駅のエスカレーター、前に立っている若いお姉さんの着ているTシャツ。背中にウオーターメロン、シード、デリシャスなどという英単語が並べてあって。
読むとはなしにその文章を目で追いかけていると
「スイカの実は丸くそして種は黒い。塩をかけると甘味がましてうまくなる。魅力的な夏の果物ですね」
訳せばこういうことでしょうか。なるほどと思うと同時に笑ってしまいました。というのももしそれが日本語で書かれていたとしたら。このTシャツ、私が着るとしたら相当勇気がいるのではと思いまして(笑)。
さて本題に戻って。
早くも今回は7月最後の更新日となりました。例に倣って短歌・都々逸で振り返ります。
湘南の 海に向かえる 道すがら 雨に宿りし 古きお社
自宅からママチャリ漕いで湘南の海へ向かう途中で大粒の雨。お社の軒先をお借りしての雨宿り。
ひとしきり降った後で雨もあがり、見渡す先にはにび色に光る海が広がっていました。
そしてさらにもう一首。
夕立の 雨に打たれて お社の 軒を借りれば 空虹かかる
雨のあとにかかる虹があまりにも見事でした。雨宿りをさせていただいたうえにこの素晴らしい景色。古きお社にただただ感謝ですね。
大山の 賑やかさ増す 灯籠に 火の入る頃 夏盛りなり
「大山灯籠」は大山の夏山開山中(7月27日から8月17日まで)毎夜灯される風習でして。
以前は大山古道のいたるところで見られていたそうですが、今ではもうほんのわずかしか残っておらず。
それでもこの灯籠が設置されているのをみると、夏の盛りを感じます。
趣をかえてみて。
夏の宵 冷酒クイッと 飲み干せば 暑さの中に 涼風わたり
ビールののどごしももちろんたまりませんが、冷奴をあてにしての冷酒が夏の夕べの一番の楽しみ。かもしれません(笑)。
そして最後に短歌一首に都々逸一題。
浴衣着て 横座りして うなじ見せ 右手でうちわ あおいでみせて
夏のたそがれ 浴衣にうちわ あおぐ姿の 君が好き
隣に座って一緒に飲んでくだされば、きっと猛暑も乗り切れそうですね。
次回は大山古道に戻ります。




