モラトリアムな日々 -32ページ目

モラトリアムな日々

隙あらば壁に張りつき、酒あらば飲んでしまう。そんな日常です。

僕の通っていた小学校はなかなか面白いところであった。

私立宝仙学園小学校といって、仏教系の学校である。中高短大とある

が、これは女子のみで、男子は100パーセント受験しなければならな

い。中レベルの進学校である。

クラスは松、竹の2クラスのみ。生徒数は一クラス38人だったから、小

規模の小学校だったのだろう。

僕は1~3年を竹組、4~6年を松組で過ごした。4~6年まで担任であ

ったH先生という人がとても心に残っていて、今でもよくその先生の事を

考える。


先生は当時30歳くらいで、若かった。フォークギターを弾いて、クラスみ

んなでナツメロをよく歌った。チューリップの「いとしのエミリー」やジローズ

の「戦争を知らない子供たち」は今でも良く覚えている。吉田拓郎の「虹の

魚」も歌ったなぁ。ありゃ今思えば青年向けの歌だよな。今の僕にピッタリ

はまるんだから。屋久島出身の人だったので、沖縄のうたも歌った。今の

僕の歌の趣味がこの先生の影響を受けている事は間違いない。

料理好きの人でもあった。授業を潰して地元から届いた黒豚をみんなで調

理したりした。トン汁作ったり、シュウマイを作ったり。さつま芋の料理もよく

作ったなぁ。僕はたびたび先生から包丁の使い方を誉められて、それが今

の料理好きに繋がっているのかもしれない。そうか、そうだったのか。書いて

て初めて気づいた・・・。

授業を潰すのは日常茶飯事で、他のクラスの連中が羨ましそうに見ている

中僕たちのクラスは外で遊んだりしていた。だってねぇ、ほとんどの生徒が

進学塾に通っているわけだから学校の勉強なんてアホらしくて受けていられ

ませんよ。いい気分転換になるわけで。ただこれは、一部の保護者と、学校

の関係者からは相当評判悪かったらしい。風当たりも強かっただろう。


情操教育にも熱心な人であった。灰谷健次郎の作品をよく読まされた。「兎

の目」はとても印象深く、今でも感動する。当時NHKで放送されていた「生

き物地球紀行」という番組は、毎週欠かさず見た。戦争の映画もよく観た。


今にして思えば、この先生の教育は「後から効いて」くるものであった。当時

の僕にはあまり理解できなかったことも、今なら分かる。そして、深く響いてく

る。たぶん先生はこうなる事を予測してなかったんじゃないかな?若かったし

、割りと必死な部分もあったのだろう。時々生徒をぶん殴るまで怒ったりして

たしな。そういう部分も含めて、僕はH先生が大好きである。

H先生に出会えて良かったと、心から思う。一緒に酒を飲みたいとも思う。先

生はビールが大好きだったから(笑)。よく小学生相手にビールの美味さを説

いていたものだ。こんどフラッと小学校に寄ってみようかな。

今日1日は、僕の生活の縮図みたいなもんである。

朝9時から夕方5時まで中華屋でバイト。今日は給料日後の土曜と

いうことで、殺人的忙しさであった。仕込んだ食材が見る間に無くなっ

ていくこの恐怖を、お分かりいただけるだろうか?

5時半頃、引き留めようとする社員の腕を振り払い、プラザ館を脱出。

その足でクライミングへ。

最近はバイトの都合もあって週1くらいでしか行っていないのだが、何

とか調子は落とさずにキープできている。若い体に感謝かな?

今日は新作の2級課題を、部分部分で攻略した。

2級クラスは、今の僕にはスタートからフィニッシュまで続けて登るには

かなり過酷な物である。だから、核心と思われるムーブを何度も練習し

スムーズに越せるようにしなければならない。

2時間ほど登り、ヘトヘトになってジムを出る。

一杯飲みたくなったので、以前千駄ヶ谷の料理長に連れて行ってもらっ

た「お富」という居酒屋に行ってみることにした。「お富」はジムから徒歩

1分のところにある超こじんまりした店で、客席は6席、人の良さそうなオ

ヤジさんが一人で切盛りしている。一人で行っても安心して飲めそうな雰

囲気なのだ。

この店、つまみも酒も数品しかない一見地味な居酒屋だが、実はいたる

ところに気配りがされていてなかなか奥が深く、レベルの高い店なのであ

る。まずとても居心地がよい。ほんわかと暖かく、酔いが気持ちよくまわる。

飲みすぎたり悪酔いする事がなさそうだ。

つまみも地味ながら、キチンとつぼをおさえている。焼き鳥はその場で炭で

焼いてくれるのだが、これがとても美味い。鳥がシャキシャキしていて新鮮

そうである。「ウドのきんぴら」というのも頼んでみた。これもまたおつな味で

あった。ウドの歯ごたえと素朴な味付けがいい。

ビール2本とつまみ2品で1700円であった。とてもいい酔い方をさせてもら

った。今度は友達を連れてきてみよう。


帰りは例の野良猫のいる裏路地を通ることにしている。5回に3回はいて、僕

を見つけると律儀に


「にゃ~ん」


と鳴いて寄ってくる。この「にゃ~ん」は「おお、あんたか」的なものであろうと

僕は推測する。あまり調子にのって触っているとこの猫はお腹まで見せ出す

ので、そうなる前に切り上げて僕は帰る。

僕の生活は、だいたいこんな感じである。

おとといは体操部時代の仲間5人で飲んでいた。4年のときから

部活とは疎遠になっていたので、よほど仲のよかった人間以外とは

滅多なことで接触がない。

メンツは他大の後輩一人、うちの同輩一人と後輩二人。うちの後輩の

Sとは飲み仲間で、何ヶ月かに一回のペースで飲んでいた。そのSが

今回の飲み会の幹事であったのだが、メンバーのうちの一人は、私が

以前付き合っていた人だったんですね~。

最近はパッタリ連絡も途絶えていたので、これは意外な再会であった。


飲み会は大いに盛り上がった。基本的に飲む連中が集まっていたので

ワイワイ言いながらカパカパ酒を飲んでいた。何時間かたち、2人の人

間が飲み潰れ、もう一人が電話などをしに外出すると、残されたのは僕

と元彼女だけになってしまった。結構酔っ払っていたし、陽気に二人で

喋っていた。


・・・なんだか、これは付き合っていた頃と全く同じ雰囲気じゃないか。


そう思うと、楽しかった思い出などがブァ~~~!!っと蘇り、不意に僕

はヒトシズクの涙をこぼしてしまったんですね~・・・・・。

それでもう、ずっと自己嫌悪ですわ。せっかく長い時間かけて消化させて

きた思いが、一度に全部溢れ出てきた。やっぱりまだ好きだったんだ。

おお、みっともな。

そういう時にはオフコースを聞くのが1番である。小田和正はやっぱり別れ

の歌と、男の未練たらしさを書かせたら天才である。

       ピーマン


鍋に油をしき、刻みネギ、おろしショウガを軽く炒める。

ピーマン、もやしをサッと炒める。

レンチンした挽肉(手抜きです)、ザーサイを入れ、炒める。

塩、コショウ、味の素、酒を一振り、少量のガラスープで味付けをする。

片栗で軽く止め、最後にごま油で香りをつけ完成。


強火でサッと炒め、野菜のシャキシャキ感を損なわないようにしたい。

油はちょっと多めにするのがコツである・・・カロリーは気になるが。


お味はなかなか。中華屋で食べる味に近かったのは満足。

挽肉とピーマンは合うなぁ。もやしもシャキシャキしてて美味い。

ご飯のすすむ1品である。

いや~、観たかったなぁ試合。

今日は一日バイトで観れなかったのだ。さっきニュースでハイライト見

たけど、日本ファンにとってはこの上ない展開だったのではなかろうか。

6回まで互いに無失点。緊迫感がありますね~。

7回、4番松中の魂のツーベース。そして福留の2ラン・・・・!!


たぶん生で見てたら、俺ここで泣いちゃうだろうなぁ。

スポーツでも、熱い展開や熱いシーンには感動の涙が出る。格闘技観て

てもたまに泣くしな。


シテュエーションも良すぎでしょう。アメリカのまさかの敗退で転がり込ん

だ準決勝進出。相手は2連敗した、宿敵韓国。3度目の正直なるか!?

ってな感じで。


メンバーも素晴らしい。多村、福留はここ数年間で急激に成長したバッター

である。バッターボックスに立ったときのオーラが凄い。フォームも個人的

には球界1,2を争う恰好良さだと思う。

そして何よりイチローの存在である。あのビッグスターがここまで感情を剥き

出しにしてプレイするなんて、あまりない事である。この大会の重要性が伝

わってくる。

実力のみならず、運も見方にした日本チーム。ここまで来たなら是非決勝で

キューバを破って優勝してもらいたい物だ。