ヤンマガ兄妹のとある夜の話⑪(限定)…の続き。
今回は、キョーコ&蓮サイド両方(三人称もあり)から見たお話になっています。
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〈キョーコside〉
ミューズ様の提案で、ヒール兄妹を一時期にやめて別の役で過ごしてみようと言われ借りている美容室の一室へとやって来た私達(姿はヒール兄妹のまま)。
着くなり二人は何やらボソボソと話し合っていたけど、何話していたんだろう?

「まずはキョーコちゃんからやっていきましょうか。蓮ちゃんはちょっと待っててね。キョーコちゃんこっち来て持ってきた服見せてもらえる?」
「はいこれなんですけど…。グアムに到着した日に、ちょっと着ようか迷ってた服なんですよね。」

私は、初日の夕食の時に着ようと用意していた白いワンピースと日本から履いてきた靴を持ってきた。結局1度も着てないのよねコレ。

「あら可愛いじゃない。そうね~コレに合うとしたら…あのウィッグとメイクと…カラコンも色変えてみようかしら?」

色々と考えているミューズ様。どんな仕上がりになるのか気になるけど少し楽しみでもあった。
兄妹とは違い、役ではあるけど敦賀さんと恋人同士に扮して過ごすなんて…😳
それに!演技の勉強にもなるし!!
これは一石二鳥!

「じゃあキョーコちゃんセツウィッグ外して、メイクも落としてからコレに着替えてくれる?そのあと新しくメイクしてあげる😉✨🎵」

私は、ウィッグを外しメイクを落として用意されたフィッティングルームでワンピースに着替えた。

「着替えた?じゃあこっち来て座って。むふふ😁キョーコちゃん~~変身させてあげるわよ🎵腕がなるわ~🎵」
ニヤニヤしながら笑みを浮かべ私にメイクを始めた。

〈蓮side〉
美容室につくと俺は、テンさんに忠告をした。
「テンさん、金髪だけはやめてくださいね。素性がバレる可能性がありますから。」
「大丈夫よ。カインでもなければ蓮ちゃんでも本来の姿のヘアカラーでもないウィッグ用意するから。」
「お願いしますよ。」
一体どんな姿にされるのかヒヤヒヤもんだった。下手をすれば素性がバレる可能性があったし。
最初に最上さんから変身させると言って俺は、別室で待たされた。
暫くするとコンコンと扉をノックする音がしテンさんが入ってきた。
「蓮ちゃんお待たせ。はいコレ。蓮ちゃんはこのウィッグかぶってこのカラコン入れてくれる?あと服も用意したからコレに着替えてキョーコちゃんが待ってるコッチの部屋に来てね😉✨」

テンさんが持ってきたのは、普段最上さんが染めている栗色と似た茶髪のウィッグとブルーグレーのカラコンだった。

「あのテンさん、コレ本来の姿に近いんじゃありませんか?」
「そう?以外と変わるもんよ。瞳の色だって蓮ちゃんの本来の色とは違う色だし。少しメイクもするから座って。」

テンさんになされるがままにされている気もするが…。まぁでも、この姿なら『敦賀蓮』だとバレる事はないだろうと確信して渋々承諾した。

〈キョーコside〉
ミューズ様が私のヘアメイクを終えると今度は敦賀さんを変身させに行くと言って部屋を出ていった。
私は、姿見を見て見事に変身した自分を眺めて呟いた。
「おかしくないかな…?本当にミューズ様って魔法使いみたい。ここまで変身させてくれるなんて。」

「キョーコちゃんーお待たー!!貴女の恋人がお迎えに来たわよ(^ω^)🎵」
口元に手をやってムフフとして、扉を開けながらミューズ様が入ってきた。
ゴン!
その言葉に思わず姿見に頭をぶつけてしまった。んな、何を言ってくれてるのよ💦

頭を撫でつつ一緒に入ってきた敦賀さんを見て私は、思わずある人を思い浮かべてしまった…。

「コーン…?」
「最上…さん?」

(⚠ここから三人称になります。)
互いに変身した姿を見て無言になった二人。
蓮はキョーコの姿に惚けている。キョーコは、金髪ストレートロングのウィッグを被りグリーンのカラコンを入れている。着ているのは、要所に少しフリルとレースが入った膝丈のワンピース。

一方で蓮は栗色の髪にブルーグレーのカラコンを入れ、白い半袖パーカーとインナーに黒のタンクトップを着てデニムを履いている。

「あの最上さんコーンって…?」
「え?あ、あのスミマセン間違えました!違うんです。ち、ちょっと知り合いに似てたものですから!」

蓮は一瞬ドキッとしたがバレてないことが分かり安堵した。

「どう?可愛いでしょ?コレなら絶対に二人だってバレる事はないわ!さあ、このままデートにいってらっしゃい!!」

「それじゃあデートに行きましょうか?お嬢さん?」
蓮は満面の笑みを浮かべキョーコの側に歩み寄り手を差し出した。

「は、ハイ。宜しくお願いします😳」
顔を赤らめてキョーコも手を差し出した。

へ続く。
スミマセン変身話だけで、デートまでいきませんでしたね。次回こそデート話になります!