Aアド

バイザリー手数料などがありトータル

では決して安いものではありません

さらに結構、怖い取引になります。

それなら収益不動産を個別に直接売買

した方が安全かつ低コストです。

特に過去に一物件一法人のスキームで

資産保有法人を複数持っている不動産

投資家たちが何も知らない素人を餌食

にする新手のスキームとして流行って

きているので用心して下さい。

また、非常に煩わしい取引になるの

基本的には、素人には対処できなので

不動産M&Aの案件は無条件でスルー

して下さい。

 

結局、不動産投資で規模を拡大し過ぎ

て身動きが取れなくなった法人のオー

ナーと悪徳不動産屋などがグルになっ

て騙される可能性が高いのです。

M&Aは基本的に時限爆弾です。

その会社の隠れ債務は将来の損害賠償

なども含まれるのでいつ簿外債務でや

られるか?はわかないのです。

M&Aは原則として信頼できる身内間

だけでするのと心得て下さい。

 

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