一月を 短歌都々逸 振り返り ~ 梅の花 固き蕾も 柔らかな 春の光に ほころびかけて ~ | 温泉大好き!厚木の住人

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厚木・伊勢原・平塚を中心に古街道を辿り、時には川を遡りながら郷土の歴史を探訪します。

 翻訳の仕事をされている、友人Rさん。

 

 職業柄、海外の人々のコミュニケーションが必須。共通言語は多くの場合が英語でのメールやり取りとなるそうで。

 それが金曜日になると決まって「TGIF」という4文字が飛び交い、当初Rさんはそれが何のことかわからずにいて。

 

 「Thanks God Ⅰt's Friday(今日は金曜日で、神に感謝します)」の略であること、最近になって教えて頂いたのだとか。

 既に死語になりつつあるかもしれませんが、つまり「花金」と同じ語感なのでしょうね。

 

 一月も終わりに近付きました。今月最後の記事更新となりそうですので、今月詠んだ短歌・都々逸で振り返ります。

 元旦に 風強ければ 大山の 峰美しく そびえ立つかも

 

 この一首が今年の初詠みとなりました。

 そして三が日が終わるとすぐに仕事始めとなって

 

 三が日 終えて職場に 向かう朝 空席目立つ 通勤電車

 

 いつものラッシュから考えると、信じられないほどのすき具合。思わず

 

 願うことなら この先いつも これほどまでに すいていて

 

 と口にしてしまったほどでした(笑)。

 

 毎週、お題をいただく「気楽爺」さまのブログ。初回は「茶の湯」初釜でした。

 生まれ来てから 一度たりとも 茶の湯の世界 しらずして

 

 この先とても 縁なきままで 点てる機会も 思えずに

 

 正直なところを都々逸2題で。私にはやはり縁のない世界かも。

 そして次のお題が「ぐい呑み」で。

 片手ぐい呑み 片手につまみ 行儀悪いが やめられず

 

 これも正直そのままの都々逸となり(笑)。

 

 そして今日のお題は満月でした。

 今年最初となる満月を「ウルフムーン」と呼ぶことも初めて知りましたが、既に昨夜のうちに

 寒空に 凍えて見ゆる 月の影

 

 という一句。そしてそのあと、Rさんの運転で助手席に座らせてもらってから更に一首。

 

 寒空に 冴え返え渡る 月よりも なお美しき 君の横顔

 

 と詠んだのですが、いつものように軽くあしらわれてしまいました(笑)。

 そして最後にもう一題、都々逸で。

 

 ほんのわずかの かけ違いでも 大きく変わる 人生は

 

 人との巡り会いも思えば奇縁ですよね。極端なことでいえば、信号一つ違えただけでも「このさき交わることのなしと思えば」。

 

 次回は伊勢原市内周遊に戻ります。