落ち込む日って、ありますよね。

気分が沈んで、やる気が出なくて、

自分を責めたくなる日。

そういう日は、

「またダメだ」

「私、変われてない」

って思いやすい。

でも、本当は――

落ち込むこと自体が問題なんじゃなくて、

落ち込んだあとに、戻ってこられるかどうかが大事だったりします


たとえば、以前なら

  • 一度落ちたら数日引きずった
  • 何も手につかなくなった
  • 人に会うのもイヤになった

そんな感じだったのが、今はどうでしょう。

  • 早めにお風呂に入れた
  • 一人で抱えずに誰かにメッセージできた
  • 机に座るだけはできた
  • 「今日は無理」と言って休めた

これって、すごくないですか。

落ち込んだのに、

ちゃんと戻るための動きができている。

でも私たちは、

“落ちたこと”ばかりに目がいって、

“戻ってきたこと”を

なかったことにしがちです。

今日のテーマはここです。



「戻ってきた自分」を、ちゃんと褒める。

褒めるって、テンション高く

「最高!」って言う必要はありません。

むしろ、静かに、事実として認める。

  • ちゃんと水を飲めた
  • 返信だけはした
  • 深呼吸した
  • 寝る前にスマホを置けた
  • 今日は休むって決められた

そういう“小さな戻り”を、

自分の中でカウントしてあげる。

落ち込むのは、

弱いからじゃない。

それだけ、

気を張って生きていた証拠でもあるし、

何かを大事にしている証拠でもあります。


だから、落ちた自分に×をつけるより、

戻ってきた自分に○をつけるほうが、

回復は早くなります。

そして、もう一つ大事なこと。

戻ってきた自分を褒めると、

「また落ちたらどうしよう」

という不安が少し減ります。

だって、


「落ちても、戻れる」

という実感が、

自分の中に貯まっていくから。

それは、メンタルの筋力みたいなものです。


✍️ 今日の問いジャーナル

1️⃣ 最近、落ち込んだ日やしんどかった日をひとつ思い出してみてください。

そのとき、何が一番きつかったですか?

2️⃣ それでも、その日(または翌日)

「戻ってくるためにできたこと」は何でしたか?

どんなに小さくてもOK。3つ書いてみてください。

3️⃣ もし友だちが同じことをしていたら、

どんな言葉をかけてあげますか?

その言葉を、自分にもかけてあげましょう。

4️⃣ 次に落ちたときのために、

「戻りスイッチ」を一つ決めるとしたら何ですか?

(例)白湯/散歩/深呼吸/ノートを開く など


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  • 「戻ってきた自分」を見つけられた瞬間
  • それを褒めたら、心がどう変わったか
  • 次に落ちたときの“戻りスイッチ”

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