以前、こういった記事を書きました。
あんまり毒親、毒親って言い続けるのもどうなのかな?
その前に自分自身のことをちゃんと見つめられてますか?
という内容でした。
以前、お互いに元当事者同士で、友人と話した内容です。
陰謀論とか、精神医療の闇とか、探求してる暇があったら、ウォーキングとか、体操とか、自然と触れ合うとか、医療以外にどんな方法があるかとか、今の現状を回復するために有意義なことは何かとか、そういうことを論じることに時間を使ったらいいと思う。
…本当に、そうですよ。ハッキリ言って特に親御さんは、陰謀論とか、精神医療の闇とか、グダグダ言ってる暇があるなら、まずは先に、自分の子どもに100回土下座しろ言いたいです。後悔してるとか言いつつ、この期に及んで誰かを責めてるのは、自分の非を認める気がない証拠です。
…これが、リアルです。
むしろ、達観出来てる者同志の会話なんてそうそうないから貴重ですけれど。
現役の当事者同士の会話は、多分ここには載せられません。
福祉や家族会じゃ言えないことがあるんですよ。
親と、親の味方のスタッフだらけだから。
もちろん親だけのせいではないけれど。
子どもの言い分を、親は容易く揉み消せることが問題なんです。
圧倒的戦力差がある親子戦争で、子どもが負けると精神疾患になるんです。
大人、社会人になって発症する人もいますが、
親から貰った「人生の設定」で失敗してるのが原因なんで結局同じことです。
あ、そうそう。
尽くすタイプの人間には要注意ですよ!
自分なしに生きられないように依存させて置いて、相手を真正クズに育成してから、勝手に突然去ります。
母親であろうと、彼女であろうと。
教えてもないことを、やらせてみたことも無いことを平気で「…なんで出来ないの?!」「なんでやってくれないの?」
…いや、あなたがやるからだよ😅
あとは…常に辛い点数をつけられながら、苛立ちながら教えられても怯えて何も出来なくなるんだよなぁ。
理屈でキーキー言いながら酷評されたってねえ、
正論で逃げ場が無いくらい責められたってねえ、
怒られる!
嫌われる!
見捨てられる!
子どもは自分の思い通りになんかならないのよ。
…他人なんだからさ。
支配して、一人の人間の尊厳を蔑ろにして、どうしてそんなに冷たい言葉を口に出来る?
かと言って一見優しくしてるようでただ見下しながら相手に何でもしてやるのも実は同じこと。
自分の狭く凝り固まった価値観で、子どもの可能性を決めつけないで下さい。
どうせ、子どもに過剰に求めるか、勝手に何でもかんでもやってやるか、どちらかでしょう。
あなたの自律心が子どもをどんどんクズにしていきます。
責任感が強くて自分に厳し過ぎる人が親だと、子どもからしたら本当に迷惑。
親子間て、特殊な間柄だから。
どんなに求めまいと思っても求めてしまうし、言い過ぎまいと思っても言いすぎてしまいがち。
ほらそこ!
自分の考え方の癖を、まるでそれがすべて世の中の真理であるかのように押し付けない!
でも逆に、
子どもの顔色を見て、言いすぎてしまうことを地雷にして、何もかも言わずにただ献身すると…
(もしかしてその親御さん、自分の親が口うるさかった系?)
自分が完璧な親になろうとすると、
そのうち子どもは親を生身の人間扱いしなくなりますね。
子どもにとって親は、ご飯を出してお金を出して言うことを聞いてくれる秘密道具になります。
のび太のママorドラえもん…
子どもをサンドバッグにしちゃダメだし、
親がサンドバッグになってもダメです。
ちゃんと向き合ってエゴ同士のぶつかり試合をしないと。
(勿論親は手加減してね。)
いつか社会に出れる選手に育てあげないとです。
目の前の子どもは親である自分の、今までの子育ての結果です。
当事者さんの親御さん、偉そうにしないでください。
自分を子どもの被害者だと思わないでください。
あなたが上手く導けなかったのよ?
あなたの監督としてのレベルが低かったの。
え、一生面倒みて責任を取る?!
…でも親御さん、あなた先に生まれたんだから先に死ぬでしょーよ?
まあ、せいぜい…ちゃんと考えて置いた方がいいかと思いますよ。
こういうのも必要だけど、まずは、
親の居ない場所で、グループホームとかで暮らせると良いんじゃないかなぁって思う人(当事者さん)、結構居るよなあ。
別に暮らしたら双方にとって絶対にいいのに。
いい年して一緒に暮らしてるだけならともかく、30年も40年も「変わらない親子関係」なのは、歪だって気がつかないと。
親、子ども、双方について思うことは…
どっちもどっち。
敢えて言うなら「自分に落ち度は無い、全て相手が悪い。こっちの人生を返してくれ。」とずっと思ってる方が、より悪いですね。
だから、さっさと自分が(も)悪いって認めた方が利口だと思います。
ま、結局ね、