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こんにちは
やましたひでこ公認
断捨離®️トレーナーの
たなかまみです
本日も富士山麓よりお届けします
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その保育園では
毎年この時期になると
子供達の1年間の集大成として
大々的に発表会が開催される
普段仕事で忙しいパパ、ママたち
そしていつも離れて暮らしているおじいちゃん、おばあちゃん
多くの観客に見守られて
子供達はステージに立つ
誰もが楽しみにしている発表会
ところが
今年は目に見えないウィルスが脅威となり
他の多くの行事と同じく
その発表会も開催が危ぶまれる危機に。
子供がステージに立つ姿は見たい
でも蜜になるのは怖い…
悩んだ保護者の一人が
保育園を運営する理事長に手紙を書いた
「子供の晴れ姿は見たい。
でもこのような時期に開催するのは
いかがなものでしょうか？」
多くの人が感じる不安であり
多くの人が感じる疑問
かくして
保育園の決断は？
手紙を受け取った理事長は
「こんな時期なので
保護者の皆さまの不安はよくわかります
でも
子供達の晴れの舞台
発表会は開催します。
もしも何かあったら
私が責任を取ります。」
そう決断したという。
保護者の喜びはいかばかりか？
目には見えないウィルス
たとえその場が原因でなくとも
もしも何かあって
責任をとると言っても
病を肩代わりすることはできない
その批判に晒される可能性もあるし
理事長職も追われかねない
でも
その人は決断した
どんな批判も受けて立つこと、
そして
子供達に最高のステージを用意することを。
コロナ渦で
多くの指導者たちが
右往左往し
決断の先送り
あるいは
保身を兼ねた安全側に
物事を流そうとする中で
その人は
子供達の晴れ姿と
それを楽しみにする人々の気持ちを
守ることを優先すると
「決断」した
うれしいと思う保護者はいただろう
批判的な反応をする保護者もいただろう
内外から様々な反応を受けたに違いない
その話を聞いて
私は心が震えた
断捨離の断は
モノを断ち切ることだけではなく
決断することでもある
一切の雑念を排除して
「決める」
尊い決断をしたその人に
敬意を表する
その人が守った
人々の笑顔は
あまりにも尊いと
わたしは思う
そして
どんな批判にさらされようと
ぶれない自分軸を持っている
その人の佇まいは
きっと美しいと
想像している
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