エペソ人への手紙
5:22-33 JA1955
出版年:2010年
著者:エマソン・エグリッチ
1951年生まれ。フィートン大学とデュパク神学校より修士号、 ミシガン州立大学より博士号。
牧会を経て、1999年より 「ラブ アンドリスペクト・ミニストリーズ」代表。妻サラとの間に成人した1男2女がいる。
出版社: ファミリー・フォーラム・ジャパン
「妻は愛されたい、夫は尊敬されたい」。この基本的なニーズが満たされると、夫婦関係は円滑に回り、満たされないと「狂ったサイクル」に乗ってしまう。
本書の目的は、からまり合った夫婦間のコミュニケーションを解きほぐし、夫婦が本来の機能を回復できるように助けることです。基本のみことばは、エベソ人への手紙5章33節「あなたがたも、おのおの自分の妻を 自分と同様に愛しなさい。妻もまた自分の夫を敬いなさい」です。
「夫は、キリストが教会のために命を捨てたように、妻を愛しなさい」
地元に 出舞い戻った私に
旧友たちは
とても親切にしてくれた。
そのなかに
子供をつれて来て
我が家の周辺で 遊ばせがてらに
草とりをしてくれたり
おにぃちゃんやりくを
キャッチボールに
誘ってくれたりした友人がいた。
俺 母子家庭だったから
親子でキャッチボール
してみたかったんだよ。
彼は、私たちの引っ越しの日にも
なんの前触れもなく現れ
荷だしと 荷ほどきの
手伝いを申し出てくれた。
いくら 徒歩1分のところに
住んでいるからとはいえ
さすがに引っ越しの手伝いは
休日のパパ役割もあるだろうからと、やんわり断った。
共働きの奥さんだって
いろいろ忙しいと思うし
人の家の引っ越しを手伝う暇があるなら、自分の家や子どものことをしてほしいって思うと思うよ。
すると 彼は言った。
奥さんってうちの嫁のこと?
うちの嫁って…
そんな奴じゃねぇよ。
まこにも 何度も会っているから
知らない間柄でもないし
まこの子供も うちの娘と
遊んでくれたりもするし。
チャリとか 服とか
お下がりももらってるし
引っ越しの時くらいは
俺でも 役に立つはずだから
手伝いにいけって言うぞ。
進研ゼミからの回答!こんにちは。それではさっそく、質問について回答させていただきます。
質問の知徳合一における
ソクラテスは、「人間の徳(アレテー)」とは魂をできるだけよいものにすること(魂への配慮)であると考えました。
そして、ソクラテスは
ソクラテスの知徳合一の立場で考えると、「悪い」ということを知りながら悪いことをする人はおらず、
ソクラテスの思想について『チャレンジ』などを使って再確認しておきましょう。その時、解答を書き込むだけでなく、問題文をていねいに読んで、内容も確認していくと力がよりついていきます。
これからも『チャレンジ』をしっかり活用して学習を進めていってくださいね。
思慮(知)と徳に縁のない者たち
にぎやかな宴やそれに類する享楽に
つねになじんでいる者たち
彼らはどうやら、
〈下〉へと運ばれてはまたふたたび〈中〉のところまで運ばれるというようにして、生涯を通じてそのあたりをさまよいつづけるもののようだ。
彼らはけっして、その領域を超え出て真実の〈上〉のほうを仰ぎ見たこともなければ、実際にそこまで運び上げられたこともなく、
また真の存在によって
ほんとうに満たされたこともなく、
確実で純粋な快楽を味わったこともない。
むしろ
家畜たちがするように、
いつも目を下に向けて
地面へ、
食卓へとかがみこみ、
餌をあさったり
交尾したりしながら
身を肥やしているのだ。
そして、そういったものを
他人より少しでも
多くかち取ろうとして
鉄の角や蹄で
蹴り合い突き合いしては、
いつまでも
満たされることのない
欲望のために
互いに殺し合うのだ。
ほかでもない、いくら満たそうとしても、彼らはほんとうに存在するものによって自分を満たすのではないし、
また自己の内なる真に存在する部分、取り入れたものをしっかりともちこたえることのできる部分を満たすのでもない。
「申し分なく、ソクラテス」と
グラウコンは言った、
「あなたは神託を告げるような仕方で、大多数の人間の生き方を述べられましたね」
プラトン「国家」第九巻 10より