このところお気に入りブログで、立て続けに「阪急ブレーブス」「大洋ホエールズ」の歴史を踏まえた記事を拝読させていただく機会に恵まれて。懐かしい球団名を目にして、閃光のように脳裏に蘇ってきたことがありました。
その昔、職場の先輩が飲み会の席で「贔屓の球団はホークスだ」とおっしゃるので。「ダイエーがお好きなんですね」と話を合わせたところ、「ホークスといえば南海だろ」と叱られて。
不条理だな、と思ったものですが、今となってはその気持ちが理解できるんですよね。思えば私も「ロッテオリオンズ」のファンですので。
※それにしても。今の若い方には「阪急」「大洋」「南海」「ダイエー」「オリオンズ」がプロ野球球団であったこと、ご存知ないでしょうね(苦笑)。
気を取り直して本題「伊勢原市内周遊」。
前回は秦野市鶴巻から伊勢原市内へと戻ってくるまででした。
伊勢原市内に入り、しばらくは「矢倉沢往還道」を辿って中心地を目指します。
矢倉沢往還道は現在の「国道246号線」にあたる道筋。今でも道脇には小さな「祠」や
道祖神さまが鎮座されていて、古道の雰囲気を色濃く残す素敵な道なりとなっていて。
そして、今シリーズでも訪れた「相模國三之宮 比々多神社」参道との分岐点には
古色蒼然とした道しるべが遺されていました。
直進すれば比々多神社へ通じていきますが、矢倉沢往還はここで右折。そして、ママチャリに乗って10秒もかからないうちに到達するのが
市内唯一の造り酒屋「吉川醸造」。
既に今夜も口にした、銘酒「菊勇」の醸造元になります。私の毎晩の楽しみでもあり、こちらには足を向けては寝られませんね(笑)。
そしてこの先「鈴川」に架かる石橋。大正15年の築造なのだとか。
百年もの月日の刻まれた古橋、渡るときには自然と頭が下がる思いがして。
次回も古道の道筋を辿り、伊勢原市中心街へと向かいます。