まいどっ。

 ちゃみでっす。

 このblogは、蒼辰の構成台本、ちゃみの語りでお送りする[読むラヂオ]です。

 テーマは[暇つぶしのお供]。

 お気軽にお付き合いくださいまし。

 

 さぁ、上海報告もさすがお大詰め近くなってまいりました。

 先ずは、最終日の晩御飯のご紹介から。

 これっ。

 紅焼肉という、まぁ、豚の角煮的なものなんですが、上海料理を代表する一品なのであります。

 そしてお次が、

 すごいっしょ。

 松鼠桂魚という料理でございます。

 松鼠はリスのことで、見た目がリスに似ていることからついた料理名だそうです。

 けど、ちゃみ、何度見てもリスには見えませんでした。

 桂魚は魚の名前なんですが、川魚です。

 こちらもまた上海料理を代表する一品です。

 で、このお料理を食べたのが、こちら。

 立派でしょ。

 苔聖園というクラシックな構えのレストランです。

 けど、中は意外にカジュアル。本格的な上海料理が食べられるんですが、お値段もリーズナブルです。

 場所は、ちゃみたちが泊まった国際飯店というホテルの、ほぼ真裏にあります。

 というところで、ここでひとつ、中国ドラマのお話をしなくっちゃなのです。

 一昨年、2023年に中国で大ヒットしたドラマに[繁花(ハンファ)]という作品がございました。

 雰囲気だけね。

 これ、監督が、香港のウォン・カーウェイで、制作に3年かけ、製作費も相当なものという、それだけでも注目作だったんですが、舞台がね、80年代終わりから90年代にかけての上海なんですよ。

 それも、ちゃみたちが泊まった国際飯店とか、その周辺が相当に舞台になったようなのでございます。

 なんせ日本未公開。ちゃみも蒼辰もまだ見てません。ウィキ見ても、作品紹介はあっても、あらすじありません。

 そんなこんな、断片的な情報から推測するしかないんですが、この、ホテルの脇の道を入ったあたり、ただでさえ飲食店の並ぶグルメ・ストリートなんですが、繁花の舞台となった面影はけっこあちこちにあります。

 そもそも、この苔聖園というレストランも、繁花の登場人物の女性が、人気店へと押し上げる、そのモデルになったお店なんですって。

 そして、国際飯店の横には、いつも長い長い行列ができてます。

 これ、ホテル経営のパン屋さんで売ってる[プルミエ・パイ]を買う行列なんですが、このお菓子も、繁花に登場するお菓子なんだとか。

 その筋向かいには、杏花楼というお菓子屋さんがあって、ここもまたドラマに登場したとか。

 ちゃみたちも月餅買ってきました。

 おいしかったです。

 さらに行くと、繁花ロケの店と写真まで張り出した火鍋屋さんもありました。

 偶然ではあるんですが、まだ見ぬドラマの聖地にいるって感覚、なんかちょっとぞくぞくするものがありました。

 こうなると見たいよねぇ、繁花。

 ディズニープラスでも、ネトフリでも、U-NEXTでも、どこでもいいから配信してくれないかしら。

 お待ちしております。

 けどさぁ、見ちゃったらもっかい泊まりたくなっちゃうんだろうなぁ、あのホテル。

 こんな感じの、クラシックで、ステキなホテルなのであります。

 なんでも、1930年台には界隈で一番のタワーホテルだったとか。

 当時、目の前の人民広場は競馬場だったそうですから、高級な社交場のひとつだったんでしょうね。

 いつも行列のできているパイを売るお店と、すぐ裏には、ドラマの舞台にもなったグルメ・ストリート。

 思い返しても、とんでもなく結構なロケーションのホテルに泊まれたものだと思います。

 もしも、当blogで上海に行きたくなった方がいたら、おすすめのホテルでございます。

 ほんじゃ最後に、帰国日の朝ごはんでございます。

 生煎(しゃんじゃん)といいます。

 日本だと焼き小籠包っていってるけど、小籠包とは別物です。

 なかなかに食べ応えがあって、朝ごはんにはちょうどよかったです。

 そしてここもまた、ホテル裏の一軒でございます。

 そんなこんな、まだ見ぬ大ヒット・ドラマのおかげで、わくわく感倍増の上海滞在となったのでありました。

 あ~、繁花、早く見たいっ。

 ところで、蒼辰の中国語は通じたのか?

 次回、とうとうついに、まとめ編・・になる予定でっす。

 ほいでわまたっ。

 ちゃみでしたっ。