決死の覚悟の直江津港 | 太公望が魚を求めて海へ山へ

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- たぬき丸の釣行記 -

 

 

今日は直江津港に赤イカの調査に行ってきました。

実際には土曜日が仕事だったので、仕事が終わってから急いで海に向かって、夕方から出船して軽く夜釣りといった感じです。

しかし今回は海況が微妙な感じで直前まで行こうかどうか かなり悩みました。

前日の予報では土曜の午後から北西の風4mで波が50cmうねりを伴うみたいな感じでした。

当日の朝の予報では北の風3mで波が40cm。

仕事が終わった時点では北西の風3mのち南東の風2mで波30cm

行く直前には北西の風3mのち南1m~南東の風3m波40cmのち30cmうねりを伴う・・・・

しかも赤イカはまだ始まったばかりで、遊漁船が試し釣りで釣果1桁という厳しい状態・・・・・

たぶん私が行ってもボウズで終わります(笑)

でも一桁とは言え遊漁船が釣っているし「木樵乃さん」からも赤イカを見かけたという情報を頂いているし・・・・行きたい・・・・

 

普通ならこんな微妙な時には行かないのですが、先週行けなかったストレスとイカさんへの愛♥が私を動かしました(笑)

 

現地に着いて海況がヤバければ最悪ドライブで終わる覚悟を決めて発進!!

しかもボウズ上等の赤イカ一本勝負!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時間がないのに「ほんま釣具」寄る!でも買う物が無い!

本当はルアー釣り用の安いリーダーの2.5号が欲しかったのですが売っていない・・・胴付きオモリも欲しい号数が無い・・・・

地元の釣具屋よりも品揃えは良いのに欲しいものがことごとく無い・・・

品揃えは悪くても地元の釣具屋の方が私のニーズに合っている・・・・

結局 安かったタカ産業の玉の変え網を買って海を目指します。

 

 

 

 

 

 

 

出船地点の手前で警察が何かやっていたので事件でもあって検問でもやっているのか?と思ったら信号機がひん曲がっていました!!

 

 

 

 

 

 

 

 

現地に着いたのが丁度17:40くらいで出船したのが18:30くらいでした。

出船地点の浜も波があって準備が大変でした(汗)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

早速この間作った計器類をチェックしますが・・・・

物凄くイイ!!

とにかく見やすいし欲しい情報がひと目で分かる!!

素晴らしい!

 

 

 

 

 

 

 

正確に動作するか心配だったエンジンの温度計(TEMP)ですがご覧の通りシッカリ動作しています。

全開で走っていると60~65℃くらいで、2/1位のハーフスロットルで走ると50℃くらいでした。

意外と回転数によって大幅に温度が変わるんですね~

水冷の船外機の冷却効率がいかに良いかよく分かりますね。

これはサーモスタットが死ぬとオーバークールでエンジンが冷えすぎて調子が悪くなるのも頷けます。

ちなみに水温は岸の方で25.5℃で沖が23.5℃です。

岸際の表層で25℃あれば何とか海水浴が出来る水温ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして例の微妙な予報が出ていた海況ですが・・・・・

やばい!!

何で写真ってこんなに伝わらないんだろうって思うんですが、波はほぼ無いものの50cm~70cmの波長の長いうねりが押し寄せてくる!!

時折1m近いうねりも来ます!!!

しかも直江津って遠浅なので余計にヤバイ!!沖合2kmで水深20mですから・・・・

ちなみに岸から西堤までの距離が約2km程です。

ハッピー堤防の先端ですら岸から約1.6kmの位置ですから。

 

私の経験上うねりの場合は水深30m以上の所に行くと結構収まります。

浅くなれば なるほど「うねり」のエネルギーは行き場をなくして上に持ち上がりますから。

このうねりのエネルギーが行き場をなくして上に持ち上がる境が水深30mな事が多いです。

あくまでも私の経験上ですが・・・

 

そして沖の水深30mまで行くと案の定うねりは30~40cmほどに落ちました。

 

そして沖合のポイントに着きますがうねりと風がどうなるか分からないので、あまり沖に出ることも出来ず西堤の外側をウロウロします。

取り敢えず水深30mで始めます。

 

 

 

 

 

 

 

 

もう速攻でした!

胴長20cmと小ぶりですが釣れました!

完全にボウズ覚悟だったので物凄く嬉しいです♪

以前作ったイカ釣り専用ネットも抜群の使い心地でアオリイカにも安心して使えそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

15号の鉛スッテにもこんなおチビちゃんが!(笑)

夕暮れの空を反射してピンクと紫色の海面が凄く綺麗です♪

 

しかし、ここからが絶不調・・・(汗)

ウネリが凄くて全くアタリが取れない・・・たまにティップが戻るアタリや手元にぷるんっ!ってアタリが来るものの合わせがワンテンポ遅れる・・・

ボートは常に30cmくらい上下しているし常に左右にグワングワン揺れている・・・・

何年かぶりに船酔いになりそうでした。

目を閉じると三半規管がやられていて頭がグルグルしていました(笑)

ま~最後まで船酔いにはなりませんでしたが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この写真の真ん中辺りに写っている3つの影がアカイカです。

胴長10cmくらいのホタルイカみたいなやつです。

トビウオもブンブン船の周りを飛んでいます!

時折胴長20~25cm位の群れも見かけますがスッテは華麗にスルーされます(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょうど大潟沖の鯛場の辺りに遊漁船がいます。

こちらも赤イカでしょうか?っていうか夜焚きの光量が半端じゃない!

でも私の照明もカメラのフラッシュ無しでここまで穂先が見えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

この間制作したパラシュートアンカー用のアタッチメントも抜群の使い心地でした♪

これからはパラシュートも多用できそうです。

海上の緑の光はパラシュートアンカーのフロートです。

 

 

 

 

 

 

 

 

このクーラーの上の黒いのが何か分かりますか?

イカ墨ではありませんよ。

羽アリです!

途中で羽アリの襲撃を受けて腕やら顔やらがかゆい!かゆい!

ただでさえ凄いウネリでアタリが取れないのに集中力まで奪われる(笑)

たぶん出船地点の浜から湧いているんだと思いますが良く沖合2km~3kmまで飛んでくるな~しかも君たちこんな所に来ても全滅必至だぞ!

あと羽アリに混じってカナブンが腕に止まっていたのには驚いた(笑)

しかしコレが羽アリじゃなくて蚊の大群だったら終わってた(笑)

ま~羽アリの大群でも十分終わったんですが(笑)

 

 

その後21:30くらいになると40cm位のイナダの群れがボートに寄ってきてイカの群れがいなくなる・・・・・

離れたポイントに移動してもイナダの群れがストーキングしてくる!

結局ポイント移動を繰り返すもイナダの群れを振り切れず、22:30に結構強めの南東の風が吹いて海が荒れ始めたので撤収。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

15km/hくらいでノロノロ走って23:00に帰港しました。

片付け中に土曜の日中からボートでアジ釣りをしているというオジサンと話しましたが、やはり土曜の日中からウネリと風が凄かったらしいです。

特に発電所の向こうに行くとハッピーの横から入ってきたウネリが凄かったとか・・・・日曜の午前中も船を出すそうですが予報では海況は悪いし微妙だと言っていました。

そして体力の限界が来た状態でダラダラと片付けをして現地を出たのが深夜1:00・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

帰路の木崎湖でバンビに遭遇!!

道路を渡ろうとしているのか?ずっと私と目が合っていましたがいつ飛び出してくるか気が気ではありませんでした

 

全線下道を走って自宅に着いたのが4:10くらいでした。

流石に朝からの仕事の後で釣りを強行してノンストップ帰宅はキツイ・・・・

4時なんて早朝に片付けをするのは近所迷惑なので風呂に入って5:30に寝て10:00に起きて昼を食べてダラダラしてからボートを片付けて今ブログを書いています。

我ながらどんな体力してるんだろう??アホすぎる(笑)

 

来週も釣りに行けたとして西でタチウオか東で赤イカか・・・・

悩みどころです。

 

 

本日の教訓

海上でも蚊取り線香

 

 

 

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