東京都感染対策実施ステッカーの意味 | これってどうなの?

これってどうなの?

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感染対策適合は誰も判断できないのではないか?
東京はステップ3の実施に際して、自粛から自衛へと新しいキャッチを発信しました。そしてガイドラインに沿った感染対策実施店舗にはステッカーを掲げて店舗の利用に安心感を与えるようにするそうです。都知事の見解ではホームページからダウンロードして印刷してと言っていました。
おそらく、ガイドラインを全て満足できるところは少ないと思うので、店舗が努力しているという自衛手段となるのだと思います。


似たようで大違いの「丸適マーク」を思い出しました。


防火基準適合表示の通称。旅館やホテル、劇場など公衆の集まる施設の防火管理が十分であると判断したとき、消防署が交付する㊜のマーク。


これば消防署が実際の防火対策を確認することで発行されるものなので、公的な認証となっています。


東京都のサイトを見ると自己申請のようで審査もあるように見えます。
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/06/12/23.html


当然店舗はこのステッカー欲しさに申請するでしょう。そして、審査が通るように申請するでしょう。
問題は誰が申請内容が店舗の実態とどれだけ一致していることを検証するだろうかと考えると、どれだけの時間と労力が必要かと言うことです。検証するのは当然のことながら東京都庁職員で民間への委託はないと思います。
例えば、パチンコ店に続いて矢面にされたホストクラブ、換気は? 客が盛り上がってホストとの接近を要望したら? マスクは? キャバクラもホストクラブと同じことが言えそうです。
例えば、店舗型性風俗、換気は? 客との接触は? マスクは?


結局、何処もかしこも東京都感染対策実施ステッカーだらけになると思います。
そもそも、感染対策に適合しているのか否かの判断基準はどうなるのだろうかと考えてしまいます。
ガイドライン全ての項目に適合しなければいけないのか、できることだけしてれば良いのか、当然店舗や施設の環境によって大きな差があると思います。
東京アラートもステップ123も今後は自衛になった事で実施することはないようです。
実際にはほとんど意味を持たなかったこれらのものと同様にこのステッカーも意味のないものになりそうです。
「丸適マーク」は安心材料になりますが、このステッカーはどんな意味を持つのか私にはわかりません。


ところで、このステッカーは店舗に入る前に掲示されているのでしょうね?


そうそう、岐阜で風俗店の女性が感染したとのことですが、東京では風俗店の女性の感染が出てないことになっているのが不思議です。誰かさんの言葉を借りれば「東京の風俗店の女性は民度が違う」のでしょうか。