先日(12月18日)は、6ヵ月振りの受診日でした。(代わり映えしない内容のため前回、6月の受診記事は割愛しました)



この6ヵ月間は、更に痛みに鈍感な特異体質に磨きがかかったのか、それとも庇う術を習得したのか、



余程のことが無い限り、左手の母指CM関節(第3関節)にズキンとした鋭い痛みが走ることがなくなりました。



それをいいことに主治医の言いつけを守ることなく装具を付けずに左手を酷使したところ、



可動域の狭いCM関節(第3関節)をカバーしているMP関節(第2関節)が腱鞘炎を繰り返して、



更に過伸展(手のひら側への変形)も進行するという代償を払ってしまいました。



⬇️MP関節が過伸展して手のひら側にポコンと飛び出て、母指球筋の一部も萎縮した今の状態です。



装具未装着のことは最後までナイショにして受診したのですが、(主治医が期待するほどの?)痛みが無いため引き続き経過観察となりました。



『CM関節の亜脱臼には変化が無いようですが、MP関節の過伸展が進行していますね。』



『関節形成術(自分の腱などで関節を形成)か、関節固定術(ネジなどで関節を固定)などの手術をすればMP関節の変形は止まると思います。』



『昨年の初診時にも指摘しましたが、CM関節には軟骨がほとんど残っていません。いつ手術をしてもおかしくない状態です。』


 

『さほど痛みが出ないのは本当に珍しいケースです。耐えられない痛みが出たら手術をしましょう。』と、いつもの常套句を繰り返す主治医。



良心の呵責から主治医の説明は上の空。



ただ、整形外科医の性(さが)なのか脊柱菅狭窄症の主治医の常套句でもある『耐えられない痛みが出たら手術をします』は、今回もまたしっかり刷り込まれたのは言うまでもありません。



恐るべし整形外科医!!





話は変わって、脊柱菅狭窄症の主治医に言わせると、私の背骨は先天的に脊柱菅狭窄症になりやすい構造だそうで、



関連性があるのか判りませんが、先天性内反足は病名からしてそうだとして、左手の母指CM関節症も先天的な何かが影響しているのではと、素人ながら考えています。



それでありながら母指CM関節症用の装具のみならず、左足首の変形(内反・内転)の進行を抑える先天性内反足用の装具まで付けることがめっきり少なくなってしまいました。



歩いている時に、たまに左足の甲が右足のふくらはぎに当たることがあるだけで特に不自由を感じていないのが理由で、



進行が止まらなければプラスチック製などの固くゴツい装具にバージョンアップして、



それでも止まらなければ手術(足首固定術)になるとの説明を受けているのですが、



変形の進行速度がとてもゆっくりなため、手術への現実感が湧かないというのが正直なところです。



⬇️すっかり出番が無くなった装具達。黒い布製のが先天性内反足用の、うすだいだい色のゴム製のが母指CM関節症用の装具です。



一度関節が変形しだすと進行を止めるのは容易ではないと理解しているつもりでしたが、MP関節の過伸展の進行を見るにつけ理解が浅かったと反省することしきり。



戒めで付けたブログタイトル「あせらず・のんびり行きたい」を実践しつつ、医師の言いつけを守って行きたいと思います。



最後はとりとめのない内容になってしまいました。申し訳ありません。



では、皆様もどうぞご自愛ください。





経緯


2017年  2月 母指CM関節症の診断

母指CM関節症診断時の記事 



2022年  5月〜左手のMP関節が定期的に痛むように


2022年  9月 手の専門医受診を促される


2022年 10月 手の専門医を受診