寒空に輝く線香花火
君が夏に置き忘れた線香花火の束
僕はそれを秋の空に返す。毎日1つずつ。
冬を迎えに行こうか。雪が舞う。
春に別れを告げる。桜が舞う。
あと何度繰り返す。あと何度繰り返せる。
いつか僕も残りの回数を指折り数える日がやってくる。
いつか世界も残りの回数を指折り数える日がやってくる。
意識する終末の日。
無意識に蘇る君との日々。
僕はそれを秋の空に返す。毎日1つずつ。
冬を迎えに行こうか。雪が舞う。
春に別れを告げる。桜が舞う。
あと何度繰り返す。あと何度繰り返せる。
いつか僕も残りの回数を指折り数える日がやってくる。
いつか世界も残りの回数を指折り数える日がやってくる。
意識する終末の日。
無意識に蘇る君との日々。
扉をしめて振り返る
前に進むたび僕は扉を閉める。誰もあとから追って来れないように。閉めておきながら、寂しくて振り返る自分に嫌気がさす。帰れない。帰らない。もう振り返らない。
忘れないで。忘れないよ。
僕は駒を前に進める。皆の駒も前に進む。
僕は、僕の引き返す足を止める。僕はみんなで作った神様を殺す。
僕は、みんなの引き返す足を止める。僕は神様が作ったみんなを殺す。
誰も傷つけず、何も壊さずに
僕の住む街に沈む夕日は、あなたの住む町に昇るの朝日。
忘れないで。忘れないよ。
僕は駒を前に進める。皆の駒も前に進む。
僕は、僕の引き返す足を止める。僕はみんなで作った神様を殺す。
僕は、みんなの引き返す足を止める。僕は神様が作ったみんなを殺す。
誰も傷つけず、何も壊さずに
僕の住む街に沈む夕日は、あなたの住む町に昇るの朝日。
ただ訳もなく
ただ訳もなく夜の街をさまよう。無謀にも僕は月に握手を求める。そして求めてはそれを素知らぬ振りで拒む月が夜空に佇む。
オレンジ色の街灯が僕を照らし眠気を誘う。日常、夜の空虚な時間と空間が僕を飲み込んでいく。
ヘッドホンで耳を塞ぐ。
虚しさが僕の裾を掴む。
そのたび僕はヘッドホンの音量を上げる。
音量が最大となり僕は逃げ場を失う。
振りほどいた虚しさに捕えられる。
目を塞ぐ。
思い出す君の姿。
でも声を忘れてしまった。
公園の時計は針を休ませることなく駆け足しで進む。
街灯に手を近づける。
現実離れした大きさになった手の影を弄ぶ。
僕は、視力が落ちないと思っていた。見えずぼやける緑とオレンジの幻想的な光景に胸を痛め僕は再び時計の針に目をやる。視力は落ちる。月は僕を頑なに拒み続ける
オレンジ色の街灯が僕を照らし眠気を誘う。日常、夜の空虚な時間と空間が僕を飲み込んでいく。
ヘッドホンで耳を塞ぐ。
虚しさが僕の裾を掴む。
そのたび僕はヘッドホンの音量を上げる。
音量が最大となり僕は逃げ場を失う。
振りほどいた虚しさに捕えられる。
目を塞ぐ。
思い出す君の姿。
でも声を忘れてしまった。
公園の時計は針を休ませることなく駆け足しで進む。
街灯に手を近づける。
現実離れした大きさになった手の影を弄ぶ。
僕は、視力が落ちないと思っていた。見えずぼやける緑とオレンジの幻想的な光景に胸を痛め僕は再び時計の針に目をやる。視力は落ちる。月は僕を頑なに拒み続ける