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11月中旬に東福寺(京都府京都市東山区本町15丁目778)へ行きました。
摂政九條道家が,奈良における最大の寺院である東大寺に比べ,また奈良で最も盛大を極めた興福寺になぞらえようとの念願で,「東」と「福」の字を取り,京都最大の大伽藍を造営したのが慧日山東福寺です。
臥雲橋(がうんきょう)
本堂・法堂(仏殿) 堂内 特別公開されていました。
ご本尊は釈迦如来像。
もともと法堂には、約15メートルの釈迦如来像が安置されていましたが、火災で焼損し、左手だけが辛うじて救出されました。法堂の北東隅に、その「東福寺大仏」の左手が置かれています。
法堂の天井に描かれているのは「蒼龍図(そうりゅうず)」。京都市生まれの日本画家、堂本印象(どうもといんしょう)がわずか17日間で仕上げたといわれています。
三門 特別公開されていました。
室町時代再建の三門(国宝)は、禅宗三門としては日本最古で最大の門。 高さ約22m、市内一望の楼上には宝冠釈迦如来像や十六羅漢像を安置しています。 画僧・明兆(兆殿司)らによる極彩色の飛龍や天女などが描かれた荘厳な空間が広がっていました。
その後秋の特別拝観中の五大堂 同聚院(京都府京都市東山区本町15丁目799)へ
土力不動尊特別拝観できました。
不動明王坐像は木造坐像としては日本一の高さ(2m65cm)で国指定重要文化財に指定されている。
また、近代においてはモルガン財閥に嫁いだ日本のシンデレラ、モルガンお雪がこの不動明王を信仰していたことから、現在では「働く女性の守本尊」として多くの女性から信仰されており、境内にはモルガンお雪の3回忌の際にフランスから贈られた新種の白バラ「ユキサン」が今もなお花を咲かせている。秋の特別拝観時で厄除け長寿を願って大根炊きが行われ、多くの人出で賑わっていました。
勝林寺は東福寺の塔頭寺院の一つで、天文十九年(1550)に東福寺第二百五世住持であった「高岳令松」禅師によって、勝林庵として創建された。本山東福寺の鬼門(北方)に位置し仏法と北方を守護するところから、「東福寺の毘沙門天」と呼ばれています。
東福寺の仏殿の天井内に密かに安置されていた秘仏の毘沙門天立像(伝 定朝作)・吉祥天像(清水隆慶作)・善膩師童子像(清水隆慶作)が特別ご開帳され、秘仏毘沙門天の体内仏である秘仏中の秘仏、「毘沙門天三尊」も250年の時を経て御開帳されていました。
さらに毘沙門天曼荼羅 田村 月樵(宗立)作や虎の大襖絵も同時展観されました。
虎の大襖絵
日本画家 櫟 文峰(あららぎ ぶんぽう)
今年もきれいな紅葉が楽しめて良かったです。
今日これからも、あなたやあなたの大切な方たちが、穏やかでニコニコ笑顔でご機嫌に過ごせますように
明日はきっとハレルヤ