「黒ウサギに囲まれて、かなり焦って
目をキョロキョロさせてる、清原君に
睨み合ってた、黒ウサギが国広先生の顔を蹴って

凄い跳躍して清原君の顔面に、ドカン
て体当たりしたんだ
清原君は悲鳴を上げて、顔を押さえてうずくまり、
それを合図に、周りの黒ウサギ達も
一斉に、ウンコ漏らししてる小沢君も含めた
、みんなに飛びかかって行ったんだ
あちらこちらから、悲鳴や怒号が鳴り響いて
ガリガリ、引っ掻かれたり
ガブガブ、噛られたり
チューチュー、吸われたり
」
「吸われたり
」
「子連れの黒ウサギ居たからね
・・・
大した傷じゃ無いんだけど
とにかく数が多くて痛いから
小沢君も清原君も不良グループも、
じたばたしてムチャクチャに手を払ったり
足を振ったり、逃げ回ったり、

泣きながらも黒ウサギと格闘してたんだけど
次から次へと、襲って来るからね

みんな、雪男ならぬ兎男みたいに成って
体中に黒ウサギが、引っ付いてんだから
それでも、なんとかジタバタしてたんだけど
さすがに5分もすると全員ヘロヘロに成って
地べたに伸びちゃったんだ
すると黒ウサギ達も、徐々に興奮が覚めて
興味を失ったのか
スーッと霧が晴れる様に
どこかに
居なくなっちゃってね
最後に、最初から居たと思われる
黒ウサギが、倒れて肩て息してる
清原君の顔に、シャーって、
オシッコ引っ掛けて、ピョ――ンと跳ねて
寒桜の根元の草むらに
入って帰っていったんだ
」
「やっぱり、黒ウサギは優しいわね
てっきり自然界は、弱肉強食の世界だから、
みんな、食い殺されたかと思っちゃったニコ
」
「基本的に、兎は草食だからね
ニコ
」

「黒ウサギ達が帰った後、辺りは
シ────ンと静まり返り
後に残ったのは制服も体もボロ雑巾の様に成った
小沢君や清原君や不良グループだけでね
小沢君なんかズボンとパンツがヅリ下がり
下半身
丸出しだったらしいよ」
「なぜかしら
」
「バカだからね
・・・
しばらくして、やっとのこと
全員立ち上がると
ヨロヨロと亡霊の様に無言でうなだれて
学校に帰って行ったんだ
」
「まるで幽霊学園ね
ニコ
」
「幽霊学園がどんなモノか
知らないけど
たぶんそうだねニコ
」
「ところで!大西君はどうしてたの?」
「あ~!大西君ね
大西君は離れた所で、目の前で起きてた凄い出来事を
写生してたらしいよ
黒ウサギが集団で人を襲って、ボロ雑巾にして行く
アンビリーバボ~な出来事を
人生で経験した事ないんじゃないかな~
かなり興奮してたみたいだし

小沢君達が帰った後も真剣に絵を描いてたらい
それから、満足出来るデッサンが出来たんだろ~ね
「フ~ッ
」て大きな息をして、
大股でズン
ズン
と歩きながら
学校に帰って行ったんだって
」
「大西君、・・・
完全に忘れさってしまったわね
ニコ
」
「そうなんだよ~・さっきのデカルチャ―な
出来事にかき消されて
忘れちゃったんだよ
大西君は
『大西~・・大西~・・』て、蚊の鳴く様な声で
国広先生は呼んだけれど
清々しく、ズン
ズン
歩いて行く

大西君の夢と希望に満ち溢れた

後ろ姿を見送ったのが
国広先生の最後だったんだよ
」
「希望と絶望がクロスした、

良い
ラストシーンね
ニコ
」
「そうだね
ニコ
」
「でも!蚊の鳴く様な声って事は
国広先生は、かなり衰弱してるのね?」
「自然の脅威は・・・無差別に平等に
先生にも、容赦しなかったんだよ
」
「黒ウサギに引っ掻かれたり
噛られたり
吸われたりして
ボロ雑巾に成ったのね」
「ま―そういう事だね
現場はヒッチャカメッチャカ
で
黒ウサギも、かなり興奮してたからね」
「やっぱり、ひかる君の言うとうり
自然は無慈悲なものだわ
自然は自分達の味方だ
て
思うのは、人間の勝手な思い込み
今まで散々、自然を破壊してきて、
ちょっと温暖化してたり
資源が枯渇したからって
自然を愛しましょう
自分達、人間の力で
地球を守ろう
なんて
小さな人間の思い上がりもにも程があるわ
今こそ、地球の怒りの鉄ツイ
が
下される時なのよ
ワナワナ
思い知れ
ごう慢な、人間ども
」
「しみじみ思い知ってるのは、
可哀想な、国広先生だけどね
」
「可哀想な国広先生~ニコ
」
「で、それから、昼休みを挟んで

最後の授業の時間帯に成った時に、体育の
授業で裏山の小道をランニングしてた

生徒が、体育の室伏先生に『先生!裏山の
小道に~、不法投棄され捲くってる
ちょ~デカイ、ボロ雑巾のゴミが落ちて
ました』て報告して室伏先生が
首を捻りながら生徒と見に行くと
?
本当に!デカイ、ボロ雑巾のゴミが落ちてて、
どうやって処分しようか?と相談してたら
生徒が『先生!ボロ雑巾が息してる
みたいっす
』と言うから
室伏先生が覗き込むように
よ~く
視てみると『国広先生だ
』て分かって
みんなで慌てて
裏山から降ろして
救急車呼んで
やっと
助かったんだよ
」
「命が助かって、良かったわねニコ
」
「そうだねニコ
」
「でも!・国広先生は授業だって有るのに
なんで長い時間、居ない事に
誰も気付かなかったの?」
「ま~
国広先生の授業は本当に
つまらないからね
居ないのをいい事に、どこのクラスでも
生徒が勝手に自習
て事にしてたんじゃないかな
うちのクラスでもそうしたから
しかも、いつも昼の給食時間は
理科室で1人で食べてたみたいだし
」
「そうね!たしかに・
自業自得って部分も在るわね・・・
もしかして!
地球の怒りの制裁が
ピンポンで下され始めたのかしら
」
「にしては、国広先生は自然を
愛する人だからね
悪い人は、もっと沢山居ると思うけど
」
「地球は、中途半端に自然を愛する、
嘘つきを!一番
嫌ってるのよ
思いしれ
偽善者め
」
「先生は、本当~に思い知ったから

何しろ、あれ以来、面会謝絶で今も入院中だし
肉体よりも
精神的ショックの方が大きくて
人や動物に会うのが、とても恐いんだって
今でも夜中に
『大西~
』とか
『兎が~
』とか、叫んでるらしいよ」
「ま~!可哀想にニコ
」
「・・・
ニコ
」
「ところで、光君は国広先生と親しいの
」
「何で、そう思うの?」
「凄く詳しく知ってるな!て思ってニコ
」
「何でかって言うとね!ニコ
」
つづく

目をキョロキョロさせてる、清原君に
睨み合ってた、黒ウサギが国広先生の顔を蹴って


凄い跳躍して清原君の顔面に、ドカン

て体当たりしたんだ
清原君は悲鳴を上げて、顔を押さえてうずくまり、

それを合図に、周りの黒ウサギ達も
一斉に、ウンコ漏らししてる小沢君も含めた
、みんなに飛びかかって行ったんだ

あちらこちらから、悲鳴や怒号が鳴り響いて
ガリガリ、引っ掻かれたり

ガブガブ、噛られたり

チューチュー、吸われたり
」「吸われたり

」「子連れの黒ウサギ居たからね

・・・大した傷じゃ無いんだけど
とにかく数が多くて痛いから

小沢君も清原君も不良グループも、
じたばたしてムチャクチャに手を払ったり

足を振ったり、逃げ回ったり、


泣きながらも黒ウサギと格闘してたんだけど
次から次へと、襲って来るからね


みんな、雪男ならぬ兎男みたいに成って
体中に黒ウサギが、引っ付いてんだから

それでも、なんとかジタバタしてたんだけど
さすがに5分もすると全員ヘロヘロに成って
地べたに伸びちゃったんだ

すると黒ウサギ達も、徐々に興奮が覚めて
興味を失ったのか

スーッと霧が晴れる様に
どこかに居なくなっちゃってね

最後に、最初から居たと思われる
黒ウサギが、倒れて肩て息してる
清原君の顔に、シャーって、
オシッコ引っ掛けて、ピョ――ンと跳ねて
寒桜の根元の草むらに
入って帰っていったんだ

」「やっぱり、黒ウサギは優しいわね

てっきり自然界は、弱肉強食の世界だから、
みんな、食い殺されたかと思っちゃったニコ
」「基本的に、兎は草食だからね
ニコ
」
「黒ウサギ達が帰った後、辺りは
シ────ンと静まり返り
後に残ったのは制服も体もボロ雑巾の様に成った
小沢君や清原君や不良グループだけでね
小沢君なんかズボンとパンツがヅリ下がり
下半身
丸出しだったらしいよ」「なぜかしら

」「バカだからね
・・・しばらくして、やっとのこと
全員立ち上がると
ヨロヨロと亡霊の様に無言でうなだれて
学校に帰って行ったんだ

」「まるで幽霊学園ね
ニコ
」「幽霊学園がどんなモノか
知らないけど
たぶんそうだねニコ
」「ところで!大西君はどうしてたの?」
「あ~!大西君ね

大西君は離れた所で、目の前で起きてた凄い出来事を

写生してたらしいよ

黒ウサギが集団で人を襲って、ボロ雑巾にして行く
アンビリーバボ~な出来事を
人生で経験した事ないんじゃないかな~

かなり興奮してたみたいだし


小沢君達が帰った後も真剣に絵を描いてたらい

それから、満足出来るデッサンが出来たんだろ~ね

「フ~ッ
」て大きな息をして、大股でズン
ズン
と歩きながら学校に帰って行ったんだって

」「大西君、・・・
完全に忘れさってしまったわね
ニコ
」「そうなんだよ~・さっきのデカルチャ―な
出来事にかき消されて
忘れちゃったんだよ
大西君は
『大西~・・大西~・・』て、蚊の鳴く様な声で
国広先生は呼んだけれど
清々しく、ズン
ズン
歩いて行く

大西君の夢と希望に満ち溢れた


後ろ姿を見送ったのが
国広先生の最後だったんだよ
」「希望と絶望がクロスした、


良い
ラストシーンね
ニコ
」「そうだね
ニコ
」「でも!蚊の鳴く様な声って事は

国広先生は、かなり衰弱してるのね?」
「自然の脅威は・・・無差別に平等に
先生にも、容赦しなかったんだよ
」 「黒ウサギに引っ掻かれたり
噛られたり
吸われたりして
ボロ雑巾に成ったのね」「ま―そういう事だね

現場はヒッチャカメッチャカ
で黒ウサギも、かなり興奮してたからね」
「やっぱり、ひかる君の言うとうり

自然は無慈悲なものだわ

自然は自分達の味方だ
て思うのは、人間の勝手な思い込み
今まで散々、自然を破壊してきて、
ちょっと温暖化してたり

資源が枯渇したからって

自然を愛しましょう
自分達、人間の力で地球を守ろう
なんて
小さな人間の思い上がりもにも程があるわ

今こそ、地球の怒りの鉄ツイ
が下される時なのよ

ワナワナ
思い知れ
ごう慢な、人間ども
」「しみじみ思い知ってるのは、
可哀想な、国広先生だけどね
」「可哀想な国広先生~ニコ
」「で、それから、昼休みを挟んで


最後の授業の時間帯に成った時に、体育の
授業で裏山の小道をランニングしてた


生徒が、体育の室伏先生に『先生!裏山の
小道に~、不法投棄され捲くってる

ちょ~デカイ、ボロ雑巾のゴミが落ちて
ました』て報告して室伏先生が
首を捻りながら生徒と見に行くと
?本当に!デカイ、ボロ雑巾のゴミが落ちてて、
どうやって処分しようか?と相談してたら
生徒が『先生!ボロ雑巾が息してる
みたいっす
』と言うから室伏先生が覗き込むように
よ~く視てみると『国広先生だ
』て分かってみんなで慌てて
裏山から降ろして救急車呼んで
やっと
助かったんだよ
」「命が助かって、良かったわねニコ
」「そうだねニコ
」「でも!・国広先生は授業だって有るのに

なんで長い時間、居ない事に
誰も気付かなかったの?」
「ま~
国広先生の授業は本当につまらないからね
居ないのをいい事に、どこのクラスでも
生徒が勝手に自習
て事にしてたんじゃないかな
うちのクラスでもそうしたから

しかも、いつも昼の給食時間は
理科室で1人で食べてたみたいだし
」「そうね!たしかに・
自業自得って部分も在るわね・・・

もしかして!
地球の怒りの制裁が

ピンポンで下され始めたのかしら

」「にしては、国広先生は自然を
愛する人だからね
悪い人は、もっと沢山居ると思うけど
」「地球は、中途半端に自然を愛する、
嘘つきを!一番
嫌ってるのよ
思いしれ
偽善者め
」「先生は、本当~に思い知ったから


何しろ、あれ以来、面会謝絶で今も入院中だし

肉体よりも
精神的ショックの方が大きくて
人や動物に会うのが、とても恐いんだって

今でも夜中に
『大西~
』とか『兎が~
』とか、叫んでるらしいよ」「ま~!可哀想にニコ
」「・・・
ニコ
」「ところで、光君は国広先生と親しいの
」「何で、そう思うの?」
「凄く詳しく知ってるな!て思ってニコ
」「何でかって言うとね!ニコ
」つづく
』
」



」
とにかくも~


」






