接触確認アプリでパニック | これってどうなの?

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性悪説で運用されたらパニックにならないのだろうか?
アプリの仕様が簡単ですが話されるようになりました。私の想像していた感染者が接触情報を提供してそこから接触者に通知されるようではなく、感染者自身がアプリから通知をするようで、端末から情報がどこかのサーバーなどに出ることがないようです。
思いもしない仕様でびっくりしました。


個人情報は全く分からないとするなら情報発信元の端末が誰の端末だったかと言うのは分からないことになります。
日本でも諸外国でも「私はコロナだ!」と叫んだり営業妨害をしたりとパニックの発生源となった事は記憶に新しいところです。
もし、個人が特定されないことを逆手にとって、端末から情報発信をする人がいたらどうなるか想像することが容易です。
前のブログに書いたように2週間の接触情報の蓄積は数百名となり、その数百名に感染警告が届くことになります。
それが全国で数人いや数十人で行われたとすれば自体は深刻になります。世の中にはこのくらいのことをする人は沢山いるのではないかと思います。


このような悪戯を通り越した行為がされないように情報発信元が個人ではないと思ったのですが、どうやって悪戯防止策をするのか興味を持ってしまいました。
さらに、通知された人が検査を受けなかったとすれば症状が出ない限り感染の有無が分からないことになります。検査の催促さえもできなくなります。もしかすると、通知が来たからかかっているかもしれないと感染情報を発信するかもしれません。


そもそも、このアプリはインストールしなければならないし「Bluetooth」をONにしていなければならなし、端末間が1m程度になければいけません。
例えば、友人と食事に行ったとしてたら端末を1m以内に置かなければなりません。例えば都知事の言う「夜の繁華街」に出かけても端末を1m以内にして楽しまなくてはなりません。常に端末が濃厚接触状態にある必要がある訳です。


新型コロナに対する政府のIT化には誰もが想像できる事態の考慮が全くと言って良いほどされていません。
言いたくないですが、多額の税金を使って作るのでしょうから使い物にならないアプリにならないようにしてもらいたいものです。