変わりたい。

今のままはイヤだ。

ちゃんと整えて、前に進みたい。

そう思っているのに、 なぜか続かない。


気合いを入れた翌日に、もう止まってしまう。

そんなとき私たちは、

「意志が弱いからだ」って

自分に結論を出しがちです。

でも、実際はたぶん逆で。

意志の強さの問題というより、

**「1回で変えようとしすぎる」**ことが、

しんどさの原因になっていることが多い。


たとえば、

  • これから毎日30分やる
  • 明日から完璧に早起きする
  • もう二度と落ち込まないようにする

こういう決意って、

気持ちが高まっているときほど言いやすい。


でも、生活の中には

体調の波も、気分の波も、予定の波もあります。

波が来たときに、

「できなかった」だけが目立つと、

自己否定が始まってしまう。

そして最後には、

「やっぱり自分は続かない」

という“いつもの結論”に戻ってしまう。


だから今日は、

変化のやり方を、こう切り替えてみませんか。

1回で変えるんじゃなくて、3回で整える。

1回目:気づく

2回目:少しだけやってみる

3回目:自分に合う形に調整する

この「3回セット」にしておくと、

1回目でうまくいかなくても、

それは失敗ではなく、ただの途中経過になります。


たとえば、

「朝の時間を整えたい」と思ったとします。

1回目:今日は起きてすぐスマホを触ってしまった(気づく)

2回目:明日は1分だけ深呼吸してから触ってみる(小さく試す)

3回目:自分には“枕元にスマホを置かない”が合ってた(調整する)


これだけで、

「変われない自分」ではなく、

「整え方を見つけていく自分」へ、

見え方が変わっていきます。

しかも、人の変化って

階段のように一直線に上がるというより、

少し戻って、また進んで、の繰り返しです。

戻ったように見える日があっても、

それは“やり直し”じゃなくて、

自分に合う形へ近づいている途中。


だから、

一度で決めない。

一回で結論を出さない。

「これはまだ途中。もう1回試せる。」

この言葉を持っているだけで、

自分への扱いが少しやさしくなります。


✍️ 今日の問いジャーナル

1️⃣ 最近「1回で変えようとして疲れたこと」は何ですか?

(習慣/人間関係/仕事/体調管理 など)

2️⃣ それを「3回セット」にするとしたら、

1回目:気づいたこと

2回目:小さく試せること

3回目:調整してみたいこと

をそれぞれ一行で書いてみてください。

3️⃣ 「1回で変えなきゃ」と思ってしまうとき、

あなたの中にはどんな不安がありますか?

(置いていかれそう/時間がない/失敗が怖い など)

4️⃣ 今日の自分にかけるなら、

どんな“途中OK”の味方言葉が良さそうですか?

(例)「今日は実験1回目でOK」など。


🌱 感想シェア

  • 1回で変えようとして苦しかった経験
  • 「3回で整える」にしたら気持ちがどう変わったか
  • 今日決めた“実験2回目”の小さな一歩

もし浮かんだことがあれば、

一言でも残してもらえたらうれしいです。