《トリビアNo.73》宮城の潟沼は日本一の強酸性湖 | いっきゅう会がゆく~宮城マスター検定1級合格者のブログ~

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宮城・山形県境には栗駒山・鳴子・蔵王山といった活火山が存在する これらの山々には火山活動に伴って形成された硫黄鉱床が分布しかっては盛んに硫黄が採掘されていた

潟沼(かたぬま)は宮城県大崎市鳴子温泉にあるカルデラ湖、鳴子火山の火口湖と考えられる湖であり 今も火山ガスの影響により日本一の強酸性を示しています
東西約500m・南北約400mのほぼ円形を成しています

湖水は世界的に見てもかなりの強酸性でありPHは2.4
かってはさらに低く1.4程であったといわれています
したがって魚類は全く生息してはいません

(執筆 荒川 捷英)