今日は幸福感について
人が幸せと感じるには、いくつかの要素が関係しています。
その一つは昨日お伝えした人間関係。
では、他には何が幸福感に関係しているのでしょうか?
人にはいろんな欲求がありますがウイリアムグラッサー博士の推奨する「選択理論」によると、人は5つの基本的欲求を満たすために遺伝子によって動機付けられていると言われています。
どの欲求が強いかは人によって様々ですが、それぞれの欲求が満たされた時に人は幸せを感じます。
どんな欲求があるかというと、
1つ目は、生存に関わる欲求
お腹が空いた、眠たい、生殖などの身体的な健康にも関わる欲求
一番分かりやすく、これが満たされないと生存に関わるので5つの中でも最優先の欲求です。
2つ目は、力の欲求
人から認められたい、自分の価値を感じたいという地位・役割を果たす欲求
例えば、仕事で評価されたいとか、美しくなりたい、貢献やボランティア活動なども役割を果たすことで幸福感を得るので力の欲求にあたります。
3つ目は、愛・所属の欲求
愛し愛されたい、誰かと一緒にいたいという人間関係に関わる欲求。(ここが全体の6割を占めてると言われています)
昨日お伝えしたように、自分との関係も幸福度にとても影響します。人は基本的には何かに属することで安心感を得ます。
人と接するのが好きか嫌いかは置いておいて、例えば全く言葉が通じない場所に1人だけ言葉が通じる人がいたら安心しますよね
他にも趣味が合う人を見つけたら親近感が湧いたり。少なからず、自分と人と共通点があるところが見つかると相手に安心感をいだきますね
4つ目は、自由の欲求
やりたいようにしたい、自分を自由にしたいという自立心・自由な時間もここにあたります。
人は自分で選択していると思えたら幸せ度が高まります。と言うことは反対に、やらされている、自分に選択権がないと感じると欲求が満たされず、幸せ〜と感じにくいんですね。
5つ目は、楽しみの欲求
新たな趣味を楽しみたい、新たな知識を得て学びたいという成長・学びの欲求
この楽しみの種類によって人生が変わります。
そして、
何のために学ぶのか?
学びの質が自分だけに向いているのか?
周りの人にも役立つようにと人に向いているのか?によって、人生の質も変わってきます。
分かりやすい例で言うと、家族のために美味しい料理や栄養を勉強したい。とか。
今お話しした5つの遺伝子を満たした時の心の感情が幸せとなります。
自分の思いと行動が一致していない時も不幸せに感じます。
同じ状況でも、人によって幸せと感じるか感じないか…つまり、その人の感情が幸せ度に左右するんですね
感情については、長くなったのでまた次回に。
最後まで読んでくださってありがとうございます(*^^*)