5/17新百合ヶ丘校・スクールフィードバック | フットプロム協会のブログ

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一般財団法人フットプロム協会が運営している“1on1サッカースクール”及び“YHプロミネンツ”のブログです。

子ども達の成長や課題、コーチからのメッセージ、そしてフットプロム協会の情報についても記載していきます。

こんにちは、エイウンコーチです。


本日は新百合ヶ丘校のレッスンが行われました。

ディフェンスがテーマの中で今日はワンサイドカットに取り組みました。


ワンサイドカットとは、オフェンスから見て広いサイドを消し狭い方に追い込むことで、オフェンスの選択肢を狭め、ディフェンスがボールを奪いやすくするためのディフェンスに於ける個人戦術のひとつです。


上記のようにワンサイドカットはあくまでボールを奪う為の手段でしかありません。

ボールを奪う為の戦術なので、ワンサイドカットをする事自体が目的になってはいけませんし、ワンサイドカットをせずともボールを奪えるのであればそれに越したことはありません。

ひとつの個人戦術として持っておきましょう。


またワンサイドカットをしようと思っても中々出来ません。

今日伝えたように、

まずは軸を捉えて構える

→オフェンスと矢印を揃えながら少しずつ距離を詰める

→距離を詰めたら、おへその向きをロックする

→おへその向きを揃えてボールを奪う

というような原則を理解した上で結果的にワンサイドカットが成立します。


さらに先週取り組んだ「いつ、どのような」状況の時にディフェンスの原則を行うのかが当然付随してきます。


このように積み重ねで行った結果、ボールを奪える回数が増えたり、ゴールを守れる回数が増えていきます。

なのでまずは細かい原則を理解する事をベースに、ボールを奪い切るまでの過程をひとつずつ積み重ねていきましょう。


今日のレッスンではヒロワ、シュウヤ、リョウタ、ヒロユキがボールを奪う回数が多かった印象です。

もちろん中にはゴールを守るディフェンスが出来ていた選手もいますが、奪い切れる高さでクリアを選んでしまう選手もチラホラ見受けられました。

理想的なディフェンスは「ボールを奪って攻撃に繋げる」ディフェンスなので、そう言った意味では先述した4人が良かったと思います。


最後に伝えた通り、今まで取り組んで来なかった事を自分が無意識的に発揮する域まで達するには、まずは意識して取り組む事が必要です。

箸を最初から正しく持てなかったように、鉛筆を正しく持てなかったように、初めてやることは最初は誰もできません。


それらを意識してやることで今では無意識的に正しい箸の持ち方が当たり前になっていますし、当たり前のように正しい鉛筆の持ち方が出来ると思います。


今月のテーマに置き換えると、まずは原則を頭で理解してプレーに移す(アウトプット)事が大切な一歩です。

それをスクール以外でも続けると、それがスタンダードになり自分のプレーに繋がります。


しっかり整理した上で今日の続きから来週のレッスンは出来るようにしましょう。


それではまた!