昨日からの天候悪化と共に体調が急降下。自宅では、ひたすら横になる生活に逆戻り。


入院前より頭痛が強くなったような気がします(それでも激痛ではありません。)。


退院直後の好調が嘘のようです。


月曜日の入院初日、一日中点滴していました。


点滴効果で脳脊の症状が緩和し、それに合わせてMGの症状も緩和し、台風の目のように一瞬の晴れ間が差し込んだのかもしれません。


都合良く(都合悪く?)、水曜日の眼科・脳神経外科の受診日が好調期のピークでした。


私の場合、脳脊の典型的な症状である激しい頭痛がないため、普段、症状緩和の点滴のお世話になることはありません。


毎回の受診時に『点滴して帰るか』と脳神経外科医に気遣っていただき、


その効果が解らずにお断りすると『体調が悪いとき、いつでも点滴にいらっしゃい』と声掛けいただいたのを思い出しました。


点滴、これは癖になりそうです


また、点滴繋がりで、2016年の9月から12月にかけて、目症状についてMG、脳脊、緑内障の何れが原因かの鑑別診断を行ったのを思い出しました。


鑑別診断前に脳神経外科医院で、脳脊の治療後に複視と視野欠損が改善した症例(ヘスチャートとハンフリー視野計のビフォーアフター画像)を見せられました。


その脳神経外科医の、脳脊の可能性もあるのではとの疑いから、既に診断が付いていたMGと緑内障を一度リセットするという作業(鑑別診断)に進んだ経緯にあります。


大学病院(最初にMGの鑑別診断をした大学病院とは別の大学病院)がメインとなり、


いま通院している病院、そして発端となった脳神経外科医院の3つの医療機関連携による臨床研究で、


【複視】は「MG」または「脳脊」のどちらが由来か、【視野欠損】は「緑内障」または「脳脊」のどちらが由来か、の鑑別診断を行いました。


その際、初めて大量・高速の点滴をしたのですが、今回と同様に点滴後の一週間ほど調子が良かった記憶があります。


鑑別の結果、【複視】は「MG・脳脊」双方由来、【視野欠損】は「緑内障」由来でした。


体症状がMG、脳脊、胸椎骨折後遺症の何れが原因なのか、その後の鑑別診断に難儀していることは、前回のブログでお伝えした通りです。


ご参考までに、一連の検査は下のリンクからご覧いただけます。
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話しが飛びます。


月曜日、入院した日のエピソードを、ご参考までに披露させていただければ・・・


朝6時に目が覚め、立ち上がった途端、激しい目眩と吐き気に襲われました。


4年前の教訓を生かし、這うようにして動き、階段はお尻を着けて降り、1階の居間に移動。


血圧計で測ると、血圧はさほど高くなく、脈拍が50ほどの軽い徐脈の状態。


そうこうしていると全身から汗が吹き出し、目眩と吐き気が強くなったため。どうにか2階に上がり布団に倒れ込みました。


9時の開院と同時に近所の内科に駆け込もうと、布団の上で色々な姿勢を試しながらひたすら我慢。(家内には119番しないよう制止していました)


2時間経っても一向に良くならないため、家内が見かねて救急車を手配。


救急車が到着し、徐脈もあったので循環器内科への搬送をお願いしたところ、救急隊員が小刻みに左右に揺れる眼振を見るなり循環器内科ではないと判断。筋無力症で治療中の病院へ搬送された次第です。




今回、大事に至らずに済んで良かったですが、このような状態になったら脳梗塞などの脳疾患の可能性があるため、私のように2時間も我慢するのは問題外のようです。


4年前にも激しい目眩と吐き気を経験しました。前回は脳脊発症前で、動悸が激しかったので今回とは原因が違うような気がします。


残念ながら、当時救急搬送された病院では全身のCT検査でだけで、目眩などの検査を行わなかったため原因は不明のままです。


結果論かもしれませんが、『動けば治りが早い』との整形外科医の指示を真に受け受傷翌日から出勤したため、7番胸椎の圧迫骨折というオマケが付きました。(鎮痛剤も効かず痛みをこらえて仕事をしました。)


後に、これが脳脊髄液減少症発症の原因と、脳神経外科医に指摘されました。


『受傷後直ぐに動くなどもってのほか、自殺行為だ。最低2週間の安静は必要。』と、脳神経外科医に叱責されたのを覚えています。


ご参考までに、4年前の失神後の階段転落・胸椎骨折のエピソードは、下のリンクからご覧いたたけます。
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大学病院の治療方針が「MGの症状安定 → 脳脊の症状安定 → 眼筋の付け替え手術」と、前回のブログに記しました。


点滴その他の対症療法で脳脊の症状が緩和されることが明らになったとしても、治療方針の変更(MGと脳脊の入れ替え)は難しいのでしょう。


でも、点滴は鑑別診断には影響なさそうなので、時々試してみたいと思います。


甘春総合病院(ドラマ、ラジエーションハウスの舞台)にでも行こうかな?  


そんな妄想をしてみたり・・・


大学病院の治療方針を信じ、戒めのブログタイトル通り、あせらず、のんびり行きます。


今回は脱線ばかりでした。


とりとめのない長文、駄文で失礼しました。


では、皆様もどうぞご自愛ください。