小さな会社のお役立ちを目指す税理士野口のブログ

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相続、贈与、譲渡をわかりやすく説明します。

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確定申告の繁忙期を終わり、先週末、京都へ日帰り旅行。この日は特に寒くて震えあがった。ギザギザ

阪急西院から市バスに乗り、北野天満宮へ。梅は咲いていたが、桜はまだまだ蕾が青く固い。

北野天満宮は全国の天満宮の総本山とあって、建物一つ一つに施された彫刻、装飾が半端なく壮麗で素晴らしい。ラブラブ

京都の財力と威厳を感じる。周辺の上七軒の町家の街並みも品があって京都らしい。

次は大根炊きで有名な千本釈迦堂へより、また市バスに乗り、上賀茂神社へ向かう。

今日はバスとウォーキングの旅。京都市バス一日フリー乗車券は500円でバス乗り放題。十二分に元がとれ、お得感でいっぱい。(^_^)v

上賀茂神社は改装中のため、あまり見れない。が檜皮葺の屋根は大したもの。ラブ

周辺の運河のほとりの社家町の街並みも京都人の矜持と気概を感じる。音譜

ランチは河原町三条のおくどはん。照れ

京都のおばんざい。一人ずつお膳に乗った品数の多さにとシンプルさ感動する。口笛

その後、堺町三条イノダコーヒー向いのニューヨーク生まれのチョコレートショップに立ち寄り、錦市場も通り、奥深い京都の伝統と斬新さを堪能した一日であった。完了

税務調査が10月にとある会社にありました。

会社の仕入先、家賃地代の支払先、従業員の給与支払の状況、業務委託先の住所氏名などを主に聞かれました。

どの相手も請求がきて滞りなく綺麗に支払いをしているので、当社にはとくに問題ありませんでした。照れ

調査官は支払先の住所氏名、振込口座まで控えて帰りました。ずいぶんのこの作業に時間をとってました。えー

当社の内容より、支払先のことが重要なのでしょうか!?

相手がきちんと申告をしているか調べるのかなビックリマーク

最終的に問題となった項目は奥様へ支払う事務代行手数料が給料ではないかとの指摘がありました。これには、社長の考えで継続的な雇用契約で従業員として雇っているつもりはないので業務委託でいきたいと主張し、認められました。給与となると消費税が非課税なので仕入税額控除できません。源泉徴収もしなければなりません。

それとホームページの作成料についてどんな内容かということでした。27万円の支払いですが、複雑高度なシステムの制作は含まれてはなかったので広告宣伝費でOKでした。口笛

この会社の社長は会社運営に堅固な信念をもって取り組まれてます。会社である以上利益をださなければならない。必要なものにはお金をだすが、無駄使いはしない。借入は必ず返済する。当たり前のことばかりですが、その志が税務調査に通じ、修正なしで終わったのかなと思いました。

Aさんは離婚をするにあたり、夫から自宅をもらうことになりました。

夫名義の自宅をAさん名義に変更するには、二つの方法があります。

一つは夫からの贈与。

一つは夫からの財産分与。

 

それらどう違うのかというと、

贈与は渡す人、もらう人の意志確認が必要でそれを証明するため贈与契約書を作成します。

贈与税の申告はもらった人がします。

しかし、婚姻関係が20年以上の夫婦間の贈与は住宅取得等資金の贈与の特例があり、2000万円まではもらった人は贈与税がかかりません。

この贈与税の特例を使おうとすると、婚姻期間中でなければなりません。

贈与をしてもらって、すぐに正式に離婚をしてもOKです。

 

一方、夫からの財産分与ですと、夫が妻へ自宅を売却をした形になります。

夫が譲渡所得の申告が必要になります。

しかし、これも譲渡所得の特例で譲渡益がでた場合、3000万円まで利益を相殺できますので、譲渡税はかかりません。しかしこの特例は売却相手が他人でなければなりません。

正式に離婚が成立してからでなければ居住用財産の3000万円控除の特例は使えないことになります。

正式に離婚が成立してない状態の場合は、夫から妻へ贈与をし、贈与税の住宅取得等資金の特例が使う。

 

離婚をしてしまってからは、妻は財産分与を請求し、夫から妻へ財産を渡してもらう。

 

いずれの場合も高額な億ションでない限り、妻には税金はかからない。

しかし、不動産を取得した妻には後日、不動産取得税はかかります。