3年前から日本聴導犬協会の子犬預かりボランティア(ソーシャライザー)という活動をしています。
今までの活動はこちらをどうぞ。
![TODAY'S](https://stat100.ameba.jp/ameblo/entry_designs/v1/sources/assets/limited023_heading.png)
羽田空港で保護犬をお預かりしました
前回お預かりした11ヶ月の子犬さきちゃんは、我が家の愛猫モコばあちゃんが怖かったようで、ずーっとウーウーガルガルしてしまい、猫も犬もストレスになりすぎるので良くないという判断になり、1週間ほどで次のお家に行ってしまいました。
毎回、犬がいない生活がはじまると1週間ほどは「ゆっくりすごせていいわ〜」と夫婦で自由を満喫するのですが、すぐに寂しくなって5月もどうにかして犬を預からせてもらおうと「次はどの犬ですか?」「やる気あります!」みたいなアピールをしてたところ……
沖縄の保護団体「ワンズパートナー」さんから、候補犬が羽田空港にやってくるので受け取りに行ってほしいと依頼を受けました。
「やったことないけど、喜んで!!なんでもやりまっせ!」ということで、羽田空港へ駆けつけました。
ワンズパートナーさんのブログを確認したところ、収容センターで引き取り手がないまま期限がきてしまった子のようです。
ボサボサの状態でワンズパートナーさんにやってきて、ツルツルにカットしてもらったビフォーアフターの写真が掲載されていました。
もうこの写真を見るだけで胸が締め付けられます。
引き取り時のボサボサの状態や、カットした後の体の細さで、いかに過酷な環境で生きてきたのかもわかります。
たくさん苦労した犬さん、この子を幸せにするために、たくさんの人がタッグを組みました。
沖縄の保護団体から預かりボランティアさんを経て、バケボラさん(飛行機に一緒に搭乗するボランティア)に連れられて東京にやってきた犬さんを、私がモノレールに乗って羽田空港に引き取りに行き、数人のソーシャライザー(子犬育てボランティア)さんのお宅で社会化訓練を積んだのちに、日本聴導犬協会で聴導犬になるための訓練がはじまるのです。
この子を幸せにするためにたくさんの人たちが協力しているのだなぁというのを改めて、再確認できた1日となりました。
保護団体さんと私は直接繋がりがなく、バケボラさんも数分顔を合わせただけだけど、この子の幸せのためにタッグを組んだ仲間だと思うと、胸アツです。
親子で沖縄から、この子を連れてきてくれたバケボラさんに、「幸せになってね」「がんばってね」と言葉をかけてもらい、お別れ。お母さんはお別れの時に涙ぐんでおられました。
バケボラさんから、受け取り直後の犬さんがこちら。
ハーネスもリードもなかったので、速攻キャリーバッグに詰め込んで、脱走を防止!
ネットごしにみても可愛い子がやってきました。
帰宅後、改めましての対面です。
小柄な3歳ぐらいの男の子です。
飛行機の旅は疲れたようで、出てきた直後はぼんやりしていましたが、このあと元気に走り回っていました。
この時点でまだお名前はナシ。
よろしく犬さん。
短期間ですが、一緒に暮らそうね。
ということで、新しい犬さんの紹介でした。
【おまけ】
GWなので空港は大混雑かと思っていたのですが、拍子抜けするほど普通でした。
行きも帰りもモノレールに座れました。
\明日もきてね/
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