被災者の方に
お見舞い申し上げるとともに、
被害が最小限ですみますように
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12月に読んだ一冊に
100年近く前の本があります
そこには
「伝統的な教育」である
座学は子供を抑圧していてよくない
と批判されていたそうで
それに代わって
実践経験を重視したスタイルの教育が
もてはやされつつありました
経済産業省が「未来の教室」などの
コンセプトの学びのSTEAM化
に近い構図だと思います
日本の教育が詰め込み教育と言われ
子供の個性の尊重
非認知能力の向上など
心とかやる気にフォーカスして
いこうという風潮があります
ここで疑問に感じるのは
とにかく経験、
実践を重視した方が
本当に子供のために
なるのかと言うこと…
三女にこは年少末の時に
自由保育のどろんこ幼稚園の
現場の先生方が一斉退職され
年中4月から担任して頂いた
先生方は一斉保育あがりで
今まで受けていた
真の自由保育が
机上の空論でしかなくなり
自由保育の難しさと
先生方の人格が
丸ごとでてしまう
自由保育の奥深さを
間近で実感し
年中の5月に
泣く泣く転園した経緯があります
塾も看板で選びがちですが
何よりも先生が一番大事で
例えば東進なら林修先生
英語はヴェリタス…
数学は臨海で…
など選択できる限り
選択する人もいるのが
わかります
つまり経験が大事だよね
といって学習した場合
それを指導する先生なり
親なりの価値観に縛られた
非常に狭い教育に
なってしまう可能性が
あるんですね
子育てをしていても
親として教えられることは
私の知ってる範囲にしかなくて
提供できる経験も
私が知っている範囲に
限られてしまいます
例えば
家でゲーム三昧
公園にも行かないで
引きこもりがち…
だった場合
ゲームばかり
楽しむ子になる可能性があり
それが経験を重視した教育
ということになってしまいかねません
幅広い経験を積ませるためには
過去の人類の蓄積が大事になり
結果的に伝統的教育に
原点回帰していくと感じます
100年前の教育の問題点は
今とあんまり変わらないことを
悩んでいるんだなと
感じた一冊でした
100年経っても
変わらないということは
進歩しないということではなくて
これが最適解なのかもしれません
この考えは
モンテにも通じて
モンテは
子ども全員に触れて欲しい
でもモンテだけだと
知識と言う側面からみると
足りないな…と感じます
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