今野敏・探花―隠蔽捜査9―を読みました、シリーズものですがいつも楽しく読んでいます。
神奈川県警刑事部長となった竜崎のもとに現れた、同期入庁試験トップの八島という男。福岡県警から赴任してきた彼には、黒い噂がつきまとっていた。さらに横須賀で殺人事件が発生、米海軍の犯罪捜査局から特別捜査官が派遣されることに――。次々と降りかかる外圧に、竜崎は警察官僚(キャリア)としての信念を貫けるのか。
今回は横須賀のヴェルニー公園で殺人事件。50年位前、横須賀市には前の会社の時代行っていましてけど、このような名前の公園はなかったような気がします。
また、江戸時代ドックを作った幕臣・小栗上野介の銅像があることも知りませんでした。今回も面白かったですが、ハンモックナンバーとか中国の科挙の成績のトップを状元、2番手を榜眼、3番手を探花などと珍しい言葉も出てきました。ちなみに竜崎は探花。
竜崎は忖度なしの真っ向勝負、今回も国会議員などに対しても捜査していきました。
米海軍の犯罪捜査局・特別捜査官・リチャードキジマはなかなかの好人物で頼もしかったです。