「それから泣けど叫べど、結局は
誰にも気付いて貰えなくて・・・
小一時間もすると、先生は絶望と痛みからか
両手で両足を押さえて
地面の上で団子虫の様に丸く成って
静かにシクシク泣いてたんだって
黒ウサギも丸く成って
耳をピクピクさせてたらしい
」
「黒ウサギって、さぞ可愛でしょうねニコ
」
「うんニコ
・・・しばらくするとね
小さな奇跡が起きたんだ
たまたま美術の時間で写生に来ていた、
変り者で芸術家肌の大西君に発見されたんだ
先生は直ぐに、大西君に泣きながら
今の状態を説明して
助けを呼んで欲しいと訴えたんだ
するとね、変り者で芸術家肌の大西君は
今までの人生で、地面の上で丸く成ってる
人間と黒ウサギに出くわすと云うショッキングな経験を
した事なかったんだろうね
しばらく空を見上げて、ボケ~としてたんだ
これには先生も歯ぎしりする思いで
大西君を見つめてたんだけど
さすがに、ぶちギレちゃって『大西

テメッ、変人野郎
助け呼んでこい
』て
怒鳴っちゃったんだ
するとね、変り者で芸術家肌の大西君は
一瞬ムッとすると
なんと
地面で丸く成ってる1人と1匹を
写生し始めたんだ

これには先生も、がく然としちゃてね
黙々とペンを走らせる大西君を見つめながら
声を震わせて、お経の様に『何故だ?
何故なんだ~~?大西~』って
唱えてたんだけど
それでも大西君は黙々と、絵描き続けて
一時間ほどして、満足出来る作品が
出来たのか!『ふ~』って息を吐くと、
その場を立ち去ってしまったんだ
先生は立ち去る大西君を見つめながら
手を伸ばして『大西~大西~大西~』って
何度も呼んだんだって
そして黒ウサギは鼻クンクンさせながら
地面の草を
食べてたんだって
」
「悲しいお話しね・・・でも!
黒ウサギは食欲が出て来て、良かった
」
「そうだね・・・でも、天はまだ国広先生を見放してなかった
なんと、しばらくして大西君は人を連れて戻ってきたんだ
大西君は学校に戻って、
一番初めに会った人に、国広先生の事を話して
助けを連れて来てくれたんだ
も~先生は泣いて叫んで大喜びさ

『ありがとう大西~ありがとう
』って
黒ウサギも嬉しくてピョンピョン跳ね回ってたよ
」
「元気に成って良かった」ニコ
「ところがね・・・
偶然にも大西君の連れて来た人は、
性格の悪いバカで野心家の小沢君だったんだ
小沢君はとにかく、権力欲が強くてね
1年生なのに生徒会長に立候補して
他のライバル候補の上級生に、
お金を払って辞退させようとしたり、
自分の言う事を聞かない、
候補を、お金で雇った不良グループに
襲わせたりして
学校を支配しようとしたんだけど
人望もないしマンガみたいには行かなくて
多分密告されたんだね
学校側に悪事が、ばれてしまって
小沢君と関わるのは良く無いって空気が学校中に広まって
誰からも相手にして貰えなくなって
自分の身から出た錆びなのに
何故か
、学校を逆恨みして
夜、学校に火を点けようとしたんだけど
失敗して
自分に火を点けちゃったんだ
だから、一年経った今でも眉毛が無いんだけどね
とにかく
そんなバカで
性格がねじ曲がった、小沢君だから
国広先生を確認した瞬間、
ヘビの様に、舌なめずりをしながら
ニタ~って笑ったんだって
国広先生も小沢君が来た事が分かると
おもわず助けを求める声を押し黙って
2人の間で奇妙な睨み合いが始まったんだ
すると、ニタニタしながら視てた小沢君が
初めに喋り始めた『先生、両足首を押さえて
丸まってる所を診ると、
どうやらアスレス腱か靭帯を
断絶してる診たいですね』
すると国広先生は、ちょっと上釣った声で
『そ
そうなんじゃよ、小沢君、
痛くてうごけんのじゃ
なんとか助けてもらえんじゃろか
』
すると小沢君は意外な事に
『分かりました先生、・・
と言っても僕と大西君だけでは、
大人の先生を運べそうに在りませんので、
僕の持ってる携帯で
助けを呼びましょう』と言うと
ポケットから携帯電話を取り出して
ピポパポ
ピポパポ
とやりだした
これには先生も感激して『ありがとう
小沢君、ありがとう~』て泣きながら
感謝してたんだ!
・・・・
するとね、しばらくしてから
ワイワイ、ガヤガヤ言いながら
五人の生徒がやってきたんだ」
「これで、も~大丈夫ねニコ」
「その時は、先生本当に安心したと思うよ
それからね・・・
やって来た五人の中でも、
比較的、体の大きな生徒が笑いながら
小沢君に声を掛けたんだ
『よ~!小沢~久しぶり
お前からメールが来るなんて
何だろう?て、面倒くさかったんだけどな
写メ観た瞬間
ちょ~笑えたぜ

お前と付き合うのは
辞めとこうと思ったんだけど
やっぱり、お前の悪巧みは面白そうだ
も~すぐお払い箱の、国広の野郎を
ど~するつもりなんだよ
ワッハハ』
と言いながら、みんなで先生を指差して
笑い始めたんだよ
」
つづく
誰にも気付いて貰えなくて・・・
小一時間もすると、先生は絶望と痛みからか
両手で両足を押さえて
地面の上で団子虫の様に丸く成って

静かにシクシク泣いてたんだって

黒ウサギも丸く成って

耳をピクピクさせてたらしい
」「黒ウサギって、さぞ可愛でしょうねニコ
」「うんニコ
・・・しばらくするとね小さな奇跡が起きたんだ

たまたま美術の時間で写生に来ていた、
変り者で芸術家肌の大西君に発見されたんだ
先生は直ぐに、大西君に泣きながら

今の状態を説明して
助けを呼んで欲しいと訴えたんだ
するとね、変り者で芸術家肌の大西君は
今までの人生で、地面の上で丸く成ってる
人間と黒ウサギに出くわすと云うショッキングな経験を
した事なかったんだろうね

しばらく空を見上げて、ボケ~としてたんだ
これには先生も歯ぎしりする思いで
大西君を見つめてたんだけど
さすがに、ぶちギレちゃって『大西


テメッ、変人野郎
助け呼んでこい
』て怒鳴っちゃったんだ

するとね、変り者で芸術家肌の大西君は
一瞬ムッとすると

なんと
地面で丸く成ってる1人と1匹を写生し始めたんだ


これには先生も、がく然としちゃてね
黙々とペンを走らせる大西君を見つめながら
声を震わせて、お経の様に『何故だ?
何故なんだ~~?大西~』って
唱えてたんだけど

それでも大西君は黙々と、絵描き続けて
一時間ほどして、満足出来る作品が
出来たのか!『ふ~』って息を吐くと、
その場を立ち去ってしまったんだ
先生は立ち去る大西君を見つめながら
手を伸ばして『大西~大西~大西~』って
何度も呼んだんだって

そして黒ウサギは鼻クンクンさせながら
地面の草を
食べてたんだって
」「悲しいお話しね・・・でも!
黒ウサギは食欲が出て来て、良かった
」「そうだね・・・でも、天はまだ国広先生を見放してなかった

なんと、しばらくして大西君は人を連れて戻ってきたんだ

大西君は学校に戻って、
一番初めに会った人に、国広先生の事を話して
助けを連れて来てくれたんだ

も~先生は泣いて叫んで大喜びさ


『ありがとう大西~ありがとう
』って黒ウサギも嬉しくてピョンピョン跳ね回ってたよ

」「元気に成って良かった」ニコ

「ところがね・・・
偶然にも大西君の連れて来た人は、
性格の悪いバカで野心家の小沢君だったんだ
小沢君はとにかく、権力欲が強くてね
1年生なのに生徒会長に立候補して
他のライバル候補の上級生に、
お金を払って辞退させようとしたり、

自分の言う事を聞かない、
候補を、お金で雇った不良グループに
襲わせたりして

学校を支配しようとしたんだけど
人望もないしマンガみたいには行かなくて
多分密告されたんだね
学校側に悪事が、ばれてしまって
小沢君と関わるのは良く無いって空気が学校中に広まって

誰からも相手にして貰えなくなって
自分の身から出た錆びなのに
何故か
、学校を逆恨みして
夜、学校に火を点けようとしたんだけど

失敗して
自分に火を点けちゃったんだだから、一年経った今でも眉毛が無いんだけどね
とにかく
そんなバカで性格がねじ曲がった、小沢君だから

国広先生を確認した瞬間、

ヘビの様に、舌なめずりをしながら

ニタ~って笑ったんだって

国広先生も小沢君が来た事が分かると
おもわず助けを求める声を押し黙って
2人の間で奇妙な睨み合いが始まったんだ
すると、ニタニタしながら視てた小沢君が
初めに喋り始めた『先生、両足首を押さえて
丸まってる所を診ると、
どうやらアスレス腱か靭帯を
断絶してる診たいですね』
すると国広先生は、ちょっと上釣った声で
『そ
そうなんじゃよ、小沢君、痛くてうごけんのじゃ

なんとか助けてもらえんじゃろか
』すると小沢君は意外な事に
『分かりました先生、・・
と言っても僕と大西君だけでは、
大人の先生を運べそうに在りませんので、
僕の持ってる携帯で

助けを呼びましょう』と言うと
ポケットから携帯電話を取り出して

ピポパポ
ピポパポ
とやりだしたこれには先生も感激して『ありがとう

小沢君、ありがとう~』て泣きながら
感謝してたんだ!
・・・・するとね、しばらくしてから
ワイワイ、ガヤガヤ言いながら
五人の生徒がやってきたんだ」
「これで、も~大丈夫ねニコ」

「その時は、先生本当に安心したと思うよ

それからね・・・

やって来た五人の中でも、
比較的、体の大きな生徒が笑いながら

小沢君に声を掛けたんだ

『よ~!小沢~久しぶり

お前からメールが来るなんて

何だろう?て、面倒くさかったんだけどな
写メ観た瞬間
ちょ~笑えたぜ

お前と付き合うのは
辞めとこうと思ったんだけど
やっぱり、お前の悪巧みは面白そうだ

も~すぐお払い箱の、国広の野郎を
ど~するつもりなんだよ
ワッハハ』と言いながら、みんなで先生を指差して
笑い始めたんだよ
」つづく