監督「はビックリマークあせる高木~ビックリマーク

今のは、例え話しだからあせるすまんすまん

俺の例えが悪かったな汗

…知ってるぞ、高木がいつも、みんなの為に、誰よりも先に部室に来て

サッカーボール研いたりキラキラ破れたユニホーム縫ったり

今日の為にみんなの、お守り作ってくれたりした事

さすが、服飾学園の生徒だよなワンピースキラキラ

将来は凄いデザイナーに成るんだよなグッド!

みんな、ごく普通に感謝してるからなあせるいやいやあせる凄く感謝してるからなビックリマーク本当汗

選手一同、高木を見て作り笑顔で何度もうなずくガーン

それを見た高木は、目尻に涙を浮かべて薄く微笑んだしょぼん

監督「話しを戻すぞ汗パー

それからというもの、来る日も来る日もリサイクル俺は本当に悩んだガーン

このままではいけない汗と云う確信を持って!!グー

そして俺は、ある結論に達したひらめき電球
お前達が変わる前に、まず俺が変わらなければ!?

そして俺は考えた、どう変わればいいのか!?

しかし俺には、…分からなかったダウン

そこで俺はハタッとビックリマーク又ひらめいたひらめき電球

サッカーはみんなで1つのゴールを目指すスポーツサッカー

俺がどう変われば良いのか、みんなで考えれば良いのではないか!?
みんなで団結して1つの問題を解いて行く

これこそ、団体スポーツに最も必要な

「1人は皆の為に、皆は1人の為に」オナホールワン.ワンモワホール音符

チームが1つに成る事ビックリマーク

これこそ俺の求める大事なプロセスではないのか!?グー

そして俺は満を辞して、お前達に俺の抱える問題を相談した」

部員一同、遠くを見る様な目線で、それぞれがうなずく

監督「お前達は、本当に良い生徒だビックリマークグー

俺の問題を何の反発もなく、心よく引き受けてくれたビックリマーク

特にキャプテンビックリマークお前は一番に賛成の声を上げてくれたな

「みんなビックリマーク監督の問題をみんなで解決しよ~ぜビックリマーク」てな

あの時は嬉しかったよ、教師になって本当に良かった

忘れる事の出来ない瞬間だ、ありがとうキャプテン」しょぼん

キャプテン「ちあせる違いますよパー

あの時は、まだ僕はキャプテンじゃ無くて

キャプテンは中田でしたよ」

監督「そうだったな」(笑)

選手一同、声を上げて笑い

キャプテンは頭を掻いて、照れ笑いをしていた

監督「それからと云うもの、来る日も来る日、サッカーの練習そっちのけで

俺がどう変われば良いのか部員全員で話し合ってくれたな

時には肩を組んで励まし合いニコニコニコニコ

、時には取っ組み合いの喧嘩しながら罵しり合いドンッ

結論が出ぬまま、何月間も話し合ってくれた

何しろ俺の問題があまりにも、漠然とし過ぎてたからな」(笑)

キャプテン「たしかにそうですね(笑)

かなり難しい問題でした汗

監督は自分を変えたいと言うけれど!?

何をどう変わりたいのか!?先生自身にも分からないダウン

だいいち、人生感や性格を他人が決めたて良いのだろうか!?

僕達は根本的な問題にぶち当たりながら

常に迷いながらも、話し合を進めて行きました

時にはヒントを求めて、監督に質問するけど!?

監督はいつも微笑みながら、携帯電話の画像を見ながら携帯

うんうんうなずくだけラブラブ!

一応の結論が出て監督に「こんな風に変わったらどうですか!?」と報告に行っても

監督は「ビビッ雷と来ないんだよな~ビビッ雷ビックリマーク

自分を変えよ~て言うぐらいだからリサイクル

ビビッ雷と、来ないと無理だろ」パーて言うから

僕達は「ビビッ雷と」てなんだろ!?て本当に悩みました汗ガーン台風

しかし、一旦引き受けたからには僕達には責任が有りますグー

くじけずに仲間同士、互いに励まし合いながら、本当に頑張りました」

監督「たしかに、あの頃は大変だったな

俺も携帯サイトの出会い系にハマッててなラブラブ

頑張るんだけどポイントばかり削られるだけで、ギャルに全然会えなかったよハートブレイク

給料全部もってかれた」(笑)

キャプテン「監督も大変だったんですね」(笑)

部員一同、大笑いニコニコにひひニコニコニコニコ

高木は何故か、浮かない顔

監督「でも結局、話し合を初めてから、

3カ月後にはキャプテンの中田を含め

部員の七割近くが、訳の分からない精神的苦痛を俺に訴えてショック!

次々に辞めて行ってしまったダウン

結局残ったのは、マネージャーの高木を入れても六人だけ汗

あの頃はマジ焦ったわショック!

中田は俺の所に来て言っていたよ

「監督、僕にはみんなをまとめる力は有りませんダウン

最初の内は、冗談飛ばしながらも監督の問題を

ざっくりばらんに話し合ってた

でも結論が出ない事に、イラついた部員が1人

「こんな問題、話し合っても意味無いっすよビックリマークべーっだ!

サッカーしましょうよ、サッカー」走る人サッカーて言いだすと

次の瞬間雷鬼の様な形相の別の部員に殴られたドンッパンチ!プンプン

「きさま―ビックリマーク監督がどんな気持ちで、俺達に相談したと思ってるんだむかっ!!

監督は、俺達の為に変わりたいって本気で言ってるんだぞビックリマークむかっ

「1人は皆の為に、皆は1人の為にビックリマーク」ワンオワオール・オールオワワンビックリマーク

それが真のチームだろ

サッカーなんてやってる場合か」(泣)

その時から部室の空気は劇的に変わってしまった

多少は冗談も言うけど、誰一人サッカーの練習をしようとは、言わなく成った

むしろ言えない雰囲気に成ったんだガーン

僕も部員の意見をまとめるのに必死で

延々と続く議論を重ねる内にリサイクル

自分達が、何の話し合をしてるのかさえ分からなく成るしまつショック!台風

そして、気が付けば何人もの部員が辞めていた…長音記号1走る人

も~僕には無理ですダウン監督

本当は僕も、普通にサッカーがやりたいです」(泣)

そして俺は中田に優しくこう言った

「サッカーをやるやらないを決めるのは、お前達だビックリマーク

中田は涙を拭きながら「そうですね」しょぼんと言い残し

サッカー部を去って行った」船

キャプテン「そんな事が有ったんですねダウン監督

あの時は僕もついカッとなってしまい

発作的に久保を殴ってしまいました

中田、元キャプテンに悪いことしたなダウン

部員一同、寂しい顔になる

監督「少し、しんみりしてしまったな

今では中田も園芸部で、元気に花を作って頑張ってるぞビックリマークチューリップ赤

元気出せみんな!!

でもな、お前達パーチームの足を引っ張る

癌どもが抜けたお蔭で、本当の意味でのチームに成ったと、俺は確信してるんだビックリマークグー

それと同時に分かったんだひらめき電球

俺が変わるなんて、どうでも良い事だ

お前達が俺の事を、毎日考えてくれるラブラブ!

その過程が一番大事なんだ

1つの問題をみんなで協力して考える事が重要で※オールオワクエスチョン音符

結論んなんて、どうでも良いってなビックリマーク」ハンクオ-バー音符

選手一同、近くに居る者の顔を、それぞれ見つめながら大きくうなづく

高木は又、涙ぐんでいた(;_;)



つづく
雅は亜希を試す様に話かけた

「ところで、亜希さん今日の私のファッションどうかしら!?

亜希は雅の頭から爪先まで、考え深そうな目で、時間をかけてじっくり見た

(ヘアスタイルは座敷わらしを思わせる、おかっぱのセミロング

髪質は備長炭の様な黒々として光沢がある

メイクは品がある美しい顔に似合わず

ダイナミックで岡本太郎の様な、爆発芸術の様な凄味がある

羽織っているコートは、踵まで届きそうな、死神ロングコート

まるで、オペラ歌手の衣装の様だだ

色は漆黒で星の様な水滴が、ちりばめられている

パリのデザイナー、ジャン・パーのプレタポルテ、カサブランカP-11に似ているが

オートクチュールで間違いないだろう

よく見ると、やはりただの水滴だ汗

ヒールはフェラガモのモダングレーEZ-300シリーズに似ているが

オーダーメイドだろう

全体的なコーディネートは気品と上品と言う面では、店長の言っていた

(エレガント)は形容として間違っていないが

やはり色合いに個性がありすぎりる)

亜希はおもむろに口を開いた「エレガンドスントスン音符

&コシノかしまし娘の次女風味」フグ

その瞬間、店内は呆気にとられた

店長の仲本などは(亜希さん、何を訳の解らない事を

言ってるの?汗)と言わんばかりの目を、亜希に向けている

しかし雅は違った

信じられないと言う表情をしている目汗

「亜希さん…コシノかしまし娘は置いといてパー

確かに今日の私のコーディネートは

確かに…エレガンドスントスンなスタイルだわ汗

しかし、エレガンドスントスンなんて形容詞

世界的モードの発信地、パリでも10人も知らない表現

正に世界のファションを影で操る

真のファクサー達だけが使う、隠語の様な表現よ

どうしてエレガンドスントスンを知ってるの!?あなた何者!?汗

「雅様、お答えする前に皆に

エレガンドスントスンの意味を教えたいのですが?」

「確かにそうね、皆さん呆気に取られてるわね」

「私がまだ子供だったころ、ある老人の家に預けられました

その老人が言うには、エレガントとは」

「ちょっと待って」パー雅は思わず、亜希の話をさえぎった

「その老人の名は、なんて言う人?汗

「パトラッシュおじじと呼んでいました」

「なんて事!!」思わず雅は叫んだ

「あの伝説のオートクチュール職人

フランスの秘宝と呼ばれる、ファション会のレジェンド

あらゆるデザイナーに影響を与えたと言われている方

しかも、顔写真も世間に出回らない為

本当は存在しないんじゃないかって言われてる

もちろん私でさえ、会った事は無い

ネス湖のネッシーなみのレア人物だわ汗

パトラッシュさんの関係者と、こんな所で出合なんて

仲本さん、あなた大変な人を従業員にしてるわね」

急に話を振られて、店長の仲本は困惑していた

2人の話に、全くついて行けてないのだ

「は汗はい」返事を返すのが、精一杯だ

雅は見越した様に話を続けた「ピンと来ないみたいね?

皆さんはフランダースの犬は知ってるわね?

その犬こそ、パトラッシュさんがモデルなのよ!」

一同、マジか!?と言うような顔で雅を見つめた

高木だけは、相変わらず卑屈な目をしている

「実は、パトラッシュとネロは双子の兄弟で

ネロは天才的な、ファッションデザイナーの金の卵だったキラキラ

パトラッシュは、子供なのに体が大きく力もちニコニコ

いつも、小さくてひ弱な兄のネロをかばってたグー

皆さんも知ってるのとうり

貧しい2人ぼっちの兄弟は、村人に泥棒と間違われて

教会に追い詰められ、命を落としてしまうしょぼん

しかし、ここからが童話には無い話パー

実は、死体で発見されたのは、兄のネロだけでねシラー

村人に発見されたネロの死体には、かすかな温もりが残ってたの

どうやら、村人が来るギリギリまで

パトラッシュは、ネロと一緒に居たのね

それからしばらくして…

13日の金曜日、悲劇は突然起きた

子供から老人まで村人全員皆殺し汗

人間には出来ないであろう何か、大型獣にでも襲われた、惨殺死体の山ドンッ

当時は、DNA検索なんて無かったから

狼の群れに襲われたって事で捜査は打ち切られたわんわん

しかし謎はいくつか残ったの

殺されたのは人間だけで家畜は無事だった馬ブタ

そして、とうとうパトラッシュの行方も分からなかった長音記号2走る人

ネロが当時書き残しであろう

膨大な数の、ファッションスケッチも消えたまま

フランダースの惨劇汗ドンッ

うわさがうわさを呼んで、人々は忘れわれない悲しい記憶を

少しでも救いの記憶にする為に、フランダースの犬が、お話として作り上げられたって訳ねにゃー

のちに彗星の様に、フランスオートクチュール会に現れた

パトラッシュさんの革新的な、ラインやパターンはワンピースジーンズキラキラ

正にファッション会、最大の謎と言って、良いほどの人物だわ

因みに、小巌館(本当は怖い、世界の童話集)を読めば、もっと詳細に分かるわよ」

雅は一気に巻くし立てると、ため息をついたDASH!

「さあ、こんどは亜希さんの番よビックリマーク話してくださいな!?

亜希は遠くを見つめると、静かに語り始めた

─────回想シーン─────────

ここは、とあるサッカースタジアム

試合前の選出控え室では重苦し空気が漂っていた


監督「今日はいよいよ、全国高校サッカー選手権、県予選の1回選だサッカー

我が学園のサッカーを存分に発揮しようではないか!!

…と、言いたい所だがパー

非常に難しい状況だ汗何故だか分かるな!?

キャプテン「監督ビックリマーク…今日の対戦相手

市立舟端高校は、過去の全国大会で三度の全国制覇を成し遂げ王冠2

去年の大会では全国ベスト4に進出した強豪校で

今年一番の優勝候補No.ワンの呼び声の高いチームです汗

しかも、うちの学校は頑張っても県予選、3回選どまりの並みの高校で

昨年は2回選で涙を飲みました」しょぼんしょぼん

監督「そのとうりだ!!キャプテンよく勉強してるな」

キャプテン「ありがとうございますビックリマーク」(泣)

監督「泣くのは、まだ早いビックリマークまだ、負けちゃいないぞパー

試合はこれからだ(笑)…でも、お前達の気持ちは良く分かる」グー

監督、選手一同を見渡す

みな緊張したおもむきで、何名かはキャプテン同様、すすり泣いていた

監督「俺が、初めて服飾@学園高校に赴任したのは、去年の秋だった

学園の"ファッション理科"の先生でサッカー部の顧問

国広先生が原因不明の精神病を、患った為

臨時教師である、俺がやって来た訳だが、俺が観たところ目

お前達はたいした才能も無い、ちょとばかり服が好きなワンピースラブラブ

ごく普通の高校生で、ごく普通に青春を楽しみ

ごく普通のサッカーをし、ごく普通に練習を頑張り長音記号2サッカー

ごく普通に2回選で負けて、ごく普通に悔し涙を流ししょぼんショック!

ごく普通に3年生も引退して、唯一の特色、服飾学校らしくアパレル業界への就職ジーンズワンピース

それも普通と言えば普通だよな

別に凄いデザイナーのOBが居るわけでもなしパー

とにかく俺はサッカーのサの字も知らないのに

いきなり顧問にされて、取りあえず、高校生が送るであろう

それらの、ごく普通の出来事を見守ってた訳だ

…しかし…俺は、物足りない何かを感じていた(・・?)

このままではいけない汗

せっかく念願の高校教師に成れたのにビックリマーク

ごく普通なんて糞くらえだグー

学園ドラマにも成らない、中学生日記にも劣る

何とかしなければ汗

しかし…お前達の中には、目立った不良も居なければパンチ!ドンッ

凄い才能を持った選手も居ない走る人サッカー

学園を辞めなきゃならない程の貧乏人も居ないショック!

恐い先輩に脅されてる奴も居ないしショック!

家族に問題抱えてるのも居ない

かといって、美人女子マネージャーを部員同士が取り合うラブラブ

ラブコメ要素も全くないハートブレイクショック!

だいいち唯一の女子マネージャーの高木は

そ~言った要素から、かなりハズレてる事は

みんなも知ってのとうりだ!!パー

選手一同は少し悲しげな表現で、監督の隣に立つ、高木に視線を移したしょぼん

そして高木は、卑屈な顔で暗くうつむいたダウン



つづく
みやび様が到着し、慌ただしくなる店内あせる

店長の激が飛ぶ!!

「しむらさん!かとうさん!たかぎさん!あきさん!

さっ!早く皆でお出迎えよ

ドアの前に整列して!ドア

たかぎさん!!動きが鈍いわよむかっキビキビ動きなさいあせる

キ───むかったかぎさん!!そんな卑屈な目で私を見ないビックリマーク

お客様に観せられる表情じゃないっていつも言ってるじゃないビックリマーク

お人形の様な綺麗な顔がだいなしよ、全くも~ぉむかっ

店のスタッフ全員が整列すると

運転席から全身黒いスーツで決めた車

電車の車掌の様な黒い帽子と目の所がけを開けている

黒いアイマスクを着けた、黒ずくめの一種異様なシラー

ボディーガードけんドライバーが出て来て走る人

手慣れた様子で後部座席のドアを開きドア

もう一つの黒い影がクルマから顔を出した

その瞬間、気品に満ちた美しい顔つきだが

どこか冷たい印象を与える、中年女性が降りてきた

しかしその、たたずまいと歩き方は

根っからのお嬢様キラキラ憂がに満ちている

店の中に入ると、スタッフ達を冷たい目線でいちべつした映画

店長は緊張しながら

「み、みやび様汗本日は足元の悪いなか

ようこそお越し頂きまして、まことにありがとうございます。汗

スタッフ達が「お越し頂き、ありがとうございます。」揃って挨拶をする

一人を除いて

みやびの目が一瞬、鋭く光るキラキラ

店長が冷や汗をながす(あきさんあせる

あんなに皆で練習したのに、貴女!

口パクで、しかも礼の角度が一人だけ浅いじゃない汗)

気を取り直して、みやびに話しかける店長

「わたくし、当店の店長を勤めます、仲本です」

それを合図にスタッフ達が順に名前だけの短い自己紹介をしていく

「スタッフの志村です」「加藤です」「高木です」「…」

一瞬の間を置き何も言わないあきに、仲本は慌ててみやびに話をふる

「そ、総本店では、みやび様に大変お世話になりました」ニコ

みやびは値踏みする様にフタッフ達に目を向けていた

4人の中で2人だけモデルや女優に成れるほどの

タイプの違う美貌を持ったスタッフがいる

1人は高木、完璧な美しさ、しかしどこか暗い闇を抱えた様な雰囲気をかもし出している

もう1人は名前も名乗らない、のほほんとして、お花畑が似合いそうな

可愛くなければただのアホとしか思えない

みやびは仲本に目をやると

「貴女、本店に居たの?憶えてないわね」クスッ

「で、ですよね~汗、それにしても

本日のお召し物は大変にエレガントですねビックリマーク」ヨイショ

「あら!どの辺がエレガントかしら?

わたくしの今日のコーディネートはエレガントなんて、意識しなかったわよ」

店長に冷たい視線を送る、みやび

「いや汗あのその、なんと言いましょうか!?汗

たちまち滝の様な汗を流す店長

「それに、私の受け入れ準備に少し手間どったみたいねシラー

私の運転手は私の安全が完全に確保出来て

初めて私を車から出してくれるのよビックリマーク車合格

私、待たされるのが嫌いなの」

「…汗

「それに今日は天気も悪く小雨も降ってたじゃない」

店長の足元にはすでに、汗で小さな水溜まりが出来ていた

「仲本さん、貴女汗かき過ぎよ

ここはスポーツジムなの!?走る人

おかしいわね?来るお店、間違えたかしら」

その時、一人のスタッフが気さくに、みやびに話しかけた

「まあまあ~、みやび様パー

その辺で、勘弁してやれんかね~もし」

ふいを突かれたみやびは、そのスタッフを、呆然と見た

「申し遅れました、わたくし"荒井亜希"といいます

今日は最後まで、みやび様の担当を承ります

亜希!と呼びください、以後、お見知りおきを」ははぁ―

両膝を床に付ける、亜希

あっけに取られる店長(どあせる土下座はやり過ぎよあせる)

「亜希さんって言うの、面白いわね、あなた

わたくしは火の車グループ副会長"火流院・雅"よ」フフ

皮肉った軽蔑した笑顔を土下座した亜希に贈る

更に店長は目を丸くした(こあせるこれは土下座ではない)目汗

亜希はゆっくりした動作で土下座の姿勢のまま両手を床に這わせつつ

腕を伸ばすと手の平をクイッと反すと指を揃えて

天上に向かって折り曲げた

そう、亜希の行ったのは土下座ではなく

中国三國志時代、劉備元徳が天下の天才メガネ

諸葛公明を軍師に迎える時に行ったと云わる

三願の礼を略した、三個の礼であったm(__)m

もはや、テレビで「接遇!接遇!」と怒鳴り散らすプンプンドンッ

怖いオバチャンのレベルを越えた

地球に存在する最高レベルの礼儀である

例えるなら地球最高峰の山エベレスト級である

眼下に雲海を従えながら天界で起こりそうな出来事が展開されていた

両膝を付き、床にひれ伏す

そしてゆっくと立ち上がり直立の姿勢をとる

それを三度繰り返す

しかも、亜希の容姿は少し幼さを残しつつもバランスの取れた

人に安心感を与える、チャーミングな顔で在りながら

スタイルと姿勢がとても美しい女性であった

もくもくと三個の礼を行う、亜希の真剣な姿は

とてつもなく美しく、人知の域を越えていたキラキラキラキラ

そこに居る誰もが、オーロラでも視るかの如く

亜希に見惚れている

特に、志村や加藤などは普通の今どきの若い女の子であり

何が起こっているのか!?訳が分からないが台風

目隠しされて連れて行かれた先で

いきなりシルクドトレイのショーを見せれてる、心持ちであったキラキラ

しかし高木だけは、綺麗に整った自分の美しい顔と反比例するかの様に

より卑屈な視線を亜希に向けている

いつしか、亜希の動作一つ一つがよどんだ空気を浄化し

早朝の教会拝礼室の様に、ショボい店内は

神秘性を帯びた空間へと、リニューアルされていた

雅の冷たい視線と皮肉めいた表情は、いつしか消えている

亜希が三個の礼を終え、スクッと立ち上がるり

何事も無かったかの様に、いつもの、のんきな顔つきに戻ると

雅は、一瞬苦悶の表情を浮かべ

「貴女は、何故そんな事をするの!?

亜希は真剣な顔で「我!最高の礼儀を持って

おん君を、もてなさんビックリマーク

「貴女だめねビックリマーク土下座は一回で充分よ」パー

雅の目は、好敵手にでも出会ったかの如く

らんらんと輝き、燃える様に笑っていた



つづく