きさらぎを 短歌都々逸 振り返り 春はすぐそこ その曲がり角 | 温泉大好き!厚木の住人

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厚木・伊勢原・平塚を中心に古街道を辿り、時には川を遡りながら郷土の歴史を探訪します。

 テレビを見ることがほとんどなくなりました。

 そんな中で毎週欠かさず視聴しているのが、BS-TBS「酒場放浪記(月曜夜)」と「おんな酒場放浪記(金曜夜)」。

 

 今年に入ってから「おんな酒場放浪記」で新たに女性アナがレギュラーに加わったのですが、惚れ惚れする飲みっぷりにすっかり魅了されてしまって。

 

 有給休暇を取った先日のこと。夕方TBSのニュース番組を見て驚きました。

 彼女、サブキャスターなんですね。真面目な顔してニュース原稿を読んでいるところ、ギャップ以外のなにものでもなくて。

 

 その上さらに。放浪記の最後で「(七七七五調)都々逸」でまとめるところまで気に入ってしまい。つまるところ、年甲斐もなく日比アナのファンとなりました(笑)。

 

 さて2月も終盤となりました。業務都合で今月最後のブログ更新となりますので、今回は恒例の「短歌都々逸振り返り」。

 

 まずは毎週出題いただく「気楽爺さま」のお題「文机と几帳」から。

 すだれの向う 文したためる 君の様子が 気にかかり

 

 そしてRさんからいただいた返歌が


 文机に 頬杖ついて 物思い 耽る私を 君が見守り

 

 つまり、私の行動がバレバレということで(苦笑)

 

 4日は春の立つ日「立春」でした。

 

 冬にさよなら できる日なのに いつもそうとは ならなくて

 

 今年も翌5日に雪となり。東京都心部でも積雪となって。

 窓から外を 眺めてみれば チラリホラリと 雪が降り

 

 芯から冷える寒さとなりましたね。それでも

 

 震える寒さ 温めるのは 貴女の肌の ほかはなし

 

 何にしてもありがたいことです。ただただ感謝しかありません。


 翌日は子どもたちがこしらえたのでしょうか、広場に雪だるまがいくつか佇んでいて。

 夕陽入り射し あかねの色に 染めて佇む 雪だるま

 

 とはいえ、春の足音も日一日と高くなっていくようで。

 

 陽射しさえぎる 河津の桜 大山古道を 染めていき

 

 近所の大山道。脇に立つ河津桜に覆われていて。

 大山道探索をライフワークとする私にとって、とても魅力的な一枚となりました。

 

 河津桜と隣接するようにして

 「おおやまみち」看板とやはり満開の梅の花。

 

 春はもう すぐそこまでの 道のりに

 ということなのでしょうね。

 

 そして更にもう一つ、都々逸で

 

 百花繚乱 春の訪れ 心待ちする 今日の日々

 

 酒場放浪記の日比アナをリスペクトして、詠み込んでみた次第です。