伯母の情熱・姪の情熱 | たからづかを愛していた▪タカラヅカを愛している▪宝塚を愛していく…多分

たからづかを愛していた▪タカラヅカを愛している▪宝塚を愛していく…多分

恐らく、殆ど大部分宝塚の話になると思います^_^;
ごく稀に日常とか…

月組カンパニー新公…




風間柚乃嬢、来ましたね~(’-’*)♪


でも、新公のニュースでは、風間嬢の上にまた伯母様の名前が漏れなくつくんだろうな…

伯母様・夏目雅子女史は、若くして他界されました。そのことへの哀惜の念が、伝説を生み出してる所はあると思います。


しかし、夏目女史の他界から30数年…若い方は昔のテレビや映画に興味ない限り、「夏目雅子」と言われても「誰?」なんですよね…

姪の風間嬢も、夏目女史の他界後に生まれました。この世では相見えてません。

血の繋りはあっても、会ったこと話したことの無い身内の名前が、どんなに実力を磨いても離れない…


野球選手だったお父様の現役引退後に生まれた暁千星嬢にしても、そうです。

トップを座に王手かけてる芹香斗亜嬢も、今だに「山沖之彦氏の娘」と先に書かれる…マスコミや世間様の見方は残念ながら、まだそんなものです。


忸怩たる思いはあるでしょうが、皆、いつかお身内の名前が消える時を目指して、今まで通り頑張ってほしい。

名前が消えた時は、真に世間に認知されたスターになっている…ということだから。



さて、姪の風間嬢

伯母様の夏目雅子女史



…似てるっちゃ~似てるけど、どうでしょう?

どちらも気品ある美人なのは共通してますが…


気品ある美貌というのは武器ですが、伯母から姪へ真に受け継いでほしいな…と思うのは「情熱」です。



昔、夏目女史のお母様(風間嬢のお祖母様)が書かれた本を読んだことありますが…

夏目女史は、子供の頃は基本大人しいけど、思い込んだら一直線!な方だったようです。

商売をしていたご両親…普段、なかなかかまってもらえず、病気になった時は側にいて看病してくれた。

それが嬉しくて、「病気になれば、お母さんは側にいてくれる!」…幼い夏目女史は、化粧品(薬だったかな?)を飲み干してしまいました…

これ、子供だと一途でいじらしい…になるのに、大人だと「怖い」になるんですよね(汗)


成長して、イタリア映画の名作「ひまわり」を見て大感動…芸能界を目指しますが、お母様は大反対!


そこから、母娘のバトルが始まる。


芸能界に入ると深夜の撮影も珍しくない。普通は一人暮らしを考えますが、夏目女史は結婚まで実家から仕事場に通いました。

そして、お母様は家に仕事を持ち込むのを許さず、「女優顔で帰ってくるな!(本名の)小達雅子で帰ってこい!」と、玄関で娘の顔をひっぱたいたことも…

当然ながら、台詞は家で覚えられず、移動の車の中で覚えたりして苦労されたようですが、こうなると意地です。家の手伝いをこなしつつ、女優道を邁進し、恋も一途一直線!

押し掛けるように、伊集院静氏と結婚しました。


短くも、濃い一生…仕事にしろ恋にしろ、この道!と決めたからには、脇目ふらずに突き進んだ方でした。



…長くなってしまいましたが…

現代っ子の風間嬢が、ここまでの「情念」を持ち合わせているかは分かりません。

でもやはり、伯母様のような「人生一路」のジェンヌ道を歩んでほしいなぁ…と思っています。


…恋もどんどんして頂いて構いませんよ!伊集院氏のような才能溢れる方なら(笑)