実家の母の住む田舎のとある地区の町内会は、高齢化、過疎化の影響でもはや老人会と化しています。
昔から地域の密着度は高く、わたしが住んでいた頃はそれがどうしようもなくうざったく感じていたのですが、その繋がりの深さを今の母はとても心地よく感じている様子で、
離れて暮らす娘視点だと、一人暮らしの母が地元の繋がりに助けられていることが、とても微笑ましく思います。
家族のグループLINEに母からこんなメッセージが入っていて、
綾小路きみまろのCDというチョイスがまた、町内会の年齢層を物語っていて一層微笑ましいと思いました。
ゲームはどんなゲームしたんだろう?
と思い聞いてみたら、ビンゴとかトランプのページワンだとか、カラオケだとか、ですって。
ああ、いいなぁ。
大の大人たち、田舎のご老人たちががそういう遊びに興じているのを聞くと、上手く言葉で表現出来ないのですが、なんだか良いなあと思いました。
自分たちで企画して実行して楽しんで、素敵じゃないですか。
平凡な日々を豊かにしようとするその心意気が。
もっといえば、どんどん若い人たちが居なくなるうらぶれ感と切なさのなかで、それでも楽しく生きていこうとする姿勢が、何だか無性にエモい。
まあ、そんなこと地元の人たちの前で言ったら何だかとても失礼だろうから、言えませんが。
…なんだろ?
わたしの萌えツボって一体…。
母と話しているとわたしは娘ですが、だけどもう、わたし自身が母親です。
昔は色んな気持ちを母に抱いていましたが、今は純粋に、父の世話から解放された今、寿命までの時間を穏やかに過ごして欲しいと思います。
最近よく、頭の中で時間、記憶が行ったり来たりします。
母がわたしにしてくれたことを思い出して娘にしたいと思ったり、
母にされた嫌なことを出来るだけ我慢しようとしたり、
なるほど、子育てをするということは、こういうことなのだったんだ、としみじみ思います。
娘は学童でトランプやったことあるのかな?
今度聞いてみよう。
冬休み、家族でやってみてもいいかな。
トランプに限らず、いま、子どもから大人まで楽しめるゲームってあるのかなぁ。
ええと、すごろくとか?
…そういえば、「人生ゲーム」って昔はゲームの流れで必ず結婚してたらしいけど、今の人生ゲームは結婚するしないはルーレットで決まるんですってね。
…時代ですね。
今時宿題が学校支給のノートPCで出るくらいなので、普段から子どもがテレビゲームやネットゲームに勤しむことが即ち悪いとは思わないのですが、
「それ以外に選択肢がない」となったら流石に悪いこと、かなあ。わたしの中のポリシーでは。
もちろん、教育論なんて親の数だけあると思っていますけれども。
家でネットやテレビゲーム以外の遊びをする選択肢を増やしてあげたいなあ。
色んなこと体験させてあげたいなあ。
お金がかかることだけじゃなくて。
ゼロからイチを作れる子になって欲しい。
外に自分を表現できる子になって欲しい。
この子にはその特性がある気がするから。
禅タロットカードのわたしなりの解釈です↑
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