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1960+(50代3人による暇つぶしのお供)

玉下奴郎とその仲間たち、計3人のブログ。 音楽、映画、書籍、時事などなど、50代(1960+世代と呼ぶ)にまつわる話題をつらつらと。「暇つぶしのお供」にどうぞ。

先ずはぜひ前編をお読みください

 

米軍の司令官は「パイロットは感謝されるべき」と

パイロットの優秀さを主張し、

沖縄の副知事はオスプレイそのものの安全性を問い質している…。

(もっと言えば、米軍の撤退を主張しているんですが)

 

別に副知事はパイロットの操縦ミスを指摘しているのではないし、

司令官が自分の優秀な部下を評価するのも当然です。

 

ここで映画「ハドソン川の奇跡」に戻ります。

お話は日本でもお馴染み、というか話題になった実話です。

 

2009年、ニューヨークで乗客乗員155人を乗せた航空機が、

マンハッタン上空850mでコントロールを失います。

 

ハドソン川

 

トム扮する機長の“サリー”・サレンバーガー氏は必死に機体を制御し、 ハドソン川に着水させることに成功。

その後も浸水する機体から乗客の誘導を指揮し、

乗員乗客を含めて全員が事故から生還します。

サリー機長は一躍、国民的英雄として称賛されるのですが、

その判断が正しかったのか、

国家運輸安全委員会の厳しい追及が行われます。

 

日本での報道では当時、 この安全委員会の追及が

ほとんど伝わらなかったと記憶しています。

 

果たしてパイロットの判断は正しかったのか、

本当はそのまま飛行場まで戻れたのに、

着水という判断で乗客を危険に晒したのではないか?

 

安全委員会の狙いは、この事故を人為的な原因にすることで、

航空会社の落ち度や設計ミスを回避したかったのではないでしょうか?

米軍はオスプレイの配備を優先するあまり、

もしかすると司令官は意図的にパイロット擁護で激高し、

残念ながら日本政府もこの主張を受け入れ、

結果的に12月19日には再び宜野湾市の普天間飛行場を離陸し、

飛行訓練を再開しました。

 

さてさて、偏向報道と偏向報道のはざまで、

何が正しい判断なのかは時間が経たないと見えないんでしょうね…。

 

 

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スライド6  wrote by 玉下奴郎

お陰様で今年もたくさん映画館で映画を観ました。

先日は話題の『ローグ・ワン/STAR WARS STORY』も観てきましたが、

これは未見の方が大勢いるのでブログに書くのは年明けに…。

 

小李富さんがブログに書かれた『インフェルノ』も、

文庫本読了後に映画館へ行き、まぁ思うところが多々あります。

 

でも今回のテーマは、『インフェルノ』に主役したトム・ハンクスが、

直前に主演した『ハドソン川の奇跡』+ 巷を賑わせた

オスプレイの墜落事故について…。

※どうみても不時着には見えませんが、

そこはこの際は問題ではありません。

 

オスプレイ

 

2016年12月13日。

この墜落事故で沖縄県がアメリカ軍に抗議した事で、

米軍の司令官が大激怒したそうです。

墜落の報告を受けた安慶田沖縄副知事の抗議に対し、

第3海兵遠征軍司令官のニコルソン四軍調整官は激高。

「被害を最小限にしたパイロットを表彰すべき」

「むしろ住宅、住民に被害を与えなかったことを感謝されるべき」

などとコメントしたとのことです。

※実際には英語でコメントしているので、ニュアンスは不明ですが…。

 

副知事が「オスプレイも訓練もいらないから、撤去してください」

と伝えると、

司令官は「政治問題化するのか」などと

テーブルをたたく場面もあったらしいです。

 

ここで玉下が思ったのが、論点のずれなんです。

でも何故かそこに言及する報道が見当たらないんです。

 

文章が長くなりました。 続きは後編で…。

 

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スライド6  wrote by 玉下奴郎

今日、NHK大河ドラマ「真田丸」が最終回である。

三谷脚本に違和感を覚えながらも、観続けてしまっている。

 

僕が気になるのは徳川家康の描き方。

 

以前にも書いた山岡荘八『伊達政宗』では、

平和を願う偉大な為政者。

 

山岡荘八_伊達政宗

 

司馬遼太郎『城塞』の家康は、権力志向者。

大胆というより、あまりに繊細な(ちまちまとねちっこい)、

謀略家である。

「真田丸」の家康は、司馬遼が描く人物像に近いが、

その家康の「いい面」をほとんど取り払った感じ。

(内野聖陽、素晴らしい演技!)

 

 城塞_司馬遼太郎

 

どちらの本でも、「真田丸」でも、

共通しているのは大坂方のアホさ加減。 滑稽すぎて辛い。

なにはともあれ、今日で、あの大阪方とおさらばである。

 

 

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スライド3  wrote by 小李富

今は2016年12月。間もなく猿年が「去る」。
そして来年は鳥年。何か「獲る」ぞ。
「撮る」か「摂る」か「録る」か「捕る」か...。
変換をしてたら「盗る」なんてのも出てきた。

 

まぁ、とにかく年が変わる...。

 

おっと、閑話休題。
今回のテーマは犬か猫か...。

 

先日、何人かで雑談をしていて、
ひょんな流れで犬派か猫派かという話題になった。

 

玉下は子供の頃から家に猫がいたので、先ずは単純に猫は好きだ。
一方で犬が身近にいたこと、つまり飼ったりしたことがないので、比較が出来ない。

 

最近、youtubeなどで無邪気な犬や猫の動画があったり、
子猫や子犬の写真のハガキなどは、人並みに無条件に可愛いと思う。

 

しかし犬と猫を比較した時、いつも気になる事がある。
人懐っこさだ。
曰く、犬は帰宅すると玄関に迎えに来る。
名前を呼ぶと尻尾を振って飛んで来る。
棒を投げると咥えて持って来る。
お預けやお手や伏せなどを覚える。

 

猫にはないなぁ...。
(たまに玄関には迎えに来るけど)

 

この習性の極めつけが「忠犬ハチ公」じゃないか。

ご主人をいつも渋谷駅に迎えに行く。
雨の日も風の日も雪の日も...。
春も夏も秋も冬も...。
やがてご主人が亡くなってしまうが、
それでもハチは律儀に渋谷駅の改札で、
まだ帰らないご主人を待つ...。

 

これぞ忠義。これぞ忠犬。
今では銅像にもなり、ハリウッドで映画化もされ、キャラクター・グッズまである。

 

これがダメなんです。

えっ、それって偉いの?
えっ、それって褒められるの?
自分で何も判断をしてないだけじゃん。
アタマを使ってないじゃん。
目とか耳とか肌で感じた事を、脳にインプットして解析してないじゃん。

 

人に指示されたら、されたまま。
責任は自分にはなく、指示した人にある。

 

そんな気がして仕方がない。

 

では何故こういう状態になるのか。
それは多分、日々の習慣だから。
毎日やってるから。
だから変化に気がつかない。
だから疑問を抱かない。

 

昨日も来たもん。
だから今日も行くもん。
明日も行くもん。
だって前はお迎えしたんだもん。
嬉しくて尻尾を振ったもん。

 

北原白秋の童謡「待ちぼうけ」の歌詞のまま。

 


でも我々の日常にも、同様の事は起きてます。
若い頃と同じ様に食べたり飲んだり、
夜ふかしをしたり無理な運動をしたり...。

どこかで心身の変化=衰えを自覚しなきゃ。

 

去るモノは追わず、新しいモノを獲らなきゃ。

 

あれ、話が犬と猫から逸れました...。

 

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スライド12  wrote by 玉下奴郎

インフェルノ看板

 

10月末に封切られたからか、館内はまばら。

ゆっくり鑑賞できるのはいいけど、ちと寂しいくらい。

 

上映終了。 うーむ・・・詳しくは書くまい。

これでは時限爆弾をぎりぎりで阻止しようとする

スパイ映画と変わらないではないか・・・

美術と宗教のあふれんばかりの知識で驚かせてくれた

ラングドン教授らしい活躍ではなかったね。

小説は面白かったんだけどな。

 

ブログ「『インフェルノ』読了。映画が楽しみであるが・・・」を書いたのが5月。

今年一番の期待作だったのに、すこぶる残念。

映画終わり恒例のラーメンはあいかわらず、すこぶる美味かったけど。

 

 

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スライド1 wrote by 小李富

1ヶ月以上もほったらかしにしていたのは初めて・・・

 

みなさま、こんにちは。ご無沙汰しておりました。
ブログの意味、なんて考えたりしていると、

なかなか書く気が起きないものですね。

 

ともあれ、僕たち3人は元気です。とりあえず生きています。はい。

今週末は、以前からちょくちょくやっていた音楽イベント。
老人ホームの一室で、映画音楽鑑賞会をやります。


プロデュースは、ランシンさん。
ストーリー考案・選曲と当日のMC(解説)は玉下さん。
投影するスライドやポスター、配布資料作成が僕という、

いつもの布陣です。

 

ブログを続けるかどうかを考えることすら停止していましたが
はてさて、どうしたものやら。

 


我が家の山茶花。通称「オヤジの木」。
16年前、新築した時にオヤジが植えてくれた山茶花は、いまが盛り。
鳥たちの被害にめげず、最も多くの花をつけました。

 


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  wrote by 小李富

小池百合子都知事が就任後にメスを入れた政策に、
都庁職員の「午後8時に残業をやめ退庁」という施策が発表された。
知事は仕事の仕方を見直す“一種のショック療法”として、
「ライフ」が先に来た『ライフ・ワーク・バランス』の実現のため、
都庁が先頭に立って長時間労働を是正する必要があると言う。
部署ごとに超過勤務削減率を競う「残業削減マラソン」を、10月14日から始めた。

残業考04

都庁職員は約46,000人。残業は1人あたり月平均9.6時間(管理職除く)で、
本庁職員は月23.5時間で、多い人は年間千時間を超えるらしい。
職員支援課でも、深夜の退庁は珍しくないという。
1時間あたりの残業代は条件によって異なるが、
20代で2,000円程度だという。

残業考01

これって、民間企業からみたら、つまり一般人からみたら余りにも恵まれている。
そもそも給与基準だって民間より高い上に、残業の時給が2,000円とは…。

これじゃ都民ファーストな感覚で都庁職員が仕事を出来るわけない気がする。
特権階級過ぎる!!
残業代ゼロで残業して欲しい!!!


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スライド6  wrote by 玉下奴郎

ある工場での作業内容。
朝9時から夕方5時まで、マッチ箱にマッチ棒を100本ずついれる手作業があるとする。
ノルマは一日100箱。これを昼休憩1時間を除いて完了させるのが仕事である。

Aさんはいつもキッチリ5時に100箱を詰め終わって、退社。

Bさんは器用なので4時前に完了させて1時間余分に休憩をし、退社。

Cさんは不器用なので、6時までかけて完了。つまり1時間残業。
この結果、Cさんには残業手当が発生する。

Bさんは仕事が出来ると評価が高くなる。

残業考06

少し視点を変えて…。
実はBさんのマッチ箱を検品すると、
マッチ箱の中のマッチ棒が90本だったり10本だったり…。
Cさんのマッチ箱はすべて正しく100本。
残業というのはあくまでも時間という尺度しかないけど、そこに仕事の質は含まれない。

これでCさんのマッチ棒が90本だったり10本だったりしていたら、
残業代を貰って仕事の質が悪いという状況も生まれる。

人によっては、
朝から残業をするつもりで日中の作業効率を落とすことだってできる。

残業考03

玉下は既にサラリーマンではなくなったので残業とは無縁の労働環境だけど、
残業代が発生するお仕事というには、性善説にたたないと成立しないですね。


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スライド6  wrote by 玉下奴郎
先日、国内最大手の広告代理店「電通」の社員が自殺した事件が報じられた。

この方は東大卒業後の昨年4月の電通に入社。
本採用となった10月以降、インターネット広告などを担当し
業務が増加して、11月上旬にはうつ病を発症したとみられている。

残業考02

12月25日、世間がクリスマスを迎えた日に、
都内の社宅から投身自殺。
発症前1カ月の残業時間は月100時間を超えて、
2カ月前の約40時間から倍増していたらしい。
自殺の原因は精神が過労やパワハラに耐え切れなかったことだそうで、単に残業時間が問題視されているわけではない。
明らかに周囲の同僚や上司の心無い接し方が、
彼女を“社宅”からの投身自殺に追い込んだのだろう。

残業考05

一方、この報道を受けて武蔵野大学の教授が、
「月当たり残業時間が100時間を超えたくらいで過労死するのは情けない。自分が請け負った仕事をプロとして完遂するという強い意志があれば、残業時間など関係ない。」
とこれまたよく事情もわからない無責任な立場から発言をし、
Twitterで炎上した。
プライベートな場で無責任に言うならまだしも、
大学教授というそれなりに知性を有しているであろう人物が、
Facebookでこういう発言をする…。

普通の感受性では考えられないと思うが、
でも彼女の同僚や上司、武蔵野大学の教授。
こういう人たちが世間には大勢いるというのが現実である。

この事件、「残業」という計数化できる原因が報道の端を発したが、
実際にはもっともっと奥深い、現代の恐ろしい病理を現していると思う。


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スライド6  wrote by 玉下奴郎
ひょんなきっかけでこの映画(DVD)をみることになった。
映画は2002年に公開され、当時話題となった作品ということさえ知らなかった。
話は、都会に住む医師でパニック障害の妻を連れ、生まれ育った村に帰った夫と、その村の人たち、特に阿弥陀堂を守る老婆との交流の物語。



観終わってなんともいえない、癒し、心地よさを感じた。

人を気遣い思いやる人の連鎖が続く、場所と時間。
生と死、人間と自然に境界線がない、場所と時間。

各自が発する言葉を記してみる。
(話の前後を省略しているので、分かりにくいかもしれませんが)

(死を目前にした夫婦の会話)
じゃあ、先にいく。
はい、長くは待たせませんから。

(小説とは?何か(嘘か本当か)に対して)
小説とは、阿弥陀様を言葉でつくるようなものだと思います。


寺尾聡、樋口可南子、田村高廣、香川京子、小西真奈美、そして北林谷栄
役者として、すばらしい。

是非、ご覧になってください。救われます。



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スライド1 wrote by ランシン