出世して部下を持つ立場になったり、
売れて無かった人が売れるようになったり、
結婚して親という立場になったり、
今まで持って居なかった立場を得るということは、
今まで自分が見たことがなかった思わぬ本性を引き出されるという側面が多々あるのかも知れないと、最近思います。
去勢を張って大人のフリをして、仮面を付けて生きて来た人間の本性が、
自分より絶対的に弱い存在を前にした時に、
否応無しに現れてしまう。
それが我が子だったり、部下だったり、周囲の人間だったりするのかも知れないですね。
どれだけ自分を客観的に見られるか、そんな自分を恥ずかしいと思えるかってところなんだろうなあ。
自分より「上の立場の人」から理不尽な思いをさせらた人間は、昔は泣き寝入りしていたけれども、今はみんな隙あらば粗探しして罪を暴いて来る。
ちょっと何かあれば、パワハラ、セクハラ、虐待、毒親、、、
是正されるべき範囲であれば望ましいこともあるだろうし、
逆に弱者利権的に感じたりすることも、たまにあるんですよねぇ。
自分は弱いから、無条件で助けてって。
客観性の欠如、バランスの悪さを持っているのは、強者だけじゃ無いよなぁ。
そういえば…最近思ったのが、
人情的に別に嫌いじゃ無い、でも、会社に損害を与えるレベルで仕事が出来ない部下を、クビにすることが出来る能力がある人って、意外と少ないのだと思いました。
全体の維持の為に非情な決断が出来る人に最近、めっきり出会わないですね。
私が若い頃は普通に居ましたが。
世の中の割合的にも減っているんでしょうか。
就職氷河期世代で人材派遣で働いていた経験もある自分の生きて来た環境や価値観と、
今の世の中が多少違っているのは仕方がないのかも知れないし、
今は労働者の権利がそれだけ守られているのかも知れませんが、
どちらかといえば私怨で感情的にトチ狂って善良な人をクビに出来る人の方が余程多い印象なのです。
だから、必ずしも労基法だけの問題でも無いと思うんですよね。
優秀な企業は人の切り方も上手い。まず就業規則に隙がない。
労使どちらからの立場から見ても、一見ホワイト、健全に見えて。
でも確実に企業の利益と存続を守るためのシステムが出来てますよね。
…こんな言い方すると血も涙も無くて本当に酷いと思うんですけども、企業や団体であれば、利益や効率、または理念、社会的意義、倫理など重要視すべきことがたくさんある筈なのに、明らかに理不尽な判断基準がまかり通るという。
稚拙、なんですよね。
システムも、運用する人間の感情の成熟度も。
システムはもっと周到に作るべきだし、それを運用する組織の上の人間の人格は、成熟して居なければならなくないですか?
それらが「社格」となっていくのですから。
お友達だとか、馴れ合いだとか、好き嫌いとか、それより優先しなきゃならないことが多分ある気がしていて。
あくまで個人の感想です。
最近思うところが、色々あったという話でした。
ダイレクトに何があったとかは書けないもので、何だか小難しい理屈を振り回してすみませんでした💦
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