さて、Sonyがいまだに色々と毎年のように松田聖子のベスト盤をリリースしていますが、昨年秋に『Bible - Milky Blue』と称してLPコト、アナログ盤をリリリース、
その時に一つ前のベス
ト盤でアナログ盤の『Seiko Matsuda 40th Anniversary Bible~blooming pink~』
の合体型のベスト盤『Bible - Pink & Blue Special Edition』としてCD盤がリリースされているんですよね。
何せ曲は既に手元にあり、「青い珊瑚礁」や「赤いスイート・ピー」なんて幾つか手元にベスト盤をiPodにそのまま取り込んだら、どれだけコレらの曲がダウンロードされるか?ってくらいですからね。
まぁ、ジャケットとかある程度未発表的な写真が幾つかあり、その辺りはやや気にはなるものの、やっぱりね〜って感じで、購入は控えていたワケで。
ただ今回、この合体型の『Bible - Pink & Blue Special Edition』はCD盤。
更に一曲未発表的な曲を収録しているじゃないですか。
この販売戦略にやられてしまうんですよ。
その未発表曲とは「風立ちぬ(duet version)」松田聖子 x 大瀧詠一。
あと、「いちご畑でFUNx4」松田聖子 x 大瀧詠一も特別な感じで書かれてますが、ファンとしては『SEIKO MATSUDA 2020』にて既にリリースされ、手元にありますからね。
ってコトで迷いつつも「風立ちぬ(duet version)」松田聖子 x 大瀧詠一に釣られて購入。
う〜ん、コレって松田聖子の為のオケに大瀧詠一が公にはせずに歌入れしてみた…って音源が残ってたんじゃないかなって。
ほら、大瀧詠一の没後にリリースされたセルフカバーアルバム『DEBUT AGAIN』の時に収録されている「熱き心に」のように小林旭の為のオケに隠れて(?)大瀧詠一が歌入れしていたように、この「風立ちぬ」も歌入れしていたのが見つかっていて…。
ってね、松田聖子の歌声が単独の「風立ちぬ」との違いがままだボクは見出せていないんですよね。
やや松田聖子の声の張り具合が単独よりデュエットバージョンの方が抑え気味な気もしなくないですが、散々聴いてきた曲、なのにデュエットバージョンで松田聖子のフレーズのとこに違和感を感じないんですよね。
たがら大瀧詠一が歌入れして松田聖子盤と組み合わせてデュエットバージョンを作っていたか、もしくは大瀧詠一のみのバージョンがあり、それを最近にSonyが組み合わせたかって思っちゅうんですよね。
なんだかね、この一曲の為に購入したんですが、もし、もし大瀧詠一の単独バージョンがあるならそちらを聴きたいですね。
ライブバージョンは『DEBUT AGAIN』
に収められているので。
この時ボクは大瀧詠一のスタジオバージョンがないかも…なんて書いてますが、スタジオバージョンの大瀧詠一のみを聴きたいですね。
なんならアルバム『風立ちぬ』の大瀧詠一が担当したA面の楽曲達、大瀧詠一自身が歌入れしたモノがあるのかも。
『Happy Ending』でインストバージョンで「ガラスの入江」なんかも取り上げてますからね。
って、すっかり大瀧詠一の話になっちゃいましたが、この「風立ちぬ duet version」です、このアルバムの目玉は。