モンベル サワートレッカー インプレッション | 1oz4evrの釣行記録・備忘録

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日々の釣りの記録です。バス釣りをメイン、最近は渓流がお気に入り。ザリガニ釣りからキハダ・カワハギ・ジギングタイラバ、磯投げ波止池なんでもござれです。

渓流釣り2シーズン目の半ばにヤフオクで落札したリトルプレゼンツのウエーディングシューズが悲鳴を上げました。

話が少し逸れますが一番最初に右も左もわからない時に渓流に下見に来た時にプロックスさんのラバーソール長靴を履いて河原を歩いたら三歩も進まない内にズッコケました。ラジアルソールの長靴はエッジがたちすぎて支点が小さくなるのと地面側の岩もエッジが立っているので支点が不安定となり物凄く相性が悪いんですね。その時は知らなかったんです。

そこで車に戻りクロックスに履き替えたら、まだソールが柔らかいので歩けました。まだオカッパリ気分でしたので遡上とか考えてもみなかったのでランガンしていました。

渓流釣りに傾倒していくなかで次に川沿いを遡上したくなりタックルベリーで中古のハイカットスニーカーにフェルトソール付きを仕入れてきて初入渓初遡上に挑みました。(多分磯用?)

この靴は経年劣化で過水化が進んでいたのか見た目は問題なかったのですが恐ろしいことに入水して10分後には片方のフェルトソールが分離し15分後には残る片方も剥がれて足袋状態になり足が痛くてたまらなくなり即退場です。

どうせ一匹釣ったら飽きるしコストかける必要はないだろうと思っていました。

笑っちゃいますね。

そんなこんなでネットで渓流釣りに最適なウエーディングシューズやらウエーダーなどが必要と知り知名度の高いリトルプレゼンツのウエーディングシューズを冬の間に中古で手に入れてマメに修理しては履き倒して一年半が経ちました。

 

 

シーズン中は修理をするもソールの乾燥が待てずに生乾きの状態から無理矢理ボンドで固めるとか応急手当て程度だと三回も釣行すれば、「くぱー」とソールが開いてきやがります。
タフで安くて頼りになる相棒でした。
禁漁期間となったシーズンオフには一旦剥がして接着剤の痕や砂などを綺麗に剥がして丁寧に張り合わせれば随分しっかりします。
しかしながら、渓流釣りにどはまりし本格的に釣り込んで行きたくなり今年の夏に新しいチョッと良いものを買いたくなりました。
 
 
モンベルのサワートレッカーに今回は決定しました。
日本企業であること、ファーストリテイリング的な全国津々浦々に店舗展開しコロナ渦のキャンプブームの牽引で業績好調だったアウトドア業界ですが今年の上期にスノーピークさんの厳しい決算があった通りピークアウトした状況の中でエンドユーザーに対して中々に値上げが出来づらい苦しい地道な商いをされておられるように思います。
お得意の並行輸入でシムスも検討するも先進国系は物価上昇済みで為替レートも納得行かない。
価格性能で、お値打ち感があるのは今が買いはモンベルさんと判断しました。
 
8/14日に実戦配備となりました。
 
 
内側にコードがあり引っ張りロックをスライドさせる構造なので従来の靴ヒモをフックに掛けながら編み上げてチョウチョ結びをして余った紐を編み上げた中へ入れ込むという作業がありません。
 
 
外側がジップアップとなっていて異物を寄せ付けません。
グラベルガードを巻き付けていても編み上げ靴ですと僕に限り蛭がなぜか入り込んで退渓時に捕まえては逃がすことになります。うっかり連れて帰りトランクのシューズボックスで右往左往していることも希にあります。
このジップアップ構造はかなり気に入ってます。
現着からの初動が早い。
蛭が付け入る隙間がない。
気の短い釣り人には助かります。
さて、実際に履いてみた感想ですがフェルトソールが今まで慣れ親しんだリトルプレゼンツさんよりハードタッチになります。岩への食い込みが弱いので鋭角なエッジに立つと滑ります。
今日までの靴とソールの弾力性が正反対なので慣れるまで滑ってこけました。
随分慣れたとは思います。
その硬さ故に耐久性においては頼りにして良いと感じました。
また経過観察して耐久性等レポートしたいと思います。
ちなみにモンベルの社長さんは奈良出身なんです。
40年前はパタゴニアもモンベルも、そこそこ良い値段で学生には手が届かなかったのを思い出しました。アルピニストに特化した商品ばかりでしたから今は知名度も上がりショップも多くなり事業規模が拡大したことに感謝しています。
追記
半年後のレビューをアップ致しました。かなり気に入っております。