今年は公演中止が多く、どんなぬるい芝居やショーでも、舞台の幕が上がるだけ有難い…とは確かに思えましたが…
それでもやります(苦笑)
独断・偏見・主観・私見バリバリ、拙ブログプレゼンツ、2022年ヅカベリー賞!
では、作品賞ノミネート
FULL SWING!
めぐり会いは再び next generation
巡礼の年
Capricciosa!!
JAGUAR BEAT
演出家賞
三木章雄
小柳奈穂子
生田大和
藤井大介
斎藤吉正
では、発表致します。
めぐり会いは再び next generation
小柳奈穂子
めぐり会いシリーズは、最初がセミオリジナル、2と3が完全オリジナルですが…
はっきり言います。シリーズが進む毎に、物語の質が下がってる。
ずっと星組でやってきたこのシリーズ、初演当時のメンバーはかなり減り…
しかし、当て書きしたキャラや中の方達を大事に思うからか、キャラを出さず別の方に演じさせず、新たにキャラを作り出し…
1、2時のキャラが出ないだけでもかなりつまらないのに、成長したルーチェ君の物語がこれまたドタバタ劇化し…
これなら、めぐり会い…の世界から全く離れて、ルーチェ君に似た主人公が、自分探しやアンジェリークに似たヒロインとすれ違い恋愛に悩む姿見せてくれてる方が良かった。
そうしていたら、同じようにワチャワチャドタバタ劇になっていたとしても、今までのめぐり会い…のしがらみから自由になって、別物としては楽しめただろう…と残念でした…
もっと残念なのは、これが演目発表の時点から予測出来ていたことです。
小柳女史…完オリ作りに苦手意識がありそうなのは察していたし、それでも完オリを作る意欲を出してくれたのに、こうした感想をあげるのは私としても葛藤があるのは確かです。
それでも、己を偽れない。
めぐり会いの良いところは、完オリであること、幼いファンは楽しめること、誰も死なないこと。そこのみだと。
今回限りでここから離れ、どうにか完オリで成功して欲しいです。
ネタありを宝塚化する巧みさは、十分過ぎるほど分かっているだけに。
ロマンス劇場…が最優秀だったかもしれない今回、我ながら、評価が両極端過ぎる(汗)
それは小柳女史だけじゃなく、生田大和氏や藤井大介氏も同様です。作品作りに安定感が乏しいのは、問題だ(-_-;)
どちらにもノミネート…じゃなく、ヅカデミー賞のみになって頂きたいです…
後、今年はショーの当たりが少なかった。ここに3本もノミネートされてるしなぁ…(*_*;
原田諒氏は、ショー挑戦に意欲的だったとか…ますます残念です…
来年は、作品当たり年になるのを願います…