ご訪問ありがとうございます。
川崎市幸区で小学生に絵画造形レッスンを
行っております 絵画造形教室 もみじのて
あさみです。
4月は色彩ワークをしています。
このワークの意図は
細かい違いにも気づける目(観察力)を
育てるために行っています。
また、
小学生と共通言語(共通認識)を
作るためでもあります。
1回目はトーナルカラー色紙を使って
背景の色が違うと
色の見え方がどう変わるのか?
それとも変わらないのか?
見比べてみましたよ。
ワーク1
白い背景と黒い背景
(明度の違い)
サンプル
それぞれに同じ色、同じ形、同じ位置に
トーナルカラー色紙の紙片を貼ります。
そして、
貼った紙の色を見比べます。
明るく見える、暗く見える
目立つ、目立たない
大きく見える、小さく見える
…など、
気づいたことを書きだしました。
ここで、
面白いことに気づいた子がいました。
桜の花を撮影したときの体験と
この明度のワークが結びついたのです。
白っぽい空を背景に桜を撮ると
桜が暗く写ったよ
こういう生活実感とつながる経験は
学びを深めたり意欲になったりと
とても大切なことですね。
ワーク2
鮮やかな背景とくすんだ背景
(彩度の違い)
サンプル
明度の場合は
「明るい」「暗い」で、
わかりやすい。
一方、彩度を表す言葉は
「鮮やか、冴えてる」
「くすんでいる、鈍い」
小さい学年の子には
伝わりにくい言葉となってしまいます。
そこで低学年に伝える時に
使った言葉は、
「光っている色」
「曇っている色」
これはわかりやすかったようです
ワーク3
目立つと目立たない
サンプル
好きな色の画用紙(背景の色)を2枚選んで
片方は貼った色紙が目立つ組み合わせ
もう一方は目立たない組み合わせを
考えてもらい画面作りをしました。
新学期になって最初のレッスン。
初めましての子もいる中で
和やかな雰囲気で制作出来ました。
では作品を一部紹介します。
作品紹介
6年生
3年生
6年生
1年生
6年生
3年生
4年生
4年生
4年生
6年生
6年生
6年生
6年生
3年生
5年生
6年生
おまけ
早く終わった初めましての子に
三原色カラーで色相環を
作ってもらいました。
最初に見本を見てもらって
「何本の絵の具で色をつくっているか?」
聞いてみました。
多めの答えが返ってきて、
「3本だよ」と伝えたら
衝撃を受けた表情に。
びっくり!したよね。
この、びっくり!
とっても大事ですよー。
「全部混ぜたら?」
「黒になる!?」
を確かめているところ。
完成!
最後まで読んでいただきまして
ありがとうございます
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