まいどっ。

 ちゃみでっす。

 このblogは、蒼辰の構成台本、ちゃみの語りでお送りする[読むラヂオ]です。

 テーマは[暇つぶしのお供]。

 お気軽にお付き合いくださいまし。

 

 連投に次ぐ連投でございます。

 今週、3度目のup。

 いえ別に、熱があるとか、生き急いでるとか、そんなんじゃありませんので、ご安心を。

 さて、今日とかさ、スーパーの折込みチラシ見てると、なんかさ、お家居酒屋セットとか、お酒のおつまみに、とかが多いのよ。

 なんでかなと思ったら、父の日なんだね。

 父の日、お父さんにお家で飲んでもらおうとゆう、考えようによっちゃありがた迷惑な企画なのでありました。

 父の日か。

 なんか、どっか、おまけ感、否めませんよね。

 母の日があるんだから、父の日だって、という、だって感を感じちゃうのって、ちゃみだけ?

 んにゃ、とっしょり蒼辰もそう思うって言ってます。

 母の日、5月第2日曜に対して、父の日、6月第3日曜ってゆうのもね、いかにも後づけな感じがいたします。

 実際、先に母の日があって、その後、父の日ができたとか。

 予想通りなのであります。

 母の日はカーネーションですが、父の日はバラだといいます。

 カーネーションは、母の日になると値上がりしますが、バラはそうでもないです。

 そらそうでしょ、バラはお祝い花束の主役ですものね。

 一年中主役ですよ。

 宝塚のトップスターみたいなもんだ。

 そのバラが、父の日の花なんですとか言われてもねぇ。

 口の悪い娘なら「バラが気の毒だ」くらい言いますよ、きっと。

 あ、それがいけないんだ。

 いえ、なにがって、家族の中で、父と娘との距離が最も遠いんだとか。

 ふ~む。そうなのか。

 だよね。

 父の日だからって、娘が父親にハグするというのは、ま、10歳越えたあたりから、どうなんだろムードが漂ってくるもんね。

 気の毒なもんだわ、父親。

 あとさ、現在、ニッポンで祝ってる母の日と父の日って、アメリカ発祥の風習をそのまんま輸入したもんなんだよね。

 世界でも、アメリカ式でやってる国、多いです。

 とはいうものの、過半数までいかない。

 国の数で半分弱ってとこなのかな。

 その他の国にも、父母に感謝する日、あるけど、別の由来、別の発祥で、日付も別って国、けっこうあります。

 そういうとこも、知らないよりは知っといたほうがいいかもよ。

 日本はね、明治以来、西洋の風習取り入れるのに熱心だったからね。ましてや戦後、アメリカに憧れてきましたからね。

 つい、アメリカではこうっていうと、まんま世界の風習みたいに思っちゃうけど、そういう先入観も、もし自分の中にあるなら、ぼちぼち見直したほうがいいかもね。

 それはともかく。

 なぜ父の日は盛り上がらないのか。

 これを、ちゃみ式イベント論に照らして申し上げると、こうなります。

 食い物がないからだっ!

 イベント、物日、祝い事が定着するには、食い物が必要なのであります。

 イエス・キリストのバースデイには、ケーキにチキンがつきものです。っつうか、ケーキとチキンがつきものになって、ニッポンで定着したのです。

 しかし、お釈迦さまの誕生日には、甘茶だけです。

 この、食い物の差が、イベントの定着と盛り上がりに、ふか~くふか~く関わっている。

 これが、ちゃみ式イベント盛り上がり理論でございます。

 だと思わない?

 じゃ母の日どうなんだよって言われそうだけど、ほれ、「母の日だから、みんなでママにご飯を作ってあげよう」とか言って、パパと子供たちがお料理なんかする。

 ちゃみ的には、その日だけかよとか思うけど、ま、イベント感はあるじゃん。

 それに引き換え、父の日。

 スーパーに並んでた、お家で居酒屋セットでごまかされんじゃねぇぞ。

 この日はこれっ、ってゆうもの、めっけようではないか。

 と、思ってたら、あるある、あるじゃないですか。

 いいですか。

 6月16日は、和菓子の日なのです。

 それも、聞いて驚くな、の由緒正しい日なのですよ。

 それはなんと西暦848年のこと。疫病が蔓延したため、天皇は年号を嘉祥と改めました。

 そして、その始まりの日、6月16日に、16個の菓子や餅を供えて、疫病の退散を祈ったのだそうです。

 これを起源として、6月16日に厄除け・招福を願ってお菓子を食べる嘉祥菓子という風習が生まれました。

 江戸時代には、江戸城では旗本以上の家来を集め、和菓子を与える儀式があったんですって。

 そのほか、侍の間では、その日、通貨16枚でお菓子を買う縁起担ぎもあったのだとか。

 ね、ね、聞いた?

 由緒正しいでしょ、和菓子の日。

 だめ?

 え?

 和菓子の日は6月16日と日付固定だけど、父の日は6月の第3日曜日だから、同じ日になることのが少ない、って?

 あ、そうか。

 けどそこは、商魂の前にはそれくらい。

 お菓子屋さ~ん、頑張ってみない?

 しかし、パパに和菓子って、映えるか、って?

 それ・・あぁ・・そうね、そうかもね。

 やっぱダメか。

 しゃあない、ちゃみだけ、お茶して、お菓子食うわ。

 わざわざ連投して、こんなオチかよ。

 

 てなわけで、本日はここまででっす。

 来週はきっとサボり癖が出るぞ、とっしょり蒼辰。

 めげずにぐぁんばれよぉ~。

 ほいでわまたっ。

 ちゃみでしたっ。