万人のうち 哲学に 時間を割”さ”く 者だけが、
悠々自適に、真に 生きている、・・人間なのです。
万人のうち 哲学に時間を割く人だけが、悠々自適できる、
真に 生きている人間なのです。
なぜならば、おのれの人生を、しっかりする、ことだけではなく、そこに
あらゆる時代を追加し、自分よりも前の時代、の過ぎ去った、
全ての年月を蓄えとするからです。
おろかな者でなければ、気がつくはずです。
神聖なる思想を形作った偉人たちは、 まさに自分たちの為に
生まれ、自分の人生の礎、の部分を 築いてくれたのだ、と。
彼らの 行いがあればこそ、その導きで後世に生きる、私たちは、
暗黒の中から、光の中へ、もっとも美しく、素晴らしいものを、
・・眺めることができるのだ。