佐々木裕一「姫と剣士二」を読みました図書館本。新刊本の棚にありましたので借りました。一を探しましたが貸し出し中でありませんでした、やむなく第二巻から。
倒幕派の噂がたった名門道場からは門人たちがいなくなった。父を庇い伊織は何とか道場を守ろうとする。女剣士を目指す小雪ら町人達が入門し事なきを得るが、時を前後し想い人の琴乃が何者かに攫われてしまう。その黒幕の嫌疑が伊織に。怪しんでいるのは琴乃の父で旗本の松平帯刀。伊織は琴乃を救い濡れ衣を晴らせるか。剣の技が光る傑作時代小説。
初めての作家でした。剣の冴えは素晴らしく、楽しく読むことが出来ました。
若き剣士と旗本の娘の恋はどうなるのでしょうか？ 幕末の目まぐるしい時代、次巻が楽しみです。