前回::セネカ 詩人-ルキリウスへ 宛てた書簡”手紙”から 「質の良い読書」とは #1

 

 

質の良い読書

 

 


 しかし 君は 
 こういうかもしれない、

 「ある時は これを、

 またある時は あれを

 読みたい」 と。
 

 多くの物を 少しずつ
 試してみようとするのは 
 甘やかした胃袋のやり方だ。

 

 色んな種類の互いに

 一つに なりにくいものが、

 

 一つになったら 体の

 害になるだけだ。

 だから君は 常に認められた
 著者の本だけ読みたまえ。

 他の著者に 向かいたい気が

 起こったら、昔読んだ本に戻るがいい。

 


 毎日、貧困に対し
 心構えをしておきたまえ。

 死に対して、またはその他

 さまざまな災いに対して、

 

 心構えをしておきたまえ。

 多くの物に目を通したら、

 その中から何か、
 

 

いつの日か、自分のものに

したいと思うものを取り出せ。

私は いつもそうしている。

読み終えた沢山の中から、
何かしら私は 自分のもの

にしている。

 

 

 

 


 今日の収穫は エピクロス(哲学者)

 の 中にあった…。


 ー僕はこんな風に 敵の

 陣営にも平気で入り込むのだ。

 ただし、寝返るのではなく、
 スパイとしてだが。





 

 

彼の言うのはこうだ、

「楽しい貧乏」とは

 

「尊敬に値する事だ」と。



seneca

 

 

 

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