無料体験は
40000円相当 



「無料の分だけを受けても、学習効果は実感できないものなんです。」
「大変なんですよ。無料体験分の席を用意するのは!!」

なんだか、悪いわぁ。
一つくらい継続しなくちゃ。
塾だって元が取れないってことよ。
ほら、りく!空気を読んで!

「今回受けたのは、どれなの?」


「いまは、
受けたい講座は
ありません☺。」
カネを払ってまでは。。。



夏季休暇中に行われる
大手大学進学塾 無料体験講座


「わかりやすい」 映像授業を
存分に堪能したうえ

入塾への強い勧めを
断固拒否した
あの夏の日🌊




俺が、今回無料で受けたのって、

だいたい4万円分の講座

だったらしいけど、



「そう聞くとさぁ…」


そこまでの成果は、

俺にはないかなぁって。。。







うちの息子は頼もしく
そう簡単には流されない
強敵なケチである。


「ケチ」と言われて

一人前であり


それは

誉め言葉だ。






 


「ケチ」というのは「誉め言葉」


「損得の収支の計算がきっちりとできる男」

「価値の有無を見極めてカネが使える男」

に他ならない。


「感情や圧力に流されないカネの使い方ができる」というのは大事だ。





我が子の育ちや教育に関して、コストパフォーマンスの良し悪しは

そんなに重要なことではない
と思っていたけれども
 

母子家庭である我が家で
大黒柱を担う私が

そんなふうに
呑気に構えていられたのは

息子たちがふたりとも
「結構ケチ」だったからだと思う。




入塾勧誘を静かに笑顔で辞退し

「意外と時間かかっちゃったな」
「早く帰って昼飯食わなくちゃ」



ちかくの喫茶店で

ランチを堪能したあとの

財布の中身は一万円札


店主が自分のプライベート財布までも

ひっくり返したけれども、


やはり

「お釣りがなくて」と言ったので


まだ、テーブルにいたりくに

1000円いい?


と、デート中の女性に対しては

あまりよくないらしい打診を


息子だからべつにいいかと思って、してみたら


財布持ってたかな?

と小さく呟き


ゴソゴソとリュックをあさって

財布を出し、1000円をくれた。

 

高校生から大学生への

道の途中の彼らしさ


無料 奢り 驕り 計算違い

勘違い 誤解 間違い 非常識 困惑 

差し金 探り合い 駆け引き 


迷うことなく


落ち込むことなく

傷つくことなく

闘うことなく

憤ることなく

躱わしたというわけでもないらしく


気づかないまま通り過ぎ

思うがままにすすんでいった

うちの息子は
ケチである。

13歳 夏季講習会
塾長直々「やる気がないなら来るな」と言われ、行くのをやめたとても素直な長男が

それでもなんとか
高校生になった15歳 


「俺の勉強に

金かけようなんて思わんでいいぞ。

俺はそんなに、勉強好きじゃあないからな。」



 

価値のある人、いい女、貴重な経験、

成長に不可欠な学習、

健康を維持する習慣、モノ、、

 

払うべき法定コスト、、、、

 

こう言うのに対してはどんどん

多額のカネをつぎ込みましょう。